大学時代の部活動の経験を自己PRに書こうと考える就活生は多いのではないでしょうか。確かに「部活動をしている学生は就職で有利」という言葉を耳にします。
その言葉の通り、普段の学生生活とは異なる部活動での経験は、社会に出てからも役立つ能力を培うまたとない機会です。それをピールできれば、内定も近づくに違いありません。
しかし、自己PRに単純に部活の経験を書くだけでは、企業の目に留まりません。この記事では、自己PRで部活の経験を魅力的に書き、企業への効果的なアピールにするためのポイントを例文とともに紹介していきます。
目次
部活動のエピソードは自己PRに効果的?
多くの企業では、採用時に就活生の傾聴力や規律性を重視しています。これらの力は、活躍するビジネスパーソンが共通して持つ能力です。
しかし、社会人として役立つ能力の多くは、ただ大学生活を送っていただけでは、なかなか身に付きません。やはりこれらの能力を身に付けるためには、他人との関わりが不可欠です。
部活の経験があることは、他人との濃密な関係があることを企業に示すことにつながります。つまり、間接的にチームのなかで磨かれる規律性や傾聴力が、自分に身についていることを企業にアピールできます。
企業が部活をしている人材を高く評価する理由は、ここにあります。すでに働く上で必要となる力を身に付けている人材を見逃す企業は、そうそういません。
よって、部活での経験を自己PRでアピールするのは効果的であると言えるでしょう。部活動経験で得た強みを考え、企業に積極的にアピールしてきましょう。
部活経験が企業にとって魅力的な理由
部活の経験は入社後にも必要になる
多くの企業は、チームで行動できる人間を求めています。個人でできる仕事量には限界があり、全ての仕事を1人では完遂できません。他部署との交渉や調整、相手との打ち合わせや上司への報告など、業務には必ず自分以外の「誰か」が存在します。
そのため円滑な関係を築くことができない人材は、どれだけ能力が高くても採用されません。部活の経験がある就活生なら、企業もある程度は団体行動ができることを推察できます。
しかし、企業が就活生に求めているのは、チームワークだけではありません。自分から考えて動く主体性や、物事を考える力なども評価の対象としています。
そして、これらの力の多くは、部活を通じて得られる力です。自分の強みをアピールする題材として、部活の経験はうってつけと言えるでしょう。
1)主体的に物事を考える能力と積極性
企業が就活生に求める能力の最筆頭が、主体性です。また、それに付随する課題発見力など自分から行動できる人材を企業は求めています。学生時代とは異なり、社会人になれば自分から行動することが重要です。社会人としての基本とも言える能力ですが、身に付いている学生は多くありません。
大学生の部活は所属する人間の自治によって成り立っています。つまり、どんなことをするかは自分たちで自由に決められます。そこで、部の問題を発見し改善するための行動ができていたならば、主体性が身についていると言えるでしょう。例えば、「練習の参加率が悪い」という課題があるならば、この課題に対して自分が行ったことをアピールしてみましょう。
2)相手とのコミュニケーション能力と協調性
規律性や傾聴力と並んで、チームで行動するときは相手とのコミュニケーション能力が重要です。
ここで言うコミュニケーション能力とは、相手の話を聞くことも勿論ですが、自分の意見やアイディアを相手に対して伝える発信力を指します。仕事においては、プレゼンテーションなど人前で話す機会が多分にあります。発信力が高い就活生は、人前に出ても物怖じすることなく、相手に意見を言えるので、企業は営業部隊として期待が高まります。
また、相手と意見をすり合わせることも、仕事では重要です。仕事をしていれば意見が合わないことは一度や二度では足りません。自分のことばかり押し通しては相手にされず、相手の言うことを丸飲みしていては、会社の利益になりません。相手と自分が納得できる落としどころを探すというのも、働く上で求められるスキルです。
3)目標達成に向けた行動力と計画性
多くの部活は、何かしらの目標があって活動していることでしょう。大会での優勝や研究会における成果発表などは、その目標の最たる例です。
しかし、これらで評価されるためには、事前に計画を作り、実行していく中で都度改善しなければなりません。実際の仕事においても、この計画から改善までの一連の流れ、いわゆるPDCAサイクルは非常に重要です。
企業は部活で身に付けた計画性をマネジメント能力として高く評価してくれます。特に、管理職を目指すならば、単に「仕事ができる」だけでは能力不足です。名前の通り、管理職の仕事は、大勢の部下のマネジメントです。部活のなかで計画を立てたり、部員のマネジメントをしたことがある人も多いのではないでしょうか。それは企業から高く評価されるかけがえのない能力になります。
受験者の人柄を知ることができる
企業が新入社員を選ぶポイントの1つに、「既存社員との相性」があります。言ってしまえば「一緒に働きたいかどうか」ということです。どれほど名門大学であっても、この条件をクリアしなければ入社はできません。しかし、企業の雰囲気や経営方針が本当に新入社員にマッチするかの判断は、ベテランの面接官でも困難でしょう。
そのなかで、部活の経験は、企業にとって受験者の人となりを知る一助になります。取り組み方1つとっても、企業に与える印象は大きく異なります。
例えば、勝利に向けて真剣に努力したならば、粘り強さや継続性に関する印象を強く相手に与えることができるでしょう。自分の部活での行動は、企業にとって受験生の内面を深く知る重要な情報であることを忘れてはいけません。
優秀な成績があれば広告塔になれる
社会人になってからも、部活でしているスポーツを続けたい人は一定数いるはずです。なかには実業団への所属を検討している人もいるのではないでしょうか。
確かに長引く不況の影響もあり、多くの企業が実業団を廃部としました。しかし、現在でも陸上や卓球などの個人種目を中心に、自社にスポーツ選手が所属している企業は少なくありません。
所属する選手が大会で活躍すれば、それだけ自社のことを広く知ってもらえます。しかし、広告塔としての役割を企業が求めている以上、大会で活躍できるだけの相応の実力が必要です。大会での成績があるなら、それをアピールしましょう。それだけでも実業団に入れる可能性が高まります。
また、昨今は実業団という規模でなくても、スポーツや文化活動する社員を応援する企業が増えています。企業が求めるのは、広告塔としての役割だけではありません。社員の健康管理や地域貢献の観点から見ても、優秀な実績のある就活生を獲得することは、それだけ企業にとって大きなプラスと言えます。
自己PRで部活の経験を書くときのポイント
チームワークを筆頭に、主体性や柔軟性などの能力を企業は高く評価しています。このことからも分かる通り、部活で得られる能力の多くは、企業が欲している能力です。また、部活の経験は多くの就活生が持っているため、非常にアピールにつなげやすいポイントです。ポイントを抑えて、評価につながる自己PRを作成しましょう。
面接官が知りたいのは、部活を通じて得た「能力」
企業が部活をしている人材を評価する理由は、「働く上で必要になる力が部活で得られる」という点にあります。つまり「部活をしていた」こと自体は、全く評価していないことに注意しましょう。
そのため、単純に「〇〇部に所属して、大会で優秀な成績を修めました」という自己PRでは、企業に対しては何のアピールにもなりません。面接官が知りたいのは、部活を通じて「どんな能力を得たか」です。大会成績や部活動の思い出を知りたいわけではありません。
実際に書くときは、部活でどんな活動をしたか、その結果どんな力が身に付いたのかを考えましょう。自分の強みの裏付けとして、部活での活動をアピールするような流れにすると、全体としてまとまりある文章になります。また、実績をアピールする場合も、自分の強みを発揮できた結果として実績を書くと、自然にアピールできます。
また、部活を通じて得られる能力は、部活によって大きく異なります。例えば、個人競技ならば忍耐力や継続力、チームスポーツならば協調性など重点を置くべきポイントも変化します。勿論、共通したアピールポイントもありますが、その部活「ならでは」の能力に焦点を当てると、ほかの就活生との差別化が容易です。
部活で得られた「能力」の活かし方を考える
自分が部活を通じて得られた力を自己PRすることを決めたならば、次はその能力を働くときにどのように活かすかを考えましょう。確かに、部活で得られる能力は、企業も欲しています。
しかし、企業によって重視する能力が異なることを忘れてはいけません。例えば、「柔軟性」をアピールしても、規定に沿うことを求める企業は評価しないでしょう。自己PRでアピールする能力は、企業が求めるものでなければなりません。
また、強みを自己PRにするときは、自分の能力が働くときにどのように役に立つのかを考えましょう。単に「能力が身についている」アピールでは、結局「部活をしていた」アピールと変わりません。どのような業務で発揮できるのかまで自己PRに書くことで、企業としても働き始めてからのイメージがしやすくなります。
書き始めは自分の強みとなる「能力」から
自己PRで部活の経験を書くと、どうしても部活の経験や成績を書き連ねることになってしまいがちです。しかし、それらのアピールを企業は求めていません。企業が知りたいことは、部活にどのように取り組んだのか、そしてどのようなことを学んだのか、という過程です。成績のアピールに終始しても、企業には「優秀な成績がある」ことしか伝わりません。
過程を重視した内容にするためには、書き始めに自分の強みとなる力から書き始めるとよいでしょう。その能力の裏付けになるように、部活動での取り組みや成績を書くようにすると、能力があることの説得力が増します。また、このときに具体的な期間や人数などの数字を出すと、より企業に魅力的に映ります。
根拠となる具体例は1つにしぼる
自己PRは結論となる自分の能力から書き始め、その次に根拠となるエピソードを話すと、分かりやすい文章になります。ただ、4年間も部活を続ければ、強みが発揮された機会は1度や2度ではないでしょう。多くの事を書きたい気持ちは分かりますが、全て自己PRに盛り込むと、非常に長い文章になってしまいます。
あくまでも自己PRを読むのは企業の採用担当です。どれだけ熱のこもった自己PRをしても、長すぎる文章は結論まで読まれない可能性が高くなります。根拠となるエピソードは1つに限定するとよいでしょう。自分の強みが最も色濃く発揮できた1つにすることで、文章を程よい分量に整えることができます。
自己PRで部活動をアピールするときの例文
自己PRで部活動のことを書くときは、「自身の強みの裏付けや根拠として部活をアピールする」意識で書きましょう。実際に自分の経験に基づくため、強みの裏付けとして、非常にリアリティ溢れる文章になります。
部活の経験から行動力をアピールする
私の長所は物事を主体的に考え、行動できることです。私は大学時代にフットサルのサークルに所属しており、部長を務めていました。しかし、私の大学はサッカー部が強豪であり、フットサルには人が集まらず、私が3年生のときには試合ができる最低限の人数しかいませんでした。
そこで私は自分が中心となり、今年度の新入生勧誘のための計画を作り、部員全員で実行しました。手あたり次第な勧誘を辞め、サッカー部との違いを明確にし「サッカーに興味があるけれども」という新入生にターゲットを絞りました。その結果、今年度は30人を入部まで運ぶことができました。
貴社に入社後は、この課題の解決に向けて部活で培った行動力を活かし、お客様の抱える課題に対して素早く行動できる営業マンとして活躍したいと考えております。(350字以内)
この自己PRでは、最初に自分の強みから始め、次に強みの裏付けとなる部活でのエピソード、最後に入社後の活躍で締めています。
部活のエピソードをアピールする上で、アピールできるものは、何も練習の過程だけではありません。部長や副部長などの役職にあれば、運営に関する課題に向き合うことも必要でしょう。
また、具体的な人数を文中に入れることで、どれだけの成果が現れたのかが相手に分かりやすくなります。ほかにも、解決のための施策を部員全員で共有したことからリーダシップのアピール、対象の決まった勧誘方針の決定から計画性のアピールにもつながっています。
部活の経験から忍耐力をアピールする
私の長所は、一度決めたことを最後までやり抜く粘り強さです。私は大学時代に陸上部に所属しており、長距離選手として活動していました。大学に入ってから長距離に転向したため、当初は成果が出ず悩むことも度々ありました。また、心身の限界を感じる場面も多く、何度も辞めようと考えることもありました。
しかし、自分を信じてくれる仲間のためにも、大会での入賞を目指して毎日の練習を欠かさず続けました。そして、毎日の練習の成果が出たのか、徐々にタイムを縮めることができました。最終的には、昨年の大会では6位入賞、今年は準優勝と確かな成績を残すことができました。
貴社に入社後は、持ち前の粘り強さを発揮して、どんなに困難な業務でも投げ出さずに最後までやりきります。(350字以内)
部活動の経験は忍耐力や継続力の証明として最適な題材と言えるでしょう。厳しい練習を続けるには、何があってもやり抜く覚悟が必要です。4年間耐え続けた経験は、社会に出ても役立ちます。
時として、やりたくない仕事に向き合わなければならない場面は確実に存在します。そのときに耐えられる忍耐力やストレスコントロールの能力も、社会人にとっては重要な能力です。
企業が就活生にどのような能力を求めているかは、入社案内や経営方針を確認すると推察できます。企業が求める人材に合わせ、アピールする長所は変えていきましょう。
また、それに併せて部活動の経験も変更が必要です。自分の強みが最大限発揮できた経験を見つけるためにも、自分での振り返りだけではなく、先輩や後輩、同級生からの客観的な意見を求めましょう。
部活の経験から観察力をアピールする
私の長所は、素早く状況を把握できる状況観察力です。私は大学時代に吹奏楽部に所属しており、トランペットを担当していました。トランペットは花形のポジションであり、それだけに担当は練習が求められます。特にパート長が熱意のある人で、熱が入り過ぎた練習の後は体調を崩す部員もいました。
そのときは、私が調整役として練習のバランスを取りました。熱が入り過ぎたときは冷静に抑え、反対に集中できていないときは部員の背中を押すようにして、常に視野を広く持って冷静に周囲を見て、対処していました。その甲斐もあり、誰一人欠けることなく最後の大会で入賞することができました。
私は貴社に入社後は、この状況観察力と冷静な判断力を活かして、チームのマネージャーとして活躍したいと考えています。(350字以内)
チームで活動するときに、全員が同じ方向を向いていると思わぬ失敗をする可能性があります。そのときに、冷静に物事を反対から見る人がいると、チームは安定します。周囲の意見に流されない冷静さもチームワークには重要な要素と言えるでしょう。
加えて、冷静に判断を下すためには、周囲を色眼鏡なく見られる観察力が欠かせません。この自己PRは、それらを明確にアピールできています。
また、最後にマネージャーとしての活躍を挙げた点も、企業からは好意的に見られます。自分の培った力の適切な活かし所を分かっており、過大評価も過小評価もしていません。自分の能力を過大に見積もると謙虚さが、過小に見積もると自信が足りないように企業に判断されます。最後の企業での強みの活かし方まで一貫している文章です。
自己PRで部活の経験を書くときの注意点
部活の経験は個人の思い入れが強く表れるため、自己PRにする上で書きやすい題材と言えます。自分の強みを発揮できた経験や、苦難を乗り越えたことで得られた能力は、採用担当としても後の面接で深堀りしたい内容です。
ただ、アピールするべきポイントは、あくまでも「部活で得られた能力」であることを忘れてはいけません。自己PRで部活の経験を書くときには、次のようなことに注意しましょう。
役職をアピールしても効果は薄い
主将やキャプテンなどの「役職の経験」を前面に押し出すと、確かに企業の印象には残りやすいでしょう。しかし、単に「役職に就いていた」ことをアピールしても、企業には響きません。例えば、部長ならばリーダーシップ、会計ならお金に対する責任感など、その役職で自分自身に身に付いた能力を話しましょう。
ただ「部長だからリーダーシップが身に付いた」という安直な結論は避けた方が賢明です。同じ部長であっても、100人規模の大所帯の部長と少人数の部長では、得られる能力も異なるはずです。実際に「部長として〇〇をした」経験があってこそ、役職のアピールは意味を持ちます。自己PRに記載するときは、部長としての行動と部内への影響、結果得られた力を1つのつながりで書くようにしましょう。
また、役職がないことは決して不利な要素にはなりません。確かに「立場が人をつくる」という言葉の通り、何かの役職につくことは大きな経験です。しかし、役職にない人にも部のなかでは何か役割があるはずです。例えば、飲み会のセッティング担当。これも見方を変えれば、お店との交渉役や部員間の調整役という重要な役割です。部のなかで自分がどんな役割を果たし、どんな影響を部に与えたのか、自己PRを書く前に自分の活動を振り返りましょう。
成績がなくても不利にはならない
実業団への所属を目指すならば、ある程度の実績は必要です。しかし、単純に自分の強みを伝える題材として部活を挙げるだけならば、企業はそこまで成績を重視しません。自分がどんな行動を起こして、結果的に自分や周囲がどのように変わったのか、また、その変化が起きるまでの過程を話せば、大会成績に代わる十分なアピール材料になります。
例えば、「レギュラーにはなれなかったが部活を続けた」なら継続力のアピールにつながるでしょう。成績がなくても部活でのアクションは、自分を売り込むための大きな武器です。就活は「大会成績の優秀さ」では決まりません。自分の成長の糧として、部活がどのような存在だったのかに焦点を当てて、自己PRの文章を考えましょう。
専門用語の使用は避ける
スポーツも芸事も、それをしている人にしか分からない用語が存在します。自己PRでは、これらの専門用語の使用は可能な限り避けましょう。専門用語を多用した文章は、企業側に「読みにくい」「理解できない」と思われます。
また、本筋とは関係のない説明が増えてしまい、話したいことの主旨がぼやけます。可能な限り専門用語は、分かりやすくなじみの深い言葉に変更しましょう。
この変更は、どんなスポーツでも同様です。野球やサッカーなどメジャーなスポーツでも、伝える相手がルールを知っているとは限りません。相手に理解されない自己PRは単なる独りよがりです。読むのは自分の事を何も知らない相手であることを忘れないようにしましょう。
メジャーな部活が有利とは限らない
メジャーな部活は競技人口も多く、大会も活発に開催されています。当然、そこで成果を出すためには一定の練習が求められるでしょう。その分、努力や忍耐力などがアピールしやすい点は、自己PRを作る上でメジャーな部活が有利です。また、読む相手も何をしているのかが単語1つで理解できるため、無用な説明をせず本旨に注力できます。
しかし、競技人口が多いということは、それだけアピールする就活生も多いということです。結果として、細部まで同じような自己PRになりやすい点には留意しましょう。このままでは、ほかの就活生との差別化につながりません。実績や練習・大会中の行動を振り返り、「自分だからこそ」の部活の経験を前面に押し出すようにしましょう。
結局、メジャー競技もマイナー競技も、どちらも部活です。企業が聞きたいのは、楽しくも厳しい練習に励んだ部活の思い出ではありません。部活を通じて得た能力を、今後自分は仕事に対してどう活かしていくか、この一点に尽きます。部活動を自己PRに書くときは、このことを忘れないようにしましょう。
部活で得た経験をアピールしよう!
部活で得られる経験は、実際に働くときにも重要になる経験です。特に、チームワークや行動力、相手とのコミュニケーション能力は、社会で活躍するビジネスパーソンが共通して持つ力です。そのため、部活をしている人材を企業は高く評価しています。
ただ、あくまでも採用担当が知りたいことは、部活動を通じて得た自分自身の成長や能力であることを忘れてはいけません。自分が部活をするなかで、実際にどのように成長していったのか、その過程を自己PRとして書いていきましょう。
部活動の中で得た強みは数多くあるはずです。自分らしさが発揮できたエピソードで自分の強みを企業にアピールしていきましょう。