就活の際に、努力したことをテーマに自己PRを作成する人は多いと思います。しかしながら、どのように伝えれば魅力的に企業へ伝わるか、悩みを抱える人もいるのではないでしょうか?
本記事では、自分の努力をテーマにした自己PRの書き方や例文を紹介。自分と向き合いながら効果的に企業に伝えるポイントを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
企業はなぜ努力家を求めるのか
人柄が現れるから
自己PRで企業が重視しているのは、応募者の資格などのスキルよりも人柄です。特に新卒採用では、入社後の新入社員研修が充実しているため、ポテンシャルを見られることのほうが多いでしょう。
また、仕事を円滑に進める上で社外だけでなく社内の人とのコミュニケーションは必要不可欠であり、人柄が良いことが伝われば好印象を与えられます。
努力家は何事にも一生懸命に取り組む印象を与え、人柄の良さをうかがわせます。自分が困難な状況にあるときに、どのように考えて行動するのかを具体的に伝え、採用担当者がイメージしやすい内容を心がけましょう。
新しいことに取り組む粘り強さが必要だから
会社では、新しいことに挑戦する姿勢を若い社員に求めています。これは、入社してすぐに社会人として慣れない環境に適応してほしいだけでなく、多少難しいことがあってもあきらめずに取り組み続ける気力が必要だからです。
また、異動や新規事業の立ち上げなど、入社してからも慣れないことに対する粘り強さは様々な機会で発揮できます。
ある程度長い時間をかけて行った努力を強調することで、入社後も活躍できることのアピールになるでしょう。
結果が好ましくない時の行動が知れるから
自分が努力した結果が好ましくなかったとしても投げ出さず、最後まで努力し続けられる力が求められます。
仕事をする上で、全てが順調に進むことはほとんどなく、時には上司や顧客からの厳しい言葉に落ち込むこともあるでしょう。しかし、指摘を自分なりに受け止めるだけでなく、改善したうえで努力し続けることがさらに重要です。
また、受けた指摘を深刻に受け止めすぎず、再度前に進むためのモチベーションにできる能力をアピールするために「努力」を使うのも良いでしょう。
企業が求める努力家の特徴
分からないことを自分でキャッチアップできる
新しく取り組むことや未知なことに対して、どのように解決していくかを企業は重視しています。分からないことを、インターネット検索、専門書籍の読解、同僚や専門家へ相談するなど、主体的に解決に向けて努力する人が求められています。
特に、Web・IT業界をはじめ、商流や情報の流れが早い環境では、自分で情報を収集し、自走していく力が重要です。そして、自分で業務をキャッチアップできれば、不足の事態が生じた時に柔軟な対応を取れることにもつながります。
当たり前のことを継続できる
当たり前のことを継続できる力も企業で活躍していくうえで重要です。日々の業務を一定の品質で継続的にこなすことで組織やチームから信頼されるでしょう。例えば、提案書の締め切りを守る、定例ミーティングの議事録を取る、定期的なレポートを提出するなどの細かい業務を確実に遂行することで、上司から仕事を任せてもらえるようになります。
社会人としての基礎・基本を徹底できた次のステップで、高度のスキルの求められる難易度の高い仕事を依頼してもらえるチャンスが広がるのです。責任感を持って、日々の仕事を着実にこなせるように努力する必要があります。
苦手を克服できる人
努力して苦手を克服できることも求められる要素です。まず、自身の強みと弱みを正確に理解し、苦手な領域を自己認識することが大切です。そして、苦手の克服に向けた継続的な実践と努力が必要となります。繰り返し練習することで、徐々に弱点が改善していきます。
また、失敗してしまってもすぐに切り替えるポジティブなマインドを持ち、成長の機会と捉えることができるのも苦手を克服できる人の特徴です。苦手を乗り越えるための努力を惜しまない姿勢を持ちましょう。
目標を定めることができる
特に長期的な努力をする際には、明確な目標を定めた上で、その目標を目指して努力することが必要です。ただやる気があってする努力ではなく、効率よく努力をするというアピールにもなります。
また、短期的・長期的目標が定まった上で逆算して適切な努力をしていれば、計画性も同時にアピールすることができます。この場合、その努力が実ったのかどうかはあまり重視せず、なぜ、どのように考えて目標を設定したのかを掘り下げて伝えましょう。
短期集中型
短期集中型で成果を上げる努力のできるタイプは、企業にとっても魅力的です。特に営業職において、短期間で目標へコミットできる人材を求めている企業が多いです。また、製品の発売前の最終調整、締め切り直前のプロジェクトの遂行、突発的な市場の変動に対応する戦略の変更など、短期集中で結果を出すことの求められる場面が、業務の中で発生することもあります。
短期集中型の努力では、チームメンバー間のコミュニケーションと協力が不可欠です。各メンバーの役割と責任を明確にし、定期的な進捗確認と調整を行うことや、締め切りを守るための時間管理も重要です。
コツコツ長期型
コツコツ長期型の努力は、継続的に試行錯誤しながら、努力を積み重ねることで成果を残すタイプを指します。例えば、マーケティングにおける広告運用を行う際に、CV獲得に向け、キーワードを最適化したり、広告クリエイティブを改善したりすることで、PDCAを運用していくことがあります。この過程において、一歩一歩着実に目標に近づくことに焦点を置き、コツコツ努力できる人は、企業に重宝される人材となれるでしょう。
コツコツ努力するには、目標設定することが重要です。長期目標を段階的な小目標に分け、実行可能な計画を立てることで、目標に向けての進捗が可視化され、モチベーションの維持にもつながります。
「努力」をテーマにした自己PRの書き方
- きっかけとエピソードの文脈に繋がりを持たせる
- 言い換えやキャッチフレーズを使う
- 企業が求めるチャレンジ精神に沿う結論を考える
➀結論を最初に書く
自己PRの結論を最初に書きましょう。「私は、〇〇の努力ができる人間です。」という様に、自分はどのような努力ができるのかを最初に書くことで、読み手の注意を引きつけ、メッセージの重要性を強調するのに効果的です。
また、結論を分かりやすく書くことで、努力したエピソードや根拠に文脈的につなげられるでしょう。企業担当者がみる際に一眼で分かるというのもメリットとして挙げられます。
➁根拠とエピソードを具体的に書く
努力をテーマにする自己PRでは特に、根拠とエピソードを具体的に書くことが大切です。努力が具体的かつ実際的な結果に結びついていることを示すことで、説得力が増します。また、努力するに至った背景の詳細も伝え、努力する必要性があったことを訴求することで、説得力のある自己PRに仕上がります。
努力と成果が明確に示されることで、企業に対して自分がどのような価値をもたらすことができるかを効果的に伝えられるでしょう。
➂成果や学びから企業が求める「努力」に結びつける
自己PRの文末には、企業が求める「努力」に結びつける形で結論を書くようにしましょう。過去の成果や学びを企業が求める「努力」に結びつけることは、あなたの経験が企業のニーズとどのように一致するかを示すために重要です。
企業が求める努力を把握するには、応募企業のHPや求人票から調べたり、OB訪問で社員から話を聞いたりして、応募企業に対する理解を深めましょう。
「努力家」をアピールする時のポイント
「努力」の定義を明確にすること
- 我慢強く物事に取り組む
- 計画を立てコツコツと物事に取り組む
- 何事にも全力で取り組む
- 新しいことにも積極的にチャレンジする
- 分からないことも自分でキャッチアップする
努力の定義の仕方は、工夫を凝らした自己表現をしましょう。「努力する」という表現は、他の言葉に言い換え可能です。
上記のように、単に努力家であることを伝えるのではなく、どのような努力に秀でているのかを自己表現することで、企業の採用担当者の印象に残る自己PRの冒頭になります。
努力を数字などを使って客観的に表現すること
定量的に努力を表現することで、自己PRの信憑性が高まります。例えば、テストの成績を何%向上させたか、プロジェクトでどれだけのコスト削減を実現したかなど、具体的な数値を用いることが効果的です。
また、努力した期間や頻度は数値を用いて、明確にするのもよいでしょう。「毎日2時間以上英語の学習に費やした」「週5日のトレーニングを1年間続けた」といった形で、努力の規模や持続性を示すことも、努力をアピールするうえで重要です。
「努力」するきっかけを含めること
努力したきっかけや背景を伝えることで、自分のモチベーションとパーソナリティなど、人間性を知ってもらえます。努力を始めるきっかけとなった特定の失敗体験、挑戦したプロジェクト、影響を受けた人物など、あなたを動かした具体的な要因を明示し、自分の性格や価値観を企業に訴求しましょう。
定性的な部分も自己PRに含めることで、独自性のある自己PRに近づき、企業にとって好印象にうつるでしょう。
「努力前」と「努力後」の変化を入れること
努力前と努力後の変化を分かりやすく伝えることも、自己PRを作成するうえで大事なポイントです。努力したことで、具体的にどのような変化や進歩があったのかを伝える内容を盛り込みましょう。
例えば、努力前は特定のスキルや知識が不足していたが、一定期間の学習や実践を経て、その分野での成果や成長が達成されたことを示す内容を示しましょう。努力した過程で起こった変化を分かりやすく伝えることで、自分のポテンシャルを効果的にアピールすることができるでしょう。
努力した結果の失敗談でもアピールすること
努力をテーマに自己PRを考える際には、その努力が実を結ばない結果となっても問題ありません。努力した体験がどのような自己成長や深い学びにつながったかを示し、応募企業に入社した場合に、どのように活躍できるのかを明確にできれば、魅力的な自己PRとなるでしょう。
採用担当者は努力によりどのような成果を出したのかだけでなく、努力の過程も重視して候補者を評価しているため、失敗から培ったことを就活で活かすべきなのです。
「努力家」を強みとする自己PR例文
サークル
私は、学生時代に参加したバスケットボールサークルでの経験から、粘り強く物事に取り組むことを強みとしています。
サークルに入った当初、私のバスケットボールスキルは他のメンバーよりも明らかに劣っていました。シュートの精度が低く、ディフェンスも甘かったのです。これを克服するために、毎朝早起きして個人練習に励みました。具体的には、シュート練習に毎日追加で1時間を費やし、週末にはディフェンスの技術向上のためのコーチと1対1で特別トレーニングを実施。この努力の結果、半年でシュート成功率が20%から60%へと向上し、ディフェンス面でもチームの要として頼りにされる存在に成長しました。
この経験から、困難な状況でも諦めず、目標達成のためにコツコツと努力を続けることの大切さを学びました。この「努力家」としての資質は、貴社で直面するであろう挑戦にも積極的に取り組み、成果を出すために活かすことができると確信しています。(400字以内)
努力したことが具体的に記載されている自己PRです。エピソードの結論としてチームの要となる存在に成長したという内容となっていますが、もう少し客観的な成果が追加できると説得力が高まるでしょう。
また、努力した過程の中で、自分が周囲にどのように巻き込んだのかを表現できると、企業でどのように活躍してくれるかをイメージできる内容となるでしょう。
部活
私の最大の強みは、リーダーとして組織を活性化させることへの努力を惜しまないことです。学生時代にラクロス部の部長として活動しました。私たちの部活は人数が少なく、部員の技術レベルもまばらでした。そこで部を成長させるため、部員たちのモチベーションを高めるために個々の強みを活かした練習メニューを考案し、部員一人ひとりと面談を行いました。また、部の運営をより効率化させるために、スケジュール管理、イベント企画、資金調達において担当するメンバーを選出し、部活動の質を高めるためにさまざまな取り組みを行いました。
この努力の結果、部員の技術レベルは顕著に向上し、地区大会出場から入賞できるレベルまでの成績も向上しました。そして、部員間のコミュニケーションが活性化し、団結力も強まったことは、私にとって大きな達成感でした。
この経験から、目標に向かってコツコツと努力を積み重ねることの重要性、そしてチームをまとめ上げるリーダーシップの重要性を深く理解しました。貴社で直面するであろう課題に対しても、同様に果敢に取り組み、チームを牽引し、成果を出すために活かすことができると考えています。(500字以内)
部長として、ラクロス部の運営を全うした自己PRです。努力に関する前後の変化を成績の向上だけでなく、コミュニケーションの活性化や団結力の強化といった組織の活性化においても成長を遂げたことを記載できているのは、人としてのポテンシャルを感じさせる内容で、企業からも高い評価を得られるでしょう。
ただし、全体的に長いので具体的なエピソードは1つに絞り、内容を深掘りしていく方が、独自性の高い自己PRとなるでしょう。
アルバイト
私の強みは新しいことにも積極的に挑戦し、自走できることです。学生時代にスポーツジムでのアルバイトを3年間経験しました。当初、私はフィットネス業界に関する知識が乏しく、顧客サービスにも自信がありませんでした。しかし、この状況を改善するため、私は積極的に学び、努力を重ねました。
具体的には、業務終了後1〜2時間程度、フィットネス関連の書籍を読んだり、オンラインで最新のトレーニング方法を学んだりしました。また、より良い顧客サービスを提供するために、コミュニケーションスキルを磨くワークショップにも積極的に参加しました。このような努力の結果、数ヶ月後には、顧客からの信頼を得て、アドバイスを求められることが増えました。さらに、私の提案した新しい自重トレーニングプログラムが好評で、新規会員登録の目標達成に貢献しました。
この経験から未知の分野でも自ら学び、努力を積み重ねることで成果を出し、チームの一員として貢献できると考えています。(450字以内)
フィットネスに関する知識が0の状態から、成果を残すまでのエピソードが分かりやすく表現されている自己PRです。努力したことによって、顧客から信頼を得られるレベルに成長したことは、企業にとっても好印象です。新しい企画を提案し、実行に移した点も常に向上しようとする姿勢を垣間見ることができます。
結論部分でもう少し、応募企業に対してどのように貢献していくのかを記載できているとインパクトのある自己PRに仕上がるでしょう。
インターンシップ
私は学生時代にメディア企業でのインターンシップを通じて、アウトプットを積極的に行う努力を積み重ねてきました。インターン当初、メディア業界の知識と経験が不足していましたが、この環境で成長し貢献するために、積極的に学び、努力を重ねました。
まず、業界のトレンドと基礎知識を身につけるために、関連する記事や書籍を徹底的に読むことや、自らSNSを開設し、毎日情報発信を行いました。実務面で特に印象深いのは、インターン中に担当したWeb記事の企画と執筆です。初めての経験でありながら、先輩の指導のもと、リサーチを行い、数多くの記事を執筆しました。記事の添削時には、修正が10回以上発生することもあり、締めきり間近まで、推敲を重ねました。この経験は、タイトな締め切りの中で質の高いコンテンツを生み出す力を養うことに繋がりました。
このインターンシップでの努力と経験は、未知の分野でも迅速に学習し、自らのスキルを磨き上げることができるという自信を私に与えました。貴社においても、この「努力家」としての資質を活かし、新たな課題にも積極的に取り組み、貢献していく所存です。(500字以内)
インターンシップでの経験から学んだことを中心に努力に紐付けている自己PRとなっています。メディア企業や親和性の高い業界・業種から即戦力として活躍できるポテンシャルがあると高評価を得られるでしょう。
一方で、インターンシップでの経験を自己PRに盛り込む際は、定量的な変化や成果に着目して、数字を入れるとより、説得力のある自己PRとなります。アピールできる成果はないか今一度考えてみましょう。
留学
私は、未知の環境でも地道に努力を積み重ねられる強みがあります。学生時代はイギリスに2年間留学しました。留学当初、言語の壁と文化の違いに直面し、コミュニケーションに大きな困難を感じていました。しかし、この挑戦を乗り越えるために、私は日々の努力を惜しみませんでした。
最初に取り組んだのは、英語能力の向上です。毎日の語学学習に加え、現地の人々との積極的な交流を心がけました。学内のコミュニティに参加したり、地元のイベントに足を運んだりして、実践的な会話力を養いました。多様な文化背景を持つ人々と交流する中で、日本の文化も発信していくことで、異国の地で適応していく力を培いました。努力の結果、留学の終わりには、流暢な英語でのコミュニケーションが可能となり、TOEFLで目標とするスコアを獲得できました。
この留学経験で学んだ、未知の環境でも自ら学び、適応する力を、貴社での業務においても、新たな課題にも柔軟かつ積極的に取り組み、価値を生み出していきたいと考えます。(450字以内)
留学時の経験を忠実に表現した自己PRとなっています。自ら行動を起こし、英語の習得や文化に適応する力を培ったことが分かりやすく記載されています。結果的にTOEFLのスコアの向上につながっていることも評価されるでしょう。
一方で、全体的にやや抽象的な自己PRとなっているため、留学当初の苦労からどのような心境の変化があって現地の人々と積極的に交流しようと考えたのか、積極的な交流を図る際に意識していたことなどが具体化されていると、さらに魅力的な自己PRとなるでしょう。
「努力家」をテーマに自己PRを考える際の注意点
当たり前と思われることをエピソードに用いない
努力をしたとしても一般的に当たり前と思われることは避けましょう。例えば、「遅刻をしなかった」「単位を1つも落とさなかった」など、学生として当たり前であると評価されることをエピソードに用いても評価には結びつきません。
また、単に努力したことを示すのではなく、その努力がどのように自分を形作り、成長させたかを示すユニークなエピソードを選ぶことが重要です。
努力をしたことによる変化を分かりやすく伝える
努力前と努力後の変化を分かりやすく伝えることも、自己PRを作成するうえで注意すべきポイントです。努力したことで、具体的にどのような変化や進歩があったのかを伝える内容を盛り込みましょう。
例えば、努力前は特定のスキルや知識が不足していたが、一定期間の学習や実践を経て、その分野での成果や成長が達成されたことを示す内容を示しましょう。
努力した過程で起こった変化を分かりやすく伝えることで、自分のポテンシャルを効果的にアピールすることができるでしょう。
長期間行った努力をアピールする
「努力」をメインでアピールするには、短期間何かに打ち込んだ経験よりも、目標を立てて長期間継続したことを伝えましょう。さらに、過去に努力したことを伝える際にも、必ず現在に結びつけることを心がけてください。
入社した後に担当するプロジェクトが長期間続くこともめずらしくなく、その期間中、やる気を保って努力を継続できることは大きなアピールになります。自己PRに説得力を持たせるためにも、継続できることを強調しましょう。
努力したエピソードは2つ以上考えておく
就職活動では、最初の選考としてES提出があり、その内容を発展させる形で面接が進むことがほとんどです。そのため、ESに書いた努力のエピソードだけでは面接を突破することは難しく、いつくか例を考えておくことが重要です。
また、努力はどの会社でもアピールポイントになりますが、会社の業務内容や特徴に合わせてエピソードを変えることも効果的です。そのためにも、2つ以上のエピソードを考えておきましょう。
「努力家」に対応した短所とは
ESや面接では、長所とセットで短所を聞かれることがほとんどです。これらの2つが矛盾していると、信憑性が薄れる可能性もあり、回答内容を事前に練っておきましょう。
また、「努力家」と言っても人によって様々なタイプがあり、下記を参考にして必ず自分で考えることを欠かさないでください。誰にでも短所は存在するため、短所の内容自体はそこまで重要ではありません。
それよりも「改善するためにはどうすればいいのか」を考え、面接で聞かれた時に答えられるようにしておきましょう。
- 集中しすぎて周りが見えなくなる
- 自信過剰になってしまう
- とりあえず挑戦してしまうため、失敗が多い
- 1人で抱え込んでしまう
- プライドが高い
- ライバル意識が強い
自分にとっての「努力」を明確にして自己PRを作成しよう!
「努力」を自己PRで強みとする就活生はたくさんいます。その中で企業から選ばれる人材となるには、自分にとっての努力を明確に定義することが大切です。
そして、志望する企業でどのように活躍できるのかを一貫性も持って伝えることで差別化を図ることができます。本記事を参考に「努力」を最大限にアピールした自己PRになるよう、ポイントをふまえ作成していきましょう。