「チャレンジ精神をアピールしたいけど、上手く伝わらない」「チャレンジ精神は差別化するのが難しいのか」など、チャレンジ精神をアピールする上で、これらの悩みを抱えている就活生は多いのではないでしょうか。

本記事では、チャレンジ精神を改めて見直し、差別化できる自己PRを書くためのポイントを解説。記事後半では、自己PRの例文も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

自己PRで企業が重視するチャレンジ精神とは?

企業が重視するチャレンジ精神とは、新しいアイディアや手法を積極的に取り入れ、困難や苦手なことに果敢に立ち向かう姿勢のことです。企業組織が変化に柔軟かつ前向きに対応し、持続的な成長を達成するために求められる価値観の一つとなる場合が多いです。

企業文化や風土によって求められるチャレンジ精神の種類が異なるため、企業研究を重ねた上でチャレンジ精神を自己PRに落とし込んでいく必要があります。

チャレンジ精神の種類

新しいことに積極的に挑むチャレンジ精神

「新しいことにチャレンジする」ことも魅力的なポイントです。変化の激しい時代で新しいことに臆せずチャレンジできるメンタリティを持つ人材は企業において重宝されます。新しいことにチャレンジした自己PRを考える際は、周囲をどのように巻き込んだのかも重視して見られる要素となります。

チャレンジの中には、一人でコツコツと取り組んだ挑戦もあれば、周囲を巻き込み成果を出した経験もあるでしょう。企業によって求められる能力が異なるので、自分が志望している企業で活かせるエピソードを見つけていきましょう。

苦手なことにも取り組むチャレンジ精神

誰でも苦手なことは「なるべく避けて通りたい」ものです。しかし、仕事をするようになれば、時に苦手なことに取り組まなければならない場面に直面します。特に、ベンチャー企業やスタートアップ企業を希望している場合には、幅広い業務を任される可能性もあります。

そのため、苦手なことでも積極的にチャレンジする姿勢は高く評価されます。単に、苦手なことにチャレンジするだけではなく、克服するための具体的な取り組み、施策など苦手なことに取り組む中での過程を大事にしましょう。

困難に立ち向かうチャレンジ精神

困難な高い目標に向かって取り組む姿勢は仕事をする上で非常に重要です。企業が成長していくためには、1人ひとりが目標に向かって挑んでいく必要があります。

そのため、困難と思われるようなことにも果敢にチャレンジし、前向きに取り組む人材は企業に「一緒に働きたい」と思わせることができます。

チャレンジ精神をアピールする自己PRの基本構成

基本構成

①結論 ⇨ ②出来事 ⇨ ③課題 ⇨ ④取り組み ⇨ ⑤成果

①結論:自分のPRポイント

結論ファーストで話すことによって、「これから何を話すのか」「あなたのアピールポイントは何なのか」が相手にとっても明確になります。そのため、「私は、チャレンジ精神があります」と最初に書きましょう。

就活では結論ファーストで簡潔に話すことが基本です。どんなところが自己PRなのかわからなくなってしまうことがないよう、出来事・自己PRに繋がるエピソード結論は最初に持ってくることを意識します。

②出来事:自己PRに繋がるエピソード

結論を述べた後は、自分がチャレンジ精神のある人だということが伝わるようなエピソードを話します。ここでも簡潔に伝えることを意識し、抽象的な表現はなるべく避けましょう。

簡潔にとはいっても、例えば「高校時代に部活動を頑張りました」だけでは、具体性に欠けます。その出来事に挑戦しようと思った理由やきっかけを伝えるようにしましょう。

③課題:挑戦する中で発生した課題や問題

エピソードの中で、直面した課題を明確にします。何かに挑戦する中で、課題や問題はつきものです。

どのような課題や問題が発生したのか、どんなことが原因だったのかなどを明確にしましょう。

④取り組み:課題に対する取り組み

最も重要になるのが、課題に対してどのような取り組みを行ったかです。挑戦する中で見えてきた課題に対してどのように向き合い、解決していったかが自己PRでは最も重要になります。

取り組みは具体的に書くことを意識します。課題や問題に対して、立ち向かった出来事はチャレンジ精神があることにも繋がるため、存分にアピールしましょう。

⑤成果:どんな経験やスキルを得たか

最後は、課題に対する取り組みからどんな経験やスキルを身につけることができたか、目標は達成できたかなど得られた成果でまとめます。達成できたことが数字にできる場合は、なるべく数字を出すようにしましょう。

取り組みの成果を明らかにすることで課題解決力に繋げることができます。良い結果ではなかったとしても、課題に対する熱心な取り組みを伝え、その上で何が足りなかったかなどの反省も付け加えることができれば、向上心や分析力などのアピールにも繋がるはずです。

自己PRでチャレンジ精神をアピールする時のコツ

自己PRでチャレンジ精神をアピールするときのコツ4つ

①企業の求めるチャレンジ精神に沿った内容にする

<仕事でどう活かすのか>

  • 苦難や困難にも前向きに立ち向かう

⇨(仕事では)高い売上目標にも屈さずやるべきことを実行する

  • 積極的に新しいことにチャレンジする

⇨(仕事では)新規事業を提案し、企業に新たな発想をもたらしたい

チャレンジ精神は、仕事でどのように活かすかを伝えることで、企業に評価されます。応募職種における再現性をアピールし、企業に採用メリットを感じ取ってもらうことが重要です。

事前に必ず、企業研究を行い、応募職種で活躍するイメージを具体化したのちに、自己PRの結論に結びつけることがポイントです。

②チャレンジしたきっかけや理由を詳細に述べる

「チャレンジ精神」のアピールでは、何の理由もなしにただチャレンジするのではなく、チャレンジするに至ったきっかけが大切です。企業は、行動を起こすまでの思考パターンや心理に着目しています。

なぜチャレンジしようと思ったのか、どんな目的を持ってチャレンジしたのか、どんな事がきっかけでチャレンジしようと思ったかなどを詳細に書くようにしましょう。

③チャレンジの内容や期間を具体的に示す

これまでチャレンジしたことをひたすらに述べるだけでは、「無計画」「飽きっぽい」という印象を与えてしまう可能性もあります。複数のことにチャレンジした経験がある場合でも、1つに絞った上でチャレンジの内容や期間などを具体的に示すようにしましょう。

これによって、マイナスなイメージに繋がることを防ぎ、どんなことにどのようにチャレンジしたのかを想像しやすくなります。特に、期間は「1年間」「半年間」など具体的な数字を含めることで、より状況が伝わりやすくなります。

④チャレンジしたことによる成果を明らかにする

ただチャレンジしたことをアピールするだけでは効果的なアピールとなりません。チャレンジの結果、どんな成果を得られたのか、何を学んだのかが重要になります。

そのため、自己PRでは果敢にチャレンジしたことで、成果を得る事ができた経験を伝える事が大切です。社会人では常に成果や結果を得ることが求められるため、チャレンジによって成果を得られた経験は高く評価されます。

自己PRのチャレンジ精神を差別化するポイント

  • きっかけとエピソードの文脈に繋がりを持たせる
  • 言い換えやキャッチフレーズを使う
  • チャレンジすることで伴うリスクを把握する

きっかけとエピソードの文脈に繋がりを持たせる

他の人と差別化するためには、チャレンジしたエピソードとそのきっかけに繋がりがあるかが重要です。例えば、アルバイト経験を例にすると、店の売上を上げるキャンペーンの企画から実行まで一貫して挑戦したエピソードに対して、「なぜそれを行ったのか」という背景を入れることで、説得力のある内容になります。

この場合、「店の売上が半年間停滞している現状があった」「材料費がかさみ商品の原価が上がったことで、さらに利益を出さなければならない状況であることに危機感を持ったため」など、きっかけも合わせて伝えることで、印象に残る自己PRになるでしょう。

言い換えやキャッチフレーズを使う

チャレンジ精神の言い換え例
  • 企画は必ず実行する
  • 苦手なことにも挑戦する
  • 結果に必ずコミットする

チャレンジ精神とは具体的にどんなことなのか、表現を言い換えたり、自分のキャッチフレーズを考えることで、自己PRの独自性が高まります。

上記はあくまで例ですが、自分のエピソードに応じて、チャレンジ精神を言い換えることで、より強みが伝わりやすく、アピールにつながる傾向があります。企業に自分の強みを理解してもらうことが重要です。

チャレンジすることで伴うリスクを把握する

企業が求めるチャレンジ精神とは、リスクを踏まえた上でチャレンジすることです。働く上で、チャレンジすることは大切ですが、闇雲に取り組み、失敗すれば会社に損失を与える可能性もあります。

そのため、チャレンジする上で伴うリスクを把握する力や、リスクに対する対応力など、広い視野や対応力は高い評価となります。エピソードの中でチャレンジに伴うリスクに関しても言及できると効果的なアピールとなるでしょう

チャレンジ精神をテーマにした自己PR例文

チャレンジ精神の自己PR:アルバイト

例文

私の強みはチャレンジ精神があることです。

私は、大学1年生から塾講師のアルバイトを開始しました。初めは、生徒との距離感をうまく掴むことができませんでした。生徒にとってわかりやすい授業となっているかとても不安になり、次第に塾講師は向いていないと感じるようになりました。しかし、始めたからにはやり遂げたいという思いがあり、先輩や塾長に積極的にアドバイスを聞きに行き、時には授業見学をさせていただくことで指導のノウハウを学びました。その結果、次第に自分らしい授業を行うことができるようになり、生徒との距離も近付いていきました。また、生徒たちが異なる学年やバックグラウンドを持っていたため、個々のニーズに沿った指導を模索し、効果的なカリキュラムの構築に取り組みました。その結果、担当していた全員を志望校合格に導くことができました。

挑戦の中で学び、成長する経験は、私にとってチャレンジ精神を深め、新しい課題に積極的に取り組む意欲を高めました。今後も、この積極的な姿勢を持ち続け、新たな挑戦に果敢に立ち向かっていきます。塾講師の経験から得た多くのことをもとに、未知の領域に飛び込んで新たな成果を生み出していきたいと考えています。

上記の例文では、未経験である塾講師にどのようにチャレンジしたのかが、具体的なエピソードを交えて書かれています。また、苦手や困難な課題に対する取り組みがしっかりと成果へ結びついている点もポイントです。

苦手や困難に対して、どのように取り組み、どんな成果を得る事ができたのかという流れを意識しながら書くことで綺麗な文章に仕上がります。

チャレンジ精神の自己PR:留学

例文

私の強みはチャレンジ精神です。大学の3年生のときにアメリカに1年間交換留学をしました。英語力に自信がなかった私は、授業や日常会話で苦労し、特にグループディスカッションで自分の意見をうまく伝えることができませんでした。そのため、最初の数週間は積極的に発言することができず、授業で目立たない存在となってしまいました。

しかし、この状況を打破したい一心で、毎日英語で日記をつけ、発音や文法を意識して練習しました。また、現地の学生に自分から話しかけ、積極的にランチや授業後に会話を交わすようにしました。最初は会話のスピードについていけず、理解するのも大変でしたが、徐々に相手の言っていることが聞き取れるようになり、自分の意見を自信を持って話せるようになりました。

特に印象的だったのは、グループプロジェクトで他国から来た学生たちと意見交換をした経験です。文化やバックグラウンドが異なるため、最初は意見が合わず、進行に時間がかかりました。しかし、私はその違いを理解し、メンバー間で意見をまとめる方法を提案しました。最終的に、全員が納得する形でプロジェクトを完成させることができ、この経験を通じてチームワークと柔軟な問題解決能力が身についたと感じています。

この留学を通じて、困難を乗り越える力や、新しい環境に柔軟に適応する力を養いました。貴社でも、このチャレンジ精神を活かし、積極的に新しい課題に取り組んでいきたいと考えています。

英語を使う仕事や外資系などでは特に、自己PRとして留学経験を書く人は多いです。そのため、エピソードに独自性を持たせることを意識しましょう。

留学をすることになった経緯や準備にかけた努力などに着目して書くのも良いかもしれません。

チャレンジ精神の自己PR:ボランティア

例文

私は大学で地域の福祉施設で高齢者支援のボランティア活動に参加し、困難に挑むチャレンジ精神を養いました。最初、私は高齢者とのコミュニケーションに悩みました。特に認知症の方々と接する際、言葉が通じず、どう反応してよいか分からずに苦労しました。何度も会話が続かず、効果的に関わることができない自分に対して、焦りや不安を感じることがありました。

そのため、私は施設のスタッフに相談し、認知症の方々と接する際のポイントやコミュニケーション方法を学びました。特に、相手のペースに合わせて短い言葉で話し、感情を尊重することが重要だと気づきました。さらに、定期的にボランティア仲間と情報交換を行い、お互いの経験を共有することで、新しい方法を試みました。

次第に、高齢者の方々と信頼関係を築くことができ、笑顔や「ありがとう」といった言葉をかけてもらえるようになりました。特に、レクリエーション活動を提案した際に、高齢者の方々が楽しんでくれる姿を見ることができ、その達成感は大きな自信となりました。

このボランティア活動を通じて、私は困難に直面しても諦めずに挑戦し続けることの大切さを学びました。貴社でも、このチャレンジ精神を活かし、新しい環境や課題に前向きに取り組んでいきたいと考えています。

単に「チャレンジ精神」とするのではなく「困難に挑むチャレンジ精神」とすることでどんなチャレンジ精神があるのかをすぐに判断する事ができます。

また、ボランティア活動の内容と志望する業界や職種が近いとより効果的なアピールとなります。

チャレンジ精神の自己PR:部活動

例文

私は大学でバスケットボール部に所属し、キャプテンとしてチームを牽引してきました。特に、昨年の大会で直面した困難を乗り越えた経験が、私のチャレンジ精神を育んだと感じています。

シーズン途中、エース選手が怪我で長期離脱するという予期しない事態が発生しました。チームは一気に戦力が低下し、「このままでは目標達成は無理だ」と感じるメンバーもいました。しかし、私はチーム全員に諦めることなく、目標達成に向けて全力を尽くすよう呼びかけました。

具体的には、まず戦術を変更し、エースの役割をチーム全体でカバーする形にしました。攻撃のバリエーションを増やし、個々の選手が得意なプレーを活かせるように練習メニューを調整しました。また、練習では個別のスキルアップに焦点を当て、全員が自信を持ってプレーできるようサポートしました。

その結果、チーム全体のレベルが向上し、予選を突破して全国大会に出場することができました。この経験を通じて、困難な状況でも柔軟に対応し、最後まで諦めずに挑戦し続ける力を身につけました。

このチャレンジ精神とチームをまとめるリーダーシップを活かして、貴社でも新しい課題に前向きに取り組み、成果を上げていきたいと考えています。

部活動は多くの自己PRとして書くことが考えられます。そのため、具体的にどんな成果を残す事ができたかを明確にする事が大切です。

「全国大会出場」「県大会2位」など、具体的に書くことで努力が結果として伝わりやすくなります。結果が残せなかった場合でも、そこから学んだことなどを自分なりの言葉でまとめることで差別化を図りましょう。

チャレンジ精神の自己PR:サークル

例文

私の強みはチャレンジ精神です。私は大学で、サークルのスポーツイベント運営を担当しました。サークルには部員が多く、毎年開催されるスポーツ大会の準備は非常に大変で、特に運営がスムーズに進まないことが多かったです。私が担当した年は、例年よりも参加者が増え、場所やスケジュール調整に大きな課題がありました。

最初は、チームメンバーと連携しながら準備を進めていましたが、開催直前に会場が急遽変更されることになり、計画が大きく狂いました。時間的な余裕もなく、どこに重点を置くべきか判断に迷いましたが、私はまず冷静に状況を把握し、優先順位をつけて行動しました。会場の再手配や参加者への連絡を迅速に行い、最終的には予定通りイベントを開催できました。

この経験を通じて、限られた時間とリソースの中で計画を柔軟に修正する力、そして何よりも最後まで諦めずに挑戦し続けることの重要性を学びました。チームとして一丸となり問題を解決できたことも大きな成長でした。このチャレンジ精神を活かし、貴社でも新しい課題に積極的に取り組み、成果を上げていきたいと考えています。

上記の例文では、チャレンジ精神だけではなく、柔軟性や課題解決力もアピールすることができています。特に、課題解決力は社会人として求められる重要なスキルです。

チャレンジしたことで様々なことを学ぶ事ができるのがチャレンジ精神があることの良さであるため、得られた能力などにも言及するようにしましょう。

チャレンジ精神の自己PR:インターンシップ

例文

私の強みは新たなことに挑戦するチャレンジ精神です。大学在学中に経験した営業職のインターンシップは、私のチャレンジ精神と適応力を大きく伸ばすきっかけとなりました。

インターンとして配属された当初、私は営業の経験がまったくありませんでした。そのため、商品知識の習得、顧客とのコミュニケーションスキル、営業戦略の理解など、多くのことを1から学ぶ必要がありました。私は先輩営業担当者から学び、さらには自ら積極的に関連書籍を読み、知識を深めました。実際の顧客との交渉においても、初めは戸惑いや失敗を経験しましたが、それらを学びの機会と捉え、フィードバックを活かして次回に活かすPDCAを回すことで、顧客のニーズを的確に把握し、解決策を提案するスキルが身につきました。

インターン期間の終わりには、新しい顧客を獲得することに成功し、チームの売上に貢献することができました。

今後のキャリアにおいても、新たな挑戦を恐れず、迅速に学び、実践していく実行力を貴社の業務において活かしていきたいと考えています。

営業職のインターンシップにて、未経験からどのように業務をキャッチアップし、成果に結びつけたかが具体的に書かれています。書籍や先輩から学ぶ姿勢に積極性を感じることや、失敗・フィードバックを活かしながらPDCAを回していくことにチャレンジ精神が垣間見えるエピソードとなっています。

営業職のインターンをテーマにする場合は、定量的なKPI・KGIに対して、どのようなアプローチをしていったのかを表現できると、インパクトのある自己PRとなるでしょう。

チャレンジ精神の自己PR:趣味(旅行)

例文

私は「挑戦すること」を大切にしています。特に1人旅を通じて多くの成長を経験してきました。昨年の夏休みに、初めてのバックパッカーとしての1人旅を東南アジアで行いました。旅の中で一番印象に残っているのは、タイで経験した出来事です。私は事前に行きたい場所をリストアップし、バスや鉄道を使って観光をしようと計画していました。しかし、現地に到着すると、思っていた以上に交通機関の案内が不親切で、言葉の壁にも苦しみました。予定していたバスが突然運休になり、駅で立ち往生してしまったのです。そこで、まずは地元の人に助けを求め、簡単な英語やジェスチャーで情報を得ることができました。その結果、予定よりも少し時間がかかりましたが、無事に目的地に到達することができました。

この経験から学んだことは、「予測できない事態に柔軟に対応する力」と「冷静に問題解決を試みる姿勢」です。また、限られた時間内で効率よく行動するために、情報収集を事前に入念に行うことの重要性も実感しました。特に、現地での不安や困難に直面したときでも、一度立ち止まって冷静に次の行動を考えることで、最終的に成功へと導けることを確認しました。

このような経験は、仕事においても非常に役立つと感じています。業務で予期しないトラブルや変更が発生した場合でも、柔軟に対応し、最適な解決策を見つけ出す力を持っていると自負しています。貴社においても、新しい環境や難しい課題に前向きに挑戦し、着実に成果を上げていきたいと考えています。

上記の例文では、バックパッカーとしてチャレンジした経験から多くのことを学ぶ事ができたという事がわかります。文字数の制限に余裕がある場合は、なぜバックパッカーをすることになったのか、など趣味を始めることになったきっかけや理由についても書きましょう。

また、例文のようにチャレンジ精神ではなく「挑戦すること」と言葉を言い換えています。チャレンジ精神を自己PRのテーマにする学生は多いため、表現を変えることで差別化にも繋がります。旅をテーマにする際は、計画性を評価される可能性もあるため、旅を始める前のエピソードも含めるとより良い自己PRになるでしょう。

チャレンジ精神の自己PR:ゼミ

例文

私は大学のゼミで、地域社会の環境問題を解決するためのプロジェクトに取り組み、チャレンジ精神を養いました。ゼミでは、地域のゴミ問題に対する解決策を提案することが課題でしたが、問題解決には多くの困難が伴いました。

まず、地域住民にアンケートを実施し、ゴミ問題に関する意識を把握しました。しかし、調査を進めていくうちに、住民の多くがゴミ問題に無関心で、協力を得ることが難しいことがわかりました。ゴミ回収の仕組みや地域住民の意識改革には時間がかかるため、最初は「どこから手をつけるべきか」と悩みました。

そこで私は、「小さな成功体験」を積み重ねるアプローチを取ることにしました。まずは、ゴミの分別やリサイクルの重要性を啓発するためメンバーと一緒に地域住民向けのワークショップを開催しました。具体的には、住民が日常的に使っているゴミの種類や分別方法を実演し、実際にリサイクル可能なゴミとそうでないゴミを分ける体験型のワークショップです。

その結果、参加者から「分別がどれだけ重要か、改めて実感できた」といった声を聞くことができ、徐々に地域内でゴミ分別への関心が高まりました。さらに、地域の商店街とも連携し、リサイクル可能な商品の販売促進を提案しました。このように、ゼミのメンバーと協力しながら、少しずつ地域の意識を変えることができました。

この経験を通じて、課題が大きくても一歩ずつ前進することで解決策が見えてくることを学びました。また、チームでの意見交換や、他者と協力しながら目標を達成する重要性を実感しました。この経験を活かして、貴社での業務にも新しい視点でチャレンジし、着実に成果を上げていきたいと考えています。

ゼミでの経験は独自性があり、人と被らないようなエピソードとしておすすめのテーマです。しかし、理系の人などは特に専門的な用語はあまり使わないようにしましょう。

ゼミの内容と職種がマッチしていれば多少専門用語が入っていても伝わりますが、専門用語が入っていると読みにくく、内容も伝わりにくくなってしまうため注意が必要です。

チャレンジ精神の自己PR:資格取得

例文

私の強みは諦めずにトライするチャレンジ精神です。その一例が、英検1級の資格取得を目指して何度も挑戦した経験です。高校1年次に英検3級からスタートし、大学3年生で1級を取得することができました。

大学3年次で1級に最初に挑戦した時は、英語の基礎力やリスニング力に課題があり、試験の度に思うような結果が得られませんでした。しかし、自己分析を行い、弱点を明確にすることで学習方法を改善しました。具体的には、リスニングや読解力向上のために毎日の英語ニュースやポッドキャストを活用し、またライティング力強化のために英語で日記をつけるなどを行いました。失敗を恐れず、常に前向きに取り組み続けた結果、2回目の挑戦で英検1級に合格することができました。この経験は、何度も挑戦し、困難に立ち向かう重要さを教えてくれました。

この挑戦を通じて、私は「諦めずに継続する力」と「問題解決能力」を培うことができました。何度も壁にぶつかりながらも、自分の課題を見つけ改善し続けることが、目標達成に繋がることを実感しました。この姿勢は仕事や日常生活でも活かされ、どんな困難な状況でも冷静に対処し、問題を解決する力を高めることができました。

今後も、自己成長を続け、さらに多くの資格やスキルを身につけ、さまざまなチャレンジに挑みながら、より広い視野で成果を上げられるよう努力し続けていきます。

資格取得なども伝え方を工夫する事で自己PRに効果的なアピール材料となります。ただ単に資格を取得したというだけではなく、取得に向けてどんな努力をしたのかなどを明確に示しましょう。

また、取得した資格が業務に活かせるものである場合はより効果的なアピールとなるはずです。

チャレンジ精神をテーマに自己PRを書くときの注意点

「計画性がない」と思われないようにする

新しいことに取り組むチャレンジ精神は評価されますが、「計画性がない」、「飽き性である」印象を企業に与えてしまう可能性もあります。自己PRの作成においては、複数のエピソードを羅列するのではなく、1つのエピソードを深掘りする形で、計画性も合わせて訴求しましょう。

またチャレンジして取り組んだことの成果に対して、自己分析を行い、どのような点が良かったのか、どのような点を改善する必要があるのかを明確にすることも内省していることを企業に訴求することにつながり、計画性を上手く伝えることができるでしょう。

能力や業務への再現性を盛り込む

チャレンジ精神を持って行動したことが、どのような能力や業務への適正につながるのかを結論に盛り込むことも重要です。チャレンジ精神をアピールして、自分は何ができるのか、社会人になった時に活かせる業務への再現性を自己PRに落とし込むことで、採用担当者から信頼感を得られるでしょう。

また、再現性の書き方のコツとして、5W1Hを意識し、客観的に述べることが大切です。自分が企業でどのように活躍できるかを文章にすることは時間がかかりますが、自分と向き合いながら取り組んでみてください。

自慢にならないようにする

チャレンジ精神をテーマに自己PRを作成する際は、自慢にならないように気をつけましょう。ここまでの内容をきちんと網羅できていれば問題ないですが、自己PRの目的が定まっていないと、自分のやってきた経験を自慢しているだけの自己PRとなってしまいます。

チャレンジを達成する過程での他者の支援や協力があったことを表現し、成果だけではなく、学びから成長したことも伝えることが大切です。

また、自己PRのゴールや結論を考えたのちに、逆算しながら中身を組み立てていくとよいでしょう。

自己PRで「チャレンジ精神」を効果的にアピールしよう!

自分にとってのチャレンジ精神とは何なのか、チャレンジ精神を活かして企業でどのように活躍するのかを簡潔に表現できれば、書類選考通過への道は開けます。

「チャレンジ精神」は自己PRで強みとしてあげる就活生も多いため、自分らしさが伝わる内容になっているかを意識して書くことが大切です。ポイントを押さえ、採用担当者の印象に残る自己PRに仕上げていきましょう。

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