自己PRで集中力を効果的にアピールするポイント!【例文12選付き】

自己PRで集中力をアピールするための伝え方や具体的な書き方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。集中力の高さを強調するために重要なのは、独自性の高いエピソードを通して明確にアピールすることです。

本記事では、自己PRで集中力をアピールするときの方法や周囲と差別化するためのポイント、注意点について解説しています。

自己PRで発揮する集中力とは?

集中力とは「特定の物事に対して、意識を一点集中させて取り組める力」です。

人は集中力が切れている状態では、その物事に無関係なことにも意識が向いてしまい、結果的に物事の進行度・クオリティが低下します。一方、意識が一点集中していれば、周りの環境・状況に左右されることなく対象の物事に取り組むことができるため、ハイクオリティな結果へとつながります。

集中力は少なからず誰もが持ち合わせていますが、この能力はセルフコントロールが上手い人ほど、発揮する条件やタイミングを調整しやすい傾向にあります。

社会人は、与えられている仕事のプロである姿勢が求められます。そのため、仕事の精度を高められる能力の一つである集中力は、自己PRの場でも大きな強みとなります。

集中力を強みとしている人は、積極的に自己PRでアピールしていきましょう。

企業が求める!集中力がある人の特徴

マルチタスクが得意

複数の物事を同時並行で進めるためには、非常に高い集中力が必要です。

マルチタスクをこなすためには、各タスクの進め方・進捗・課題の有無を視点を上手く切り替えながら把握する必要があるためです。

一方、集中力がない状態では意識が分散してしまい、確認・対応漏れなどのミスが生じてしまう恐れがあります。また、本来よりも十分に能力を発揮できず、タスクのクオリティも低下しやすい傾向があります。

複数のタスクを掛け持つ業務は、責任のある重要な役割であることが多いです。そのため、マルチタスクをこなせるスキルは、将来的なキャリア形成においてもプラスに働くアピールポイントです。

仕事のクオリティが高い

集中力が高い状態で物事に打ち込める人は、仕事の精度が高い印象を与えます。なぜなら、意識を分散させずに一つの物事へ向き合っている状態では、ミスや問題が起こる可能性が限りなく低いためです。

集中力が低い状態で完成させた仕事は、何らかのミスや問題が隠れている可能性が潜んでいます。その仕事を提出された上司の心には、「また間違いがある…確認くらいちゃんとしてよ」という気持ちが浮かぶでしょう。

完成度の高い仕事ができる人は企業から信頼されやすく、重要な仕事を任せてもらえるチャンスが増えます。人事担当としても、そのようなスキルを兼ね備えている学生さんを採用したいと思うのが自然といえます。

粘り強く物事に打ち込める

集中力が高い人は、忍耐強く物事に取り組めるという印象を人事担当へ与えることができます。

一般的に、大人が一つの物事へ集中できる時間は50分という説があります。しかし、50分間の中でも同じ度合いで集中しているわけではなく、15分間の中で波があると言われています。

集中力がある人は、「物事をやり遂げる」という目的意識が強いため、この波に呑まれにくい傾向があります。仕事を途中で放り出したり中途半端な部分で終わらせないので、仕事が仕上がるスピードや精度が高いといえます。

そのような人はビジネスの場でも信用されやすいため、物事へ粘り強く取り組める姿勢は、大きなアピールポイントへつながります。

集中力をアピールする自己PRの構成

①結論を述べる

②実体験のエピソードを通して伝える

③集中力で得た成果

④仕事でどのように活かせるのかを伝える

①結論を述べる

1番はじめに、「私の強みは集中力です」と 結論から示しましょう。冒頭に結論を明らかにすることで、話の内容が伝わりやすくなります。

就活では、結論ファーストが基本です。結論を述べた後に、結論に繋がるエピソードを持ってくることで説得力を出すようにしましょう。

②実体験のエピソードを通して伝える

自己PRで集中力を伝える時は、あなたの実体験を交えてアピールすることが非常に重要です。

実体験の説明がないまま「集中力があります」という主張を行った場合、「どのようなプロセス・いきさつがあって集中力を得られたのか?活用できたのか?」というストーリーが全く分かりません。

人事担当は大勢の就活生から自己アピールを受ける身なので、「集中力がある」という主張だけでは心を動かされません。あなたオリジナルのエピソードを聞いて初めて、「この子は集中力が長けている」と判断することができます。

実体験は、アルバイト・インターンシップ・勉強・留学など、何でも構いません。大事なことは、「あなたが自信と実体験をもって自己PRできるか?」です。自分の強みが発揮できたエピソードを選ぶようにしましょう。

③集中力で得た成果

集中力のエピソードから何を得ることができたのか、結果や学んだことなどを明らかにします。強みに繋がるエピソードの中には、困難や課題などが生じたはずです。

それらに対して向き合った結果、得られた成果を伝えましょう。部活動に関するエピソードであれば、「〇〇大会1位」など、具体的にすることで相手にも伝わりやすい内容となります。

④仕事でどのように活かせるのかを伝える

自己PRで集中力をアピールする際は、その強みを「仕事でどのように活かせるのか」を最後に述べ、締めます。

人事担当は、あなたが集中力の高さを培った経緯・エピソードについて詳しく知りたいのは事実です。しかし、集中力を仕事へ活かすイメージが明確でなければ、自己PRとしては「弱い」と判断されてしまいます。

もちろん、どのような仕事においても実際に経験しなければ内情までは分かりません。まずは現段階での仮説でも良いので、「集中力の高さをどうやって活かせるのか?」を、あなたの志望職種に当てはめて考えてみましょう。

他の学生と差がつく!自己PRで集中力をアピールするポイント

数値などを交えて具体的に表現する

自己PRに説得性を持たせるために重要なのが、「数字による裏付けされた表現」です。

たとえば「テストの成績が大きくアップした」と伝えるよりも、「テストの成績が学年100位→10位にアップした」と伝えた方が説得力の強さは段違いといえます。

結果を数値化させて伝えれば、より裏付けされた自己PRが可能となります。

自分の人柄を交えてアピールする

自己PRの目的は、言葉の通り「自己アピールによってあなたの印象を強める」ことです。それと同時に、あなたの魅力を人事担当へふんだんに伝えるチャンスでもあります。

集中力はスキルの高さを明確にアピールできる要素ですが、あなたのパーソナリティを知る上では少々、情報不足感が否めません。

「なぜ集中力を発揮できたのか」「集中力を高められたきっかけは何か」など、自分自身の考え・価値観を交えて伝えると良いでしょう。

自己PRを通して「あなた」という人間を知ってもらえれば、「あなたと一緒に働いてみたい」と人事担当に思ってもらえる可能性が高まります。

集中した時間や期間を示す

単に集中力があるというだけだと、「皆が持っている程度の集中力なのでは」と思われてしまいます。そのため、集中した時間や期間などを具体的に示すようにしましょう。

集中できる期間や時間が長いことが具体的な数字によって伝われば、強みであるということが明確に伝わります。

興味のないことにも集中できることを伝える

社会人になれば、自分の苦手なことや興味のないことも業務の一環としてこなさなければなりません。自分の興味のあることにしか集中できないというのは強みとはなりません。

そのため、興味のないことや苦手なことに対しても積極的に取り組み、集中力を発揮したことを伝えることでより効果的なアピールとなります。

集中力は「言い換え表現」が効果的!

言い換え表現の例

・物事に対して真剣に対応できる

・時間を忘れて没頭できる

・高いモチベーションを維持することができる

・一度決めたら最後までやり遂げる忍耐力

・一つの物事に打ち込める力

・細部に渡って配慮できる

あなたを含む多くの就活生が、企業の選考を通過するために自身のアピールポイントを熟考します。その中でも、「集中力」は就活生、企業の双方から多くの人気を集めるアピールポイントです。

そのため、他の就活生と差をつけるためには、あえて「集中力」を別のワードに言い換える必要があります。「集中力」という言葉を細かくかみ砕いて伝えることで、「抽象的な言葉で完結させず、自分の言葉に言い換えてアピールできる」というプラスの印象を人事担当へ与えることができます。強みがより明確に伝わるため、言い換え表現を使用して自己PRをまとめるのが、効果的です。

物事に対して真剣に対応できる

与えられた仕事や課題に対して、全力で取り組むことができる力を指します。真剣に対応するというのは、タスクに対して「適当」や「軽視」することなく、常に責任を持って取り組む姿勢です。

集中力が高い人は、どんな些細な業務でも軽視せず、クオリティを保ちながら着実に進めることができます。

時間を忘れて没頭できる

時間を忘れて没頭できるというのは、一つの作業に没頭し、時間の経過を忘れるほど集中できる力を持っていることのアピールになります。高い集中力を持っている人は、与えられた仕事に深く没入でき、その結果、自分でも驚くほどの生産性やクオリティを発揮することができます。

時間を忘れるほどの没頭は、深い集中を意味します。このような能力を持つ人は、目の前のタスクに完全に集中して取り組むため、短時間で効率よく成果を出すことができます。

高いモチベーションを維持することができる

この表現は、長期的に目標に向かって高いモチベーションを保ちながら集中し続ける力のことを言います。高いモチベーションを維持できる人は、仕事に対する情熱ややりがいを感じ続けることができ、困難に直面しても前向きに取り組むことができます。

モチベーションを維持する力は、日々のルーティンや困難な状況においても目標達成への意欲を持ち続ける力を意味します。この力があれば、長期的なプロジェクトや計画でも集中力を切らすことなく前進し続けることができます。

一度決めたら最後までやり遂げる忍耐力

決めた目標や計画を最後までやり遂げるために、辛抱強く集中し続ける力を意味します。集中力が高い人は、一度取り組んだことに対して「途中でやめない」「必ず完了させる」という強い意志を持っています。

この能力は、物事を始めた時に挫折せずに継続し、最後までやり抜く姿勢を指します。どんなに困難な状況に直面しても、目標に向かってしっかりと集中し、最後まで達成を目指すことができるのが特徴です。これは、精神的な強さと自己管理能力が求められます。

一つの物事に打ち込める力

高い集中力を持つ人は、複数のタスクや業務があっても、ひとつひとつにしっかりと集中し、それに全力を注ぐことができます。一度取り組むと決めたことに対して、徹底して取り組む姿勢が見られます。

この力を持っている人は、仕事や課題に対して、他のことに気を取られず、しっかりと集中して取り組むことができるため、成果を最大化することができます。また、周囲に流されることなく、効率的に仕事を進めることができます。

細部に渡って配慮できる

細部に渡って配慮できる人は、集中力を発揮しつつ、全体の成果に貢献できる細かい部分にも意識を向けることができるのが特徴です。

細部に注意を払う力は、正確さや高品質を求められる仕事で非常に重宝されます。注意深く作業を進めることができる人は、一つ一つのプロセスでミスを減らし、最終的な成果物に対して高い完成度を持たせることができます。

【経験別】集中力の自己PRの例文5選

①ゼミ活動

例文

私が集中力を培うことができた経験は、ゼミでのイベント企画・運営です。
私は地域イベントを実施するゼミのリーダーに選任されました。イベントの準備期間は3ヶ月間と短いものでしたが、「どうしたら地域の方々に喜んでもらえるか」を常に考え、皆様に喜んでいただけるアイディアを数多く出し、ゼミメンバーを牽引しました。
さらにメンバー全員で広報活動を積極的に行った結果、イベントには想定の2倍以上の方々にお越しいただき、「素敵な機会をありがとう」というお声も多くいただきました。
このような結果を実現できたのは、短い期間でもミッションを全うするために目の前のことに意識を集中できたおかげです。
入社後も集中力の高さを活かして、短期間でも成果を出せるよう効率的に業務に取り組んでいきます。(350字以内)

この自己PRのポイントは、集中力を培ったプロセスと結果が数字を用いて表現されている点です。

リーダーを務めた経験がある点も、責任感をもって物事に取り組める人物像がイメージしやすくなります。

さらにイベント企画の経験がある点も「アイディア出しが得意」という印象を与えられるため、集中力だけではなく、様々なポテンシャルを秘めている点をアピールできる自己PRといえます。

②部活動

例文

私は大学時代、演劇部に所属しており部長を務めました。
大学3年生の春に都内30校が集う演劇会への参加を控えていた際、直前に主演メンバーがケガをしてしまい、舞台に立つことができなくなってしまいました。
その際、私は部長としての責務を果たすべく、そのメンバーに代わって役を引き受け、開催3日前から全てのセリフと動きを覚え、舞台に立つことができました。私の演技を見たお客様からは、「直前で仕上げたとは思えないほど素晴らしかった」というお声をいただきました。
このようなことができたのは、舞台を必ず成功させたいという決意と強い集中力の賜物だと考えています。部活動で発揮した私の集中力を活かして、ハイクオリティな仕事の結果を出したいと思います。(350字以内)

部長を勤めていたことや、主演に代わって役を引き受けたという責任感の強さもアピールできている点も高評価につながりやすい要素です。

集中力以外にも強調したい部分がある際は、エピソードに織り交ぜながら伝えることで「この子はデキるな」と人事担当に思ってもらえる可能性が高まります。

③アルバイト

例文

複数のタスクをバランスよく進めることができる点が私の強みです。
私はアウトバウンド系のコールセンターにて、50名のメンバー管理・マネージメントを行うリーダーを務めました。同時に個人としての架電対応も課されたのですが、個人の成績もクリアし、さらにチーム達成率150%という結果を残すことができました。
これらを達成できたのは、各タスク別の目標を適切に設定し、達成にむけて着実に進捗を進める行動を行えたからです。非常に高い集中力が必要とされましたが、目標達成を見据えて一つひとつこなしていきました。
この経験から、マルチタスクをスムーズに進めるスキルが備わったと思います。入社後も広い視野を持って業務を遂行し、貴社に貢献したいです。(350字以内)

マルチタスクが得意という点を端的に述べている点がポイントです。

また、メンバー管理の人数やチーム達成率の%を数字で表現している点も裏付けされた自己PRとしてプラスの印象を与えることができます。

複数のタスクを同時並行できた成功談が実際の業務へ活かせるイメージを立てやすいです。

④ボランティア活動

例文

私の長所は、一つの物事に対して真摯に取り組める集中力です。
大学1年生から所属しているボランティア団体で、私は絵画プロジェクトのリーダーを務めました。その絵画は、約300名のイベント参加者の手形をひとつに集めて完成させるものでした。
私自身このような取り組みは初めてでしたが、プロジェクトを成功させるために様々な美術館へ足を運んでアートを学び、美術の先生に段取りや制作ポイントを教えてもらうなど、様々な取り組みを行いました。結果として絵画プロジェクトは大好評で終わり、市のコンクールで金賞を受賞しました。
私の誰にも負けない強みは、一つの物事に没頭できる高い集中力です。貴社に入社した暁には、持ち前の集中力を活かして、クオリティの高い結果を出し続けたいと思います。(350字以内)

この自己PRのポイントは、物事へひたむきに取り組めることが伝わる点です。

初めての取り組みの中で情報収集を重ねたエピソードから、真面目で真摯な姿勢を持つ人物像が想像できます。また、イベント参加人数がボランティア活動の規模感を自然に表現しています。

クオリティの高い成果を残した経験を入社後も活かしたいという主張も、一貫性のある自己PRであるという印象を与えます。

⑤長期インターンシップ

例文

私の強みは、限られた時間内でも成果を出せる集中力の高さです。
私は不動産会社のインターンシップにて、営業活動に取り組んだ経験があります。
インターンシップから内定へつなげるためには、お客様のニーズを汲み取り適切なアドバイスを行う提案力が必要だと考えました。そこで、ヒアリング練習と提案ロープレに集中して打ち込んだ結果、入社後1ヶ月で20人いるインターン生の中でトップの業績を上げることができました。
このように、短期間でも集中して成果を発揮できることが私の強みです。これらの経験を活かして、貴社に入社できた暁にはデータを適切に分析し、課題解決に導きたいと思います。(300字以内)

このPRのポイントは、成果を出した期限に焦点を当てて集中力の高さをアピールしている点

がポイントです。長期間集中できることだけが集中力ではなく、限られた時間の中で成果を出すことも集中力のアピールになります。

また、インターン生が20人いる中でトップとなたことを示すことで成果がイメージしやすくなっているのもポイントです。

【職種別】集中力の自己PRの例文7選

①事務職

例文

私の強みは、高い集中力を発揮できることです。大学でのインターンシップでは、営業部門のサポートとして、顧客データの整理や資料作成を担当しました。

特に、毎月の売上報告書作成業務においては、数百件の取引データを正確に入力し、集計する作業が求められました。最初は膨大なデータに圧倒されましたが、ミスを防ぐために集中し、1つ1つ丁寧にチェックをしながら作業を進めました。結果として、提出期限前に報告書を提出でき、上司から「正確かつ迅速な対応が素晴らしい」と評価されました。また、集中して業務を進めることで、効率化のアイデアが浮かび、データ入力のテンプレート化や自動化の方法を提案することができました。

この経験から、事務作業における集中力の重要性と、継続的に業務の改善を考える姿勢を学びました。今後も、事務職で求められる正確さと効率性を大切にし、貴社に貢献できるよう努めます。(400字以内)

事務系の仕事では情報管理など細かいデータを用いたパソコン作業が多く、集中力が必要不可欠です。そのため、データ作業や作業効率化などを行った経験などが強みになります。

また、一度に複数のタスクをこなさなければならない場面も多いため、マルチタスクが可能であることを併せてアピールできると更に効果的です。

②営業職×集中力の自己PR

例文

私の強みは、高い集中力を持ち、目標に向かって粘り強く取り組む姿勢です。大学時代にアパレルのアルバイトをしていた際、特にこの力を活かして結果を出すことができました。

アルバイト先では、定期的に来店する顧客に対して、商品やサービスの提案を行っていました。初めは、商品の特徴をうまく伝えることができず、顧客の反応が薄く悩むこともありました。しかし、私は一度失敗した提案を反省し、顧客のニーズをしっかりと把握するために、リストアップした質問項目を基に会話を進めるようにしました。そして、商品のメリットだけでなく、顧客が抱える課題に対して具体的な解決策を提案することを心がけました。

このように、一人ひとりの顧客に合わせて提案を行うことに集中し続けた結果、売上目標を達成できるようになりました。また、顧客との信頼関係を築くことで、リピーターの獲得にも成功しました。

営業職では、常に目標に向かって集中し続けることが大切だと感じています。貴社においても、顧客のニーズをしっかりと把握し、最適な提案を行い続けることで、営業成果を上げていきたいと考えています。(500字以内)

営業職では、一定の期間ごとに目標売り上げなどが設定される事が多いです。そのため、1つの目標に向けて取り組む集中力が必要となります。これまでの経験で、目標を達成したエピソードなどをもとにアピールしましょう。目標を達成するために具体的にどんな取り組みを行ったのかを明確にする事が大切です。

③研究・開発職×集中力の自己PR

例文

私の強みは、困難な課題にも粘り強く取り組む集中力です。大学での研究活動を通じて、この力を養いました。特に、複雑な実験データを解析する際に、集中力を保ちながら細部にまで注意を払う重要性を実感しています。

例えば、私が行った生物学の実験では、実験条件が微妙に異なるだけで結果が大きく変動するため、常に正確で一貫したデータ収集が求められました。初めは細かいミスが多く、予想通りの結果を得るのに苦労しました。しかし、私は一度得られた結果を繰り返し検証し、実験方法を何度も改善しながら進めました。その結果、最終的に予測通りの結果を得ることができ、研究論文として成果を発表することができました。

この経験を通じて、私は「集中力を持って、問題解決に取り組むこと」の重要性を学びました。研究や開発の現場でも、問題解決には集中して取り組み続けることが不可欠だと考えています。貴社でも、プロジェクトの進行において、焦らずに集中し、問題を一つずつ解決しながら成果を出していきたいと考えています。(450字以内)

研究・開発職は集中力以外にも広い視野で物事を考える力や細部にまで注意を払う力などが必要とされます。また、新しいものをつくるには何度も実験や検証を行わなければなりません。

そのため、集中力以外にも様々な要素を強みとしてアピールできるような文章にすることがおすすめです。また、即戦力としての活躍をアピールするためにも、大学のゼミや研究活動が実際の業務に生きる場合には、積極的にエピソードとして取り入れましょう。

④製造職

例文

私の強みは「集中力」です。製造業においては、作業の精度や効率を高めるために、細部にわたる注意深さが求められます。私は、与えられた業務に対して集中し、常に最適な結果を追求してきました。例えば、アルバイト先で製品の検品を行っていた際、ミスを未然に防ぐために作業中は一切の気を散らさず、ひたすら目の前の作業に集中しました。その結果、品質の向上に貢献し、作業効率も大幅に改善されました。また、集中力を維持するために、タスクごとに適切な時間配分を行い、短時間で成果を出すことにも注力しています。この集中力を活かし、貴社での業務にも迅速かつ高品質な成果をもたらし、貢献できると確信しています。(300字以内)

製造職は細かい作業や単調作業、繰り返し同じ作業などを行うため、特に集中力が求められる仕事です。そのため、集中力を活かして作業を行ったエピソードを用いることで効果的なアピールをすることができます。

また、集中力を保つためにどんな取り組みを行ったかまで入れ込むことで、より具体的で根拠のある内容となります。

⑤エンジニア職

例文

私の強みは、高い集中力を活かして複雑な問題に取り組み、解決に導く力です。大学のゼミでは、ソフトウェア開発に関するプロジェクトを担当し、特にシステムのバグ修正を任されました。システムには多くの複雑なバグが潜んでおり、最初は修正に時間がかかりましたが、問題を小さく分解し、1つ1つ丁寧に原因を突き止めることで、効率的に対応できるようになりました。あるバグでは複数のデータベースが絡んでいることに気付き、適切なデータの整合性を保つ方法を見つけることができました。

その結果、最終的にはシステムが安定して稼働するようになり、プロジェクトが成功を収めました。この経験から、集中して作業に取り組むことが重要であると実感し、問題解決のためには冷静に状況を分析し、最適な解決策を実行する姿勢が必要だと学びました。貴社の開発業務においても、技術的な課題に積極的に取り組み、最適な解決策を提供できると考えています。(400字以内)

エンジニア職では、集中力に加え、技術的なスキルのアピールも重要です。大学などでITやエンジニア技術を学んだ場合にはエピソードとして積極的に取り入れましょう。

専門的な知識が求められる仕事であるため、過去に学んだ経験や技術と集中力をあわせてアピールできるような自己PRにしましょう。

⑥クリエイティブ職

例文

私の強みは、クリエイティブな業務において高い集中力を発揮できることです。大学での映像制作のゼミでは、チームで制作した短編映画の編集作業を担当しました。最初、膨大な素材の中から必要なシーンを切り抜き、ストーリーに最適な流れを作る作業は非常に時間がかかりました。しかし、私は集中力を保ちながら、1つ1つのシーンの細部に注意を払い、試行錯誤を繰り返しながら編集を進めました。その結果、作品のクオリティが向上し、ゼミ内で最も高い評価を得ることができました。

また、集中して作業を行うことでアイデアの発展にも繋がり、予想以上に完成度の高い作品を生み出すことができました。この経験から、集中力を持って取り組むことが、創造的な結果を生むために不可欠であると実感しています。今後も、クリエイティブな仕事で新たな価値を生み出し、チームと共に素晴らしい成果を上げることに貢献したいと考えています。(400字以内)

クリエイティブ職は映像や画像の編集などにおける微調整、デザインの細部まで凝るなど顧客の求めるニーズに合わせて集中力が求められる仕事です。

斬新な発想やアイデア力、技術力などはもちろんですが、集中力も効果的なアピールとなることを念頭におきましょう。

⑦ライター職

例文

私の強みは、集中力を持って課題に取り組むことです。大学時代、学生新聞のライターとして記事を執筆し、限られた時間内で質の高いコンテンツを仕上げることに注力してきました。初めて記事を執筆する際、テーマ選定やリサーチに時間を要し、締切を守ることに苦労しました。しかし、私は毎日一定の時間を確保し、効率的に執筆を進めるための方法を試行錯誤しました。結果、効率よく情報収集と構成を行い、期限内に納品できるようになりました。

また、記事内容においては、ターゲット読者に分かりやすく、興味を引く表現を意識しました。細部にまで集中し、完成した記事は読者から好評を得ることができました。ライターとしては、質と納期を守ることが重要だと考えており、この経験から得た集中力と時間管理能力を、今後の業務にも活かしたいと考えています。貴社でも、与えられたテーマに対して集中し、価値のあるコンテンツを提供できる自信があります。(400字以内)

文章を書く上で集中力は必要不可欠なスキルです。また、ライター職では、テーマや締め切り期日が設けられます。

そのため、集中力や文章を書くスキルに合わせて、柔軟性や計画性などもアピールするとより効果的な自己PRとなります。

集中力の自己PRが刺さりやすい職種

事務職

一般的な事務職とは、様々なデータ・情報の取りまとめ資料作成が主な業務です。

事務職は確認・対応漏れなどの業務ミスの少なさを第一に求められるため、一つの物事へ取り組める集中力の高さが求められます。さらに複数の案件・業務を同時並行で進める場合も少なくないため、マルチタスクが得意な人も事務職に向いています。

また、経理などの事務職は、会社の売上管理に携わります。一つのミスが大きな損失につながってしまう恐れもあるため、原則としてミスが許されない仕事です。そのため、集中力があることは仕事のミスが少ない人材とみなされ、事務職への適性が高いと判断されるでしょう。

営業職

営業職では、顧客との信頼関係を築き、ニーズに合った商品やサービスを提案することが求められます。営業活動には、新規開拓営業と既存顧客営業の両方があり、常にお客様とのやり取りが必要なため、集中力と同時に対人能力や交渉力も重要です。

特に新規開拓では、数多くの企業や個人と連絡を取り、商談を進めるための準備を行います。多くの情報を一度に処理したり、複数の案件を同時に進行させたりする必要があり、強い集中力とマルチタスク能力が求められます。営業の成否は、いかに細かな情報を見逃さず、商談中の小さなヒントをもとに次のステップに進むかにかかっています。

また、日々の目標達成や売上が数字で表れるため、成果に向かって集中し続ける力も不可欠です。自分の提案が顧客に受け入れられ、商談が成立した時の達成感は大きいですが、そのためには一貫して高い集中力を保ち、迅速に反応する能力が求められます。

研究・開発職

研究・開発職では常に新しい挑戦と学びが求められ、高い専門知識と問題解決能力が重要な役割を果たします。新技術や製品を生み出したり、仮定に対して実験を行ったりなどを試行錯誤します。

そのため、1個の目標に向かって集中したり、様々な視点から作業を進めていく必要があります。研究・開発職の場合は、集中力とあわせて、柔軟性や広い視野などを掛け合わせてアピールすることが効果的です。

製造職

製造職では、精密な作業と高い品質管理が求められます。特に自動車、電子機器、精密機器などを扱う製造業では、一つ一つの工程でのミスを防ぐために集中力が不可欠です。製品の品質を守り、トラブルを未然に防ぐために、細部にまで目を配る能力が求められます。

製造業では、同じ作業を繰り返し行うことが多いため、集中力を維持しながら効率よく作業を進めることが重要です。

また、製造過程においては作業ミスや不具合が製品全体に影響を与えることがあるため、少しの油断が大きな問題を引き起こす可能性があります。このため、集中力を持続させて作業を行うことが求められます。

エンジニア職

この仕事は、システム管理やサーバ保守、管理などの情報管理・ソフトウェア設計に携わります。

実際の業務は地道で緻密なことがほとんどのため、作業が長時間におよぶことも少なくありません。長時間に渡ってプログラミングを書き続ける場合もあるため、エンジニア職=自分との闘いといっても過言ではありません。そのため、地道な作業にも気を抜かずに取り組める集中力の高さが求められる職種です。

また、一つの小さな不具合がネットワーク故障、サーバーエラーなどの致命的なトラブルにつながるケースもあります。小さなミスも見落とさないような高い注意力を持つ方は、多くの現場で重宝されます。

クリエイティブ職

この仕事は、プロデューサーやディレクターなどの企画・管理系から、デザイナーや編集、ライターなどの制作系まで幅広い職種が挙げられます。

「クリエイティブ」という言葉の通り、0から1を生み出す仕事のため、集中力がない状況では良いアイディアを生み出せません。集中力がないまま無理やり業務を進めたとしても、成果物のクオリティが低かったり、何らかミスが隠れている可能性も高い傾向です。

クリエイティブ職は、「いいものを創造する」という意識をいかに研ぎ澄ませるかが、業務の精度を左右します。このことから、クリエイティブ職には物事へ真摯に取り組める集中力の高さが求められると言えます。

ライター職

ライター職は、文章を書く事が仕事です。そのため、集中力が必要不可欠な仕事になります。

また、読者が読みやすい文章表現にしたり、読みたい気持ちにさせるような文章を作る必要があるため、執筆のテーマに集中し、要点や内容、ニーズなどを把握するスキルが重要となります。

自己PRで集中力をアピールする時の注意点

エピソードとして適切かどうか

自己PRで集中力をアピールする場合はエピソードの内容が適切であるかの見極めが必要です。集中力のエピソードは、内容によっては誰にでも当てはまるようなことと思われてしまう場合もあります。

例えば、「テスト期間中に集中して勉強に取り組んだ」「何事にも高い集中力で取り組むことができる」など、抽象的な言葉で表現してしまうと、誰にでもできる当たり前のことだという印象を与えてしまいます。そのため、エピソードに独自性や具体性を持たせるようにしましょう。

短所にもなり得る

集中力のアピールは、捉え方によっては短所にもなり得ます。エピソードに偏りがあると、「融通が効かない」「周りが見えなくなる」などと捉えられてしまう可能性があります。

そのため、集中力をアピールする際には、「周囲への気遣い」「自分の興味のないことにも集中できる」など他のアピールポイントと、それに基づくエピソードを複数用意しておくことがおすすめです。

集中力が評価されない職もある

集中力は仕事をする上で必要なスキルですが、必ずしも全ての職場で評価されるとは限りません。そのため、業界分析や企業研究をしっかりと行った上で、集中力が効果的なアピールとなるかどうか判断しましょう。

特に、人とコミュニケーションを取りながら進めていく仕事では集中力よりも、柔軟性や臨機応変さなどが求められます。そのため、自分の志望する業界や職種に合わせ、「何事にも真摯に取り組むことができる」「色々なことを同時進行することができる」など表現や視点を変えてみると良いかもしれません。

自己PRで集中力をアピールして好印象を与えよう!

自己PRにおいて、集中力の高さは大きなアピールポイントとなります。

しかし、「集中力」という言葉がやや抽象的だからこそ、あなた自身の実体験・エピソードをふまえて、あなたの言葉としてかみ砕いて伝えることが重要です。数字を用いて具体的に伝えられれば、より説得性のある魅力あふれる自己PRが可能となります。

本記事の冒頭でも触れたように、集中力の高さは社会人となった後も仕事のクオリティを左右する非常に重要な要素です。そのようなスキルを既に得ていることを上手く人事担当へアピールできれば、あなたを「デキる就活生」として見てもらえる可能性がグッと上がるでしょう。

あなた自身のラブコールが企業へ上手く届いた暁には、「内定」という結果が見えてきます。満足のいくかたちで就活を終えるためにも、本記事の内容を活かしてもらえたら嬉しいです。

金融業界の志望動機を魅力的に伝える書き方とコツ【例文あり】

金融業界には、銀行や証券会社、保険会社など多くの業種が含まれています。まずは正しく金融業界を理解し、自分が金融業界の中でもどの業種を目指すのか、どのように貢献していきたいのかを考えましょう。

必ず企業ごとに適した志望動機を考えることが大切です。また、具体的なエピソードを盛り込むことで信憑性が高まり、他の志望者と差別化することができます。十分に業界研究・企業研究を行い、自分ならではの志望動機を作っていきましょう。

本記事では、例文とともに金融業界の役割、主な業種・職種、志望動機を書くときのコツを解説します。

金融業界の役割

資金を必要としている人に資金を融通することが金融業界の主な役割です。金融サービスの提供によって、起業の支援や事業の拡大などに貢献しています。

お金の貸付以外に、株式や債券といった金融商品の販売保険の提供なども金融業界の事業に該当します。クレジットカード会社資産運用会社も金融業界に属する業種です。

お金は人々の豊かで安心な暮らしに欠かせません。金融業界は人々の生活に密接に関わる業界だといえるでしょう。

金融業界の事業

銀行

金融業界の代表的な事業に銀行が挙げられます。個人や企業から集めた預金を、他の個人や企業に貸し付けることが主な仕事です。個人の資産維持・運用や住宅ローンの相談を受けて金融商品を提供するリテール業務も銀行業務のひとつです。

貸付の金利以外に、債権株式の取引でも利益を生み出します。生み出した利益の一部を投資家や預金者に利息として還元します。

銀行の種類は主に、メガバンク地方銀行信用金庫信託銀行ネット銀行の5つです。

証券会社

顧客が株式や債券を売買する際に窓口となるのが証券会社です。

株式や債券の売買注文を証券取引所に伝えて成立させるブローカー業務、証券会社自身が株式や債券の売買をして利益を得るディーラー業務が証券会社の主な業務です。

顧客の企業が発行した株式を買い取って投資家に販売するアンダーライティング業務、株式を一時的に預かって投資家に販売するセリング業務もあります。

近年、証券会社の多くはオンライン取引のサービス向上に注力しています。

保険会社

保険会社の主な業務は、加入者から保険料を集め、病気や怪我、損害で困っている加入者に保険金を支払うことです。保険会社は、多くの人からお金を集めて、困っている人にお金を融通することから、金融業界に該当します。

集めた保険料で株式や債券の取引をすることも保険会社の業務のひとつです。株式や債券の取引で得た利益の一部は、配当として保険加入者に還元されます。

保険会社を大別すると、医療保険や入院保険といった生命保険会社、自動車保険や海外旅行保険といった損害保険会社の2種類です。

クレジットカード会社

クレジットカード会社は、顧客の飲食代やショッピング費用といった取引の金額を一時的に支払うことで手数料を得ます。

クレジットカード会社は、大きく分けると、国際ブランドクレジットカード発行会社加盟店管理会社の3種類です。

国際ブランドは、世界的に利用できる決済サービスを提供する会社です。VISAMastercardなどが該当します。

入会手続きや審査などの会員管理を実施し、カードを実際に発行する会社がクレジットカード会社です。加盟店管理会社は、クレジットカード加盟店の新規開拓・管理を担う会社です。

資産運用会社

資産運用会社(アセットマネジメント会社)の仕事は、顧客から預かった資産を用いて株式や債券の取引をし、資産を増やす投資信託業務です。投資家に対してアドバイスをする投資顧問業務もあります。プロの投資家といえるでしょう。

証券会社が株式や債券を「売る」ために様々な調査・分析をするのに対し、資産運用会社は「買う」ために調査・分析をすることが一般的です。

企業によって目指す取引がローリスク・ローリターンなのかハイリスク・ハイリターンなのかが異なり、社風も異なります。

政府系金融機関

政府系金融機関は、経済発展や国民生活の安定といった政策を実現するために、特殊法人として設立された金融機関です。出資金の多くまたは全額を政府が出資しています。

民間の金融機関が貸付を避ける傾向にある、教育ローン地方創生などへの融資をしています。

2024年2月現在、日本にある政府系金融機関は以下の5つです。

  • 株式会社日本政策金融公庫
  • 株式会社国際協力銀行
  • 沖縄振興開発金融公庫
  • 株式会社日本政策投資銀行
  • 株式会社商工組合中央金庫

金融業界の職種

営業金融商品を顧客に提案する職種
ファイナンシャルプランナー個人の生命保険や住宅ローンなどの資産運用にアドバイスをする職種
ファンドマネージャー​​投資信託運用の指揮をする専門家
証券アナリスト金融に関わる情報を収集し分析する職種
アクチュアリー保険料率や支払保険額を算定する職種
保険外交員保険契約の勧誘、代理、サポートをする職種
プライベートバンカー主に企業の経営者に、事業や資産の継承に関わる金融サービスを提案する職種
トレーダー顧客の指示で証券の売買取引をする職種
ディーラー金融機関が集めた資金を用いて自己判断で証券の売買取引をする職種
クオンツ数理技術で金融商品の価値を分析する職種

営業は主に、個人向けと法人向けに分けられます。個人向け営業では人の人生に、法人向け営業では企業の経営に深く関わります。

日商簿記2級を取得していれば、金融業界のあらゆる職種で有利に働くでしょう。ファイナンシャルプランナーを目指している人には、2級FP(ファイナンシャル・プランニング)技能士の取得をおすすめします。また、正式なアクチュアリーにみなされるためには、公益社団法人アクチュアリー会の資格試験に合格し正会員になることが必要です。

上記の表以外にも、総務労務人事といったバックオフィスと呼ばれる職種もあります。

金融業界の志望動機で書くべき内容

なぜ金融業界を志望するのか

金融業界を志望する理由を十分に述べます。金融業界で活躍したい、人々の暮らしに欠かせない金融業界に貢献したいといった強い想いをアピールすることが大切です。

できる限り具体的なエピソードを志望動機に盛り込みましょう。具体性に欠けると、金融業界で働きたいという想いが採用担当者に十分に伝わりません。自分の体験や感じたことをもとにして述べることで、金融業界を志望する理由の説得力が増します。独自のエピソードを述べることで他の志望者との差別化も図ることができるので、自分ならではの理由を考えましょう。

なぜ応募先を志望するのか

金融業界の中でも、なぜ応募先を志望するのかを説明します。

応募先が求める人物像に合わせて志望理由を述べましょう。前述したように、金融業界には様々な業種があります。同じ業種でも、企業によって社風が大きく異なるため、求める人物像も異なります。

求める人物像に合わせて志望理由を述べないと、あなたが優秀で魅力的な人物であると評価されても、自社には合わないだろうとみなされ、不採用になるかもしれません。

応募先の公式サイト、募集要項、企業説明会などで、応募先が求める人物像を十分に把握することが大切です。

就きたい職種は何か

志望先で就きたい職種を述べましょう。前述したように、金融業界には多くの職種があります。業種だけでなく職種によっても求められる能力や経験が異なります。

やはり志望先の公式サイト、募集要項、企業説明会などで調べ、志望先が求める人物像を十分に把握したうえで自分のアピールポイントを述べることが大切です。

例えば、営業職や保険外交員を志望する場合は、コミュニケーション能力提案力をアピールしましょう。ファイナンシャルプランナーやファンドマネージャーを志望する場合は、コミュニケーション能力や提案力に加えて情報収集力勉強を継続する姿勢を伝えることをおすすめします。

達成したい目標は何か

金融業界で達成したい目標を述べることも大切です。ただ金融業界で働きたい、活躍したいとだけ伝えても、達成したい目標を述べないと信憑性に欠け、熱意が伝わりません。金融業界で達成したい目標を具体的に述べましょう。

入社前から目標を定めることは難しいと感じている人は、可能であれば金融業界の先輩社員から話を伺ってみましょう。実際に働く人の想いや悩みを聞くことで、自分が金融業界で働く姿が想像できるでしょう。

金融業界の志望動機の例文

例文①

例文

私は、資産運用サービスの提供によってひとりでも多くの人々の生活を支えたいと思い金融業界を志望しています。

私は現在、高齢者支援のボランティア活動に関わっています。高齢者の中には、資産に余裕がなく望む医療や介護を受けられない人もいれば、コツコツと積み立てた資産によって十分な医療や介護を受けられる人もいます。若い頃には保険の重要性を知らず、後悔している人も多くいました。この経験から、資産運用の大切さを実感しました。

日本を代表する銀行としてグローバル展開にも注力し、多くの人々の生活を支える役割を果たしている貴行に魅力を感じて志望しました。ファイナンシャルプランナーとして一人ひとりに適した資産運用サービスを提案し続けたいと考えています。(350字以内)

高齢者支援のボランティア活動での体験をもとにした、メガバンクへの志望動機例文です。独自のエピソードが述べられているため、他の志望者と差別化できます。

少子高齢化により、高齢者に金融サービスを提供する機会も増えるでしょう。ボランティアに取り組んでいるときに高齢者と適切なコミュニケーションをとった経験があれば伝えましょう。ファイナンシャルプランナーは、顧客と信頼関係を築き上げるために高いコミュニケーション能力が求められます。

例文②

例文

私は、海外旅行保険の提供によって困っている人を助けたいという想いで貴社を志望しました。

私は、ひとりで海外旅行をした際に荷物の盗難に遭い、周囲に頼れる人がおらず途方に暮れていました。現地の人と可能な限りコミュニケーションをとりましたが、対処方法はわかりませんでした。

そこで、念のために加入していた海外旅行保険の会社に連絡したところ、対処方法を教えてもらえ、無事に帰国できました。帰国後も、盗難品の補償を十分に受け取れました。この経験から、いざというときに頼れる保険の大切さを学びました。

特に海外旅行保険サービスに注力している貴社で、損害サポートに従事し、困っている人をひとりでも多く助けたいと思っています。(350字以内)

自分が海外旅行で苦労した経験をもとにした、保険会社への志望動機例文です。他の志望者と被りにくい貴重なエピソードが具体的に述べられています。

海外旅行保険サービスに関わる仕事に就くのであれば、語学力異文化理解が必要です。世界情勢の知識や情報を常に収集し続ける姿勢も求められます。アピールできる語学スキルや、文化や習慣の違う海外の人々とのコミュニケーション経験があれば伝えましょう。

例文③

例文

私は、金融業界で多くの人の不安を解消したいと考えています。

周囲の友人と話していた際に、将来について漠然とした不安を抱えているという話になりました。老後の生活はどうなるのか、働いているときに病気になったらどうなるのかといった不安要素が多くありました。多くの人が同様の不安を感じていると思います。

これらの不安要素について調べるうちに、人々の不安を軽減する資産運用サービスを多く提供している貴社を知りました。

私は大学で流体力学のシミュレーションに取り組んでいます。身に付けたプログラミング知識やシミュレーション手法を活かし、貴社で投資戦略の分析に従事したいと考えています。

精度の高い分析手法を確立し、多くの人が抱える将来の不安を解消していきたいです。(350字以内)

自分が感じたこと・考えたことをもとにした志望動機例文です。将来の漠然とした不安は誰もが感じることであり、誰でも同じ内容を書けるかもしれません。しかし、独自の体験として述べることで志望する想いの説得力が増します。

近年、金融業界はIT化に注力しています。分析ツールの発展オンライン取引をしたい顧客の増加、暗号資産の普及などが理由です。理系の学部に所属している人でも十分に活躍の機会があります。

例文④

例文

私は、地元の産業を助けたいという想いで貴行を志望しました。

新型コロナウイルスの影響により、業績不振に陥った飲食店が私の地元に多くありました。多くの飲食店が困っている中で、地元を支える貴行が、融資や事業計画の相談によって地元の飲食店をサポートしていたことを知りました。貴行の尽力によって閉店を免れた飲食店も多くあると伺いました。地元は現在、新型コロナウイルス流行前の活気を取り戻しつつあります。

私は大学で経済学を専攻しており、日本全体の財政と地方財政の関連性について学んでいます。大学で学んだことを活かし、私の地元を支える代表的な銀行である貴行で営業職として活躍し、地元の産業に貢献し続けます。(300字以内)

地元の飲食店をサポートしている地方銀行への志望動機例文です。金融業界で地元に貢献したいという想いが具体的なエピソードによって述べられています。

応募先の魅力を述べるとともに、大学で経済学を学んでいるという自分の強みもアピールしています。入社したいという想いだけでなく、自分がどのようなスキルを持っているのかどのように活躍するのかを伝えることが大切です。大学で学んだことでなくとも、コミュニケーション能力や継続する姿勢などの強みがあればアピールしましょう。

金融業界の志望動機を書くときのコツ

企業が求める人物像を把握する

企業が求める人物像を十分に把握した上で金融業界の志望動機を書くことが大切です。

前述したように、金融業界の業種や職種は多岐に渡ります。業種ごと、職種ごとだけでなく企業ごとにも求められるスキルや経験は異なります。

企業が求める人物像に合わせて自分の魅力をアピールしないと、優秀な人材だと評価されても採用につながらないかもしれません。

志望先の公式サイト、募集要項、企業説明会などで志望先が求める人物像を調べましょう。求める人物像に合わせて、志望先ごとに志望動機を一つひとつ作成することで、志望先に真剣さが伝わります。

ただし、企業が求める人物像に無理やり合わせる必要はありません。自分の体験や感じたことの中から、企業が求める人物像に合ったエピソードを選んで述べましょう。

入社後の目標やキャリアプランを述べる

金融業界で働きたい理由だけでなく入社後の目標やキャリアプランも述べましょう。目標やキャリアプランを述べることで、金融業界への想いの強さをアピールできます。目標やキャリアプランが具体的であれば、熱意とともに情報収集力も伝えられます。

前述したように、可能であれば金融業界で働く先輩社員の話を直接聞きましょう。目標やキャリアプランを具体的に考えられるようになります。他の志望者との差別化にもつながるでしょう。

根拠のある具体的なエピソードを盛り込む

金融業界の志望動機に根拠のある具体的なエピソードを盛り込むことも重要です。具体的なエピソードを述べることで、志望理由の信憑性が高まったり他の志望者と差別化することができます。十分に自己分析をして、金融業界を志望するに至った経験を洗い出しましょう。

さらに、後述する金融業界で求められるスキルを具体的に盛り込むと、自分をより魅力的にアピールできるでしょう。特にコミュニケーション能力はどんな業種・職種でも求められるので、エピソードをひとつは思い浮かべておくことをおすすめします。

金融業界に求められるスキル

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、金融業界のあらゆる業種・職種で求められるスキルです。

顧客と円滑なコミュニケーションを図らないと、顧客に大切な資産を預けてもらえないでしょう。誠実にコミュニケーションをとって信頼関係を築き上げることが重要です。

顧客と直接関わらない職種でも、自分一人で成し遂げられる仕事はほとんどありません。大金を扱う以上、多くの人と協力して仕事を進める必要があります。

志望動機に盛り込まなくても、面接で問われた際に回答できるように、コミュニケーション能力を発揮したエピソードを少なくともひとつは準備しましょう。

継続する姿勢

金融業界では、金融に関する知識や情報を収集し続ける姿勢が求められます。

世界情勢によって日本の経済状況は大きく変化します。株式や債券、通貨の価値が急騰することもあれば暴落することもあるでしょう。金融業界の業績は経済状況に大きく左右されます。

各業界・企業の経営状況から世界各国の政策や気候まで、幅広く最新の知識や情報を身に付けなければなりません。

継続する姿勢をアピールできるエピソードがあれば、志望動機に盛り込みましょう。

柔軟性

初めての問題に直面しても慌てず適切に対応する柔軟性も、金融業界で働くうえで重要です。

前述したように、株式や債券、通貨の価値は、社会情勢によって大きく変わります。問題が起きたときに適切に速やかな対応をしないと、大きな損失が発生するかもしれません。どんな変化に直面しても、柔軟性を持って対応することが求められます。

問題が起きたときに柔軟な対応をして解決した経験があれば、志望動機に盛り込むことをおすすめします。

金融業界の魅力的な志望動機を作成しよう!

金融業界の役割、主な業種・職種、志望動機を書くときのコツを解説しました。

金融業界には多くの業種・職種があり、それぞれ求められるスキルや経験が異なります。業界研究・企業研究を十分にして、応募先ごとに適した志望動機を考えることが大切です。

具体的なエピソードを述べることで他の志望者と差別化できます。自己分析をして応募先への志望動機にふさわしいエピソードを見つけましょう。

ぜひ本記事を参考に、金融業界への志望動機を作成してみてください。

地方銀行の志望動機の書き方|差別化するコツとは?【例文あり】

同じ金融業界の中でも「銀行(メガバンク)」と「地方銀行」には大きな違いがあります。

地方銀行を志望する場合は、この違いを明確にして、「地方銀行ならでは」の志望動機が求められます。他の銀行にも当てはまる志望理由を伝えてしまうと、マイナスな印象を与えてしまう恐れがあるため、注意が必要です。

まずは金融業界銀行業界メガバンクとの違いなどを正しく理解し、地方銀行の特徴をふまえた志望動機を作成していきましょう。

知っておきたい地方銀行の基本

地域密着型のサービスを提供している地方銀行は、銀行業務以外にも地域のためにさまざまな事業を展開しています。銀行業界の応募者には、地方銀行だけでなくメガバンクを視野に入れる学生が少なくありません。そのため、地方銀行に応募する際は、採用担当者が納得できる志望動機の作成が必要です。

採用担当者の興味を惹くためには、地方銀行とメガバンクの違いを明確にした志望動機の作成が重要になります。地方銀行・メガバンクのどちらにも当てはまる内容では、応募の熱意や意欲が感じられません。

メガバンクとの違いを明確にするために、地方銀行の役割を理解することから始めましょう。特徴業務内容動向など、地方銀行についての理解を深めることでメガバンクとの違いがはっきりとします。

「地方銀行に行きたい」という意欲が伝わる志望動機を作成することで、採用通過率が上がるはずです。そのために、地方銀行ならではのポイントを頭に入れていきましょう。

地方銀行とは?

地方銀行は「第一地方銀行」「第二地方銀行」に分類されます。第一地方銀行とは全国地方銀行協会に加盟する地方銀行です。一方、第二地方銀行は1989年以降に旧相互銀行から普通銀行に転換した銀行であり、第二地方銀行協会に加盟しています。

ともに普通銀行で業務内容に違いはありませんが、加盟団体が異なり、共同事業や協力体制に違いがあります。また、第一地方銀行よりも第二地方銀行は経営規模が小さいことが特徴です。

地方銀行の特徴として、特定の地域と強い結びつきがあり、地域経済に大きな影響力を持っていることが挙げられます。将来性のある地域企業に融資を行い、金融面から支える仕事をしています。

地域に暮らす人々には、住宅ローン教育ローンなどのサービスを提供し、地域経済の活性化に一役買っています。近年では銀行業務以外にも、地域経済活性化のために、地方創生活動をする地方銀行も目立ちます。

地域密着という強みは、他の金融機関にはない魅力といえます。地方銀行はメガバンクに比べると地味な印象がありますが、地方でのネームバリューは大きく、多数支店があるため地元民であれば知らない人はいないほどです。地方によってはメガバンクの支店がないこともあります。

地方銀行とメガバンクの違い

地方銀行メガバンク
本店各都道府県の主要都市東京・大阪などの大都市
支店地元エリア中心国内全域および海外
営業エリア本店がある都道府県内および近隣都道府県全国および世界各地
特徴地元の大手や中小企業を中心に取引大手上場企業を中心に取引

上記のとおり、地方銀行とメガバンクでは対応しているエリアや、取引相手の特徴が異なります。

地方銀行は各都道府県に本店があり、特定の地域で営業する銀行です。地方銀行はメガバンクに比べると営業範囲は狭くなりますが、その分ひとつひとつにおける対応がきめ細やかになる傾向があります。

一方、メガバンクは全国・海外まで営業範囲が及びます。そのため、スケールの大きな業務に携わりたいなら、メガバンクが向いている可能性があります。

地方銀行にはメガバンクと異なる大きな特徴が3つあるので、チェックしていきましょう。

地域密着型

地域に密着しているといった点では、メガバンクよりも地方銀行が優れています。地元の企業や学校などにおいては、メガバンクよりも地方銀行をメインバンクにしていることが珍しくありません。

地域密着型だからこそ、利用者と行員が顔馴染みになりやすく、アットホームな雰囲気で働けるメリットがあります。特定のエリアに根付いていることで、地域への理解度が高く、地域に特化した金融サービスを提供しています。

全国転勤が少ない

メガバンクの行員は全国規模の転勤があり、海外支店に転勤になることも珍しくありません。基本的には、支店長で2年、営業で3~5年の頻度で転勤になることが多いです。

一方、地方銀行でも転勤はありますが、営業エリアが限られているため、転勤になっても近隣の県です。とはいえ、都道府県内の転勤になることも多く、引っ越しを伴わないケースが少なくありません。

そのため、土地に根ざした働き方が実現できるのは、地方銀行で働く魅力のひとつです。プライベートの面でも、マイホーム購入などがスムーズになり、家族に負担をかけないメリットがあります。

年齢問わず幅広い業務に携われる

地方銀行の場合、若い世代でも幅広い業務に携われる特徴があります。幅広い業務内容についてはメガバンクでも同様ですが、規模が大きいと働く人数の数も多くなります。地方銀行はメガバンクほど行員の数が多くないため、さまざまな業務に携わるチャンスが多く巡ってくるのです。

また、地方銀行は中小企業がおもな取引相手ということもあり、メガバンクで働くよりも経営者と直接話す機会が増えていきます。さまざまな経営者と会話することで、経験から学べることが多く、仕事や人生に良い影響をもたらすでしょう。

地方銀行の業務内容

銀行の3大業務

①預金業務

②貸付業務

③為替業務

地方銀行の業務内容は「銀行の3大業務」と呼ばれている、上記の業務が中心になります。これはメガバンクも同様の業務になります。

預金業務

預金業務は、お金を預かり口座を管理する業務です。地方銀行では個人・法人の顧客からお金を預かり、口座を管理しています。顧客が預金するには窓口やATMを利用するため、銀行の窓口で働いている行員がおもに携わる業務です。

地方銀行の預金業務は企業や地域住民の暮らしを支えており、地域需要が多いといった特徴があります。支店やATMの数が地方の至るところにあるのは、需要が高い証拠といえるでしょう。

貸付業務

貸付業務は、企業や個人にお金を貸付する業務を指します。企業や個人に融資すると、貸出金利が発生します。その利息分が地方銀行の利益となります。

融資をする企業を調査したり、営業したりすることが、おもな業務内容です。原資は顧客から預かったお金のため、融資した資金を回収するためにも、審査部門で慎重な審査が必要となります。

為替業務

為替業務は、現金ではなく口座間の資金移動によって行う業務です。公共料金の自動振り込みは為替業務のひとつであり、現金のやり取りをしないことが為替業務の特徴になります。ほかにも、年金株主配当金の受け取りなども該当します。

為替業務も窓口やATMを利用する顧客が多いため、窓口にいる行員がおもに対応をします。

地方銀行の動向

志望動機を書く上で動向を知ることは非常に重要です。動向をふまえた内容を志望動機に書くことで、業界で働く意欲をアピールすることができます。また、面接対策としても役に立ちます。

地方銀行は金融業界に属しているので、金融業界全体の動向もチェックするのがおすすめです。動向を調べるには、インターネット情報の他に、業界の専門誌や新聞、金融庁が公開する資料など、さまざまな手段があります。中でも地方銀行の動向を3つ紹介します。

業界再編

地方銀行では業界再編が進められています。人口減少や景気悪化などの影響で地域経済が悪化すると、地方銀行の貸出業務が減少し、利益を生み出せない状況になります。この状況を打開するために、政府と日銀支援のもと、地方銀行再編が加速しています。

地方銀行は合併や統合を進めることで、顧客や資金増大を目指しています。また、業務提携により新しい価値観が取り入れられ、新規サービスの幅を広げられるメリットがあります。

しかし、異なる地域の地方銀行同士が合併する場合、地元の銀行として親しまれている銀行名やブランド名を変更することで、営業面においてデメリットが生じることがあります。

新事業の取り組み

再編以外の打開策として、地方銀行は地域経済を活性化させるために新事業の取り組みを行っています。例えば、以下の地方創生活動が新事業の取り組みに該当します。

【観光支援】

  • コロナ禍で業績が悪化した飲食業や観光業の応援
  • 築150年の古民家を活用したゲストハウスの事業化支援

【農業活性化】

  • 地域ブランド農産物の開発
  • 新しい農業ビジネスモデルの構築

他にも、人材事業移住者支援を行う地方銀行が少なくありません。こうした新事業の取り組みは、これからさらに求められていくでしょう。

フィンテックとの競争が今後の課題

フィンテックとは、金融(ファイナンス)と技術(テクノロジー)の組み合わせを指す単語で、仮想通貨やネット銀行が例として挙げられます。

これらの最新技術を用いたサービスでもお金のやり取りはできるため、地方銀行は今後しばらくはフィンテックとの競争を意識しなければならないでしょう。

就活においては、こういった情勢も理解した上で志望動機を書けると、深い業界研究の成果が伝わるでしょう。

地方銀行が求める人物像

責任感がある

銀行は顧客の大切なお金や情報を取り扱っています。小さなミスでもトラブルになり得るため、責任感を持って業務に取り組むことのできる人物が求められます。

基本的に受け身で言われたことしかこなさない人物だと、責任感に欠けるため業務を任せることができません。

また、地方銀行を利用してもらうには、顧客との信頼関係が必要不可欠です。顧客に与える印象が大切なので、コミュニケーションのなかで真面目さや几帳面さが伝わる人物である点も重要です。

主体性がある

地方銀行では厳しい経営環境や資金運用難など、折り合いのつかない課題が少なくありません。多くの問題を抱えているため、問題解決に積極的に取り組める人物が求められています。そのためには、地域発展のために自ら打開策を模索し、周囲と協力して解決を目指せる主体性が重要です。

目標達成や課題解決に喜びを見出せる人なら、地方銀行で活躍できる可能性が大いにあります。反対に、指示されたことだけをしたい人や、同じ業務を繰り返したい人には不向きといえるでしょう。

真面目である

さまざまな知識を必要とする地方銀行員は、仕事や勉強に一生懸命励む真面目さも求められる条件のひとつです。行員は専門性の高い業務を遂行するために、知識やスキルが必要です。配属された部署によって必要な知識は異なり、取り扱う金融商品や法令についても理解が求められます。

商品や法令が新しくなれば、その都度勉強をして身につけなければいけません。経済動向にも意識を向ける必要があり、常に勉強を続けられる姿勢が重要だと考えられています。

難しい仕事に直面しても投げ出すことはなく、確固とした意志で目的のために業務を遂行できる真面目な力がある人物が、地方銀行では求められています。

信頼関係を築くことができる

地方銀行では、顧客と深い信頼関係を築ける人物が求められます。責任感や真面目さがあっても、問題が起こったときに人に責任を押し付けたり、人任せにしたりする人材は信頼を得られません。起こった問題に責任を持ち、解決できる方法を考え、行動に移す主体性のある人物こそ信頼するに値します。

信頼されるためには、顧客との会話の中で顧客のニーズを汲み取り、求める解決策を提案できるような信頼性の備わっている行動が必要です。顧客のために考えて行動できる行員であれば、安心して相談してもらえるようになります。

地方銀行の志望動機を書くときの3つのポイント

なぜ地方銀行を志望したのかを明確にする

なぜメガバンクではなく地方銀行を選んだのかについては、採用担当者が注目するポイントです。メガバンク以外にも、証券会社や保険会社など、他にも進む道はあったはずです。

応募した地方銀行ではなくても当てはまる志望動機の場合、業界研究不足とみなされ、応募意欲がないと判断される可能性があります。

そのため、地方銀行を選んだ理由は、ESの志望動機で明確に記載するようにしましょう。応募する地方銀行を目指すきっかけとなったエピソードがあれば、志望動機に説得力が増します。

応募する地方への思いをプラスする

地方銀行は地域に根付いた働き方をしているので、応募する地方への思いをアピールすることでポジティブな印象を与えられます。

地方の思いを考えたとき「地元が好きだから」といった理由は、ありきたりな表現になるので他の応募者と差別化ができません。

県外出身者が応募する場合は、なおさら採用担当者に地方を選んだ理由を納得させる必要があるでしょう。幼い頃の思い出などがない場合は、その地域特有の祭りイベントに目を向けるのもアピール方法のひとつです。

入社後の意気込みを伝える

志望動機は、入社後に活躍できる人材なのかを見極めるための重要な判断材料です。採用担当者は応募者が銀行にどのような働きで貢献してくれるのかを知りたいと考えています。

そのため、これまでの経験から学んだことを、実際の業務でどのように活かしていくかを伝えましょう。スキルや資格などの強みがあるなら、積極的にアピールすると採用通過が有利になる可能性があります。

地方銀行を目指している理由を今一度考え、入社後に成し遂げたい目標を考えてアピールしてみましょう。

魅力的に伝える地方銀行の志望動機の書き方 

志望動機の書き方

①志望した理由

②根拠となる具体的なエピソード

③入行後のビジョン

志望動機を作成するときは、まず始めに地方銀行を志望した理由を伝えます。なぜ地方銀行を志望したのか、魅力を感じているのかを簡潔にまとめることで、採用担当者の興味を引くことができます。

続いて、志望するきっかけとなったエピソードを具体的に説明します。応募する地方銀行の地域にまつわるエピソードは、印象アップにつながるので思い出してみましょう。地域に関わった経験があると、地域に貢献したい熱意に説得力が増します。

自分の強みをからめて志望する場合、数字を強みにするのは避けましょう。なぜなら、地方銀行で仕事をする以上、数字が強いのは当たり前と判断されるからです。他の応募者と差別化するには、簿記1級や珠算で段を保有しているなどのスキルが必要です。

最後に、入行後のビジョンを伝えます。これまでの経験や自分の強みを銀行でどのように活かせるのかを書き、積極的に貢献していく姿勢をアピールしましょう。

地方銀行の志望動機例文

地元の地方銀行を志望する例文①

例文

貴行を志望したのは、ふるさとである〇〇の経済発展に貢献したいからです。

大学卒業まで〇〇で育った私は、小さい頃によく商店街を訪れていました。夏は夜店、秋はお祭りなど、参加している人の活気ある姿を見て元気をもらっていました。近頃は商店街に活気がなくなっているため、以前のように活気あふれる商店街になるための手助けを行いたいと考えています。

貴行では、起業家を支援する活動が多いと認識しております。特に、新しく事業を始める方を対象にした情報提供や商品開発などのサポートに大変魅力を感じ、地域を支える姿勢に強く感銘を受けました。

私は学生の頃にボランティア活動をしており、幅広い年代の人たちと交流する機会が多くありました。そこで培ったコミュニケーションスキルを活かし、お客様に信頼される行員を目指したいです。(350字以内)

初めに結論として志望動機を記入することで、採用担当者が内容を理解しやすい構成になっています。

続いて、具体的な根拠の説明ができているため、志望動機に説得力があります。その後、応募した地方銀行の魅力を伝えていることで、メガバンクとの差別化や、応募した地方銀行でなければならない理由がわかりやすく説明されています。

最後は自分の経験から得た強みを、入行後にどのように活かせるのかをうまくまとめられている例文です。

地元の地方銀行を志望する例文②

例文

私は地元で生まれ育ち、この地域の発展に深い思い入れを抱いています。子どもの頃から親しんできた地元の風景や人々の暮らしを支える存在として、地方銀行が果たしている役割に感銘を受け、自分もその一端を担いたいと考え志望いたしました。特に、地域密着型の金融機関として、中小企業の成長支援や個人の夢の実現をサポートする姿勢に共感しています。

大学では、経済学を専攻し、地域経済の構造や課題について学びました。これを通じて、地域の活性化における金融機関の重要性を改めて認識し、自分の知識やスキルを地元の発展に活かしたいという思いが強まりました。加えて、地元出身である私だからこそ、地域特有の文化やニーズを理解し、親身な対応ができると考えています。

入社後はお客様一人ひとりに寄り添い、地域社会の発展を支える存在となれるよう、努力を惜しまず取り組む所存です。(400字以内)

この志望動機では、銀行の取り組みへの共感を前面に押し出すことで、強い意欲をアピールできています。さらに、意欲だけでなく専門的な知識もあることを、大学の専攻をもとに示すことで、入行後に活躍できることもイメージしやすくなっています。

大学で学んだことが志望先と合致している人は、志望動機などでその点を積極的に記載しましょう。

地元以外の地方銀行を志望する例文①

例文

私は、貴行の地域を思う心と熱い気持ちを持ち合わせている点に感銘を受け、志望いたしました。

私の地元は〇〇ではありませんが、〇〇大学に通っていたため、4年間この土地で過ごしていました。そこで、温かく親切な方が多い〇〇に恩返しをしたい、生活の支えになりたいと考えるようになりました。

貴行の「お客様や地域のために」という想いが強い社風や、人事の方や行員の方の温かい人柄に大変魅力を感じております。また、行員の方々が生き生きとされて働いているのを見て、私も貴行の一員になって働きたいと思うようになりました。

また、貴行は外報活動を通じて安心・安全な街を目指すなどの地域社会への取り組みを行っており、〇〇に貢献するための、さまざまな仕事ができると考えました。入行後は、〇〇の方のように親切心を持ち、地元の方に寄り添ったサービスを提供したいです。(400字以内)

応募する地方銀行が地元ではない場合は、地元の地方銀行の志望理由よりも、なぜ選んだのかを採用担当者に伝える必要があります。

例文では、地域の人や貴行で働く人々の温かさに魅力を感じています。地域特有の魅力が伝われば、採用担当者に納得してもらいやすい志望動機になるでしょう。

最後は応募した地方銀行の特徴をからめることで、他の地方銀行では得られない強みが伝わる文になっています。もう少し自分のアピールポイントを伝えることで、採用担当者に採用するメリットを感じてもらえるかもしれません。

地元以外の地方銀行を志望する例文②

例文

私は地元出身ではありませんが、学生時代に訪れた際に地域の温かさや活気に触れ、この土地に深く魅力を感じました。その後、地域経済や社会に貢献する仕事がしたいと考える中で、地方銀行が地元の企業や住民の暮らしを支える重要な存在であることを知り、志望いたしました。

大学では経済学を専攻し、地域経済の発展における金融機関の役割や課題について学びました。また、ゼミ活動やインターンシップを通じて得たコミュニケーション力や課題解決力は、地域のお客様に寄り添い、最適な金融サービスを提供する際に活かせると考えています。

外部からの視点を活かしつつ、地域に根ざした貴行の一員として、お客様や地域社会の発展に寄り添い、長く信頼される存在を目指して努力してまいります。(350字以内)

地元出身ではないものの、その地域の魅力を知って興味を持つようになった流れがわかりやすく、説得力があります。また、志望理由の軸を意欲よりも知識や能力に据えることで、地元出身でない点を十分にカバーできています。

改善点としては、もう少し銀行の取り組み内容について触れられると、企業研究の成果が感じられて好印象になるでしょう。

地方銀行の就職は地元出身の方が有利?

地方銀行は地域密着型なこともあり、地元の人が有利に採用されるイメージがあるものです。しかし、実際そのようなことはなく、県外出身者でも多くの人が地方銀行で活躍しています。

地方銀行が求めているのは地元出身者ではなく優秀な人材なので、優秀なら県外出身者でも関係なく積極的に採用します。

実際、地方銀行には地元出身者が多いのも事実ですが、これは地元の地方銀行に応募する学生が圧倒的に多いため、結果的に地元出身者が多くなっていることが理由です。

県外出身者でも地方銀行に採用される可能性は十分にあるため、地元じゃないからと諦めずに積極的にアピールしていきましょう。

地方銀行の情報の集め方は?

地方銀行の志望動機を作成するには、応募する地方銀行を調査して企業理解を深めることがポイントです。地方銀行の情報は、公式ホームページや各種ニュース、インタビュー記事から収集できます。

また地方銀行だけでなく、地方についての情報も調べることで熱意のアピールに役立ちます。地域経済誌や新聞の地方欄などをチェックすると、その地域の旬の情報を知ることができます。抱えている問題や課題も見えてくるので、自分なりに解決法を考えてアピールすると良いでしょう。

地方銀行ならではの魅力を志望動機でアピールしよう!

地方銀行の志望動機を作成するときは、どの銀行にでも当てはまる理由ではなく、地方銀行ならではの魅力を伝えることがポイントです。

どのような内容を記入すればいいか悩んでいる人は、まず念入りに企業研究を行いましょう。地方銀行の魅力が伝わる志望動機なら、応募意欲が伝わりやすく採用に近づける可能性があります。

他の応募者と差別化するためには、具体的なエピソードを盛り込み、オリジナリティを出すことが大切です。自分の強みを入行後にどのように活かせるのか、しっかりとアピールしていきましょう。

【例文あり】自己PRでコミュニケーション能力を効果的に伝えるコツは?

「コミュニケーション能力」は幅広い領域を指しているため、曖昧な言葉であると言えます。そのため、自己PRで具体的にアピールするためには、「伝える力」「聞く力」など、そこに含まれる要素を抽出して強みとすることがおすすめです。

本記事では、各要素に注目し、コミュニケーション能力を具体的かつ個性的な内容で自己PRに落とし込むための方法を解説しています。部活、アルバイトなどの経験別の例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

コミュニケーション能力とは?

コミュニケーション能力とは、他者との協調や意思疎通に必要な能力のことです。仕事においては、社内・社外の人間と信頼関係を結び、円滑に業務を進めるために欠かせません。

多くの企業や幅広い職種で重宝されるため、就職活動において、優れたコミュニケーション能力を持っているということは汎用性の高いアピールポイントであると言えます。

しかし、それと同時に自己PRのアピールポイントとしては定番中の定番であるため、他者と差別化できなければ、採用選考では埋もれてしまいやすいでしょう。

コミュニケーション能力を効果的にアピールするためには、重要なポイントがいくつも存在します。それらを押さえ、採用担当者にとって魅力的に映る自己PRを作り上げましょう。

コミュニケーション能力が企業に評価される理由

良好な対人関係の形成に役立つ

企業に所属する場合、仕事は自分一人だけで完結するものではありません。どこかで必ず社内外の他者との協力が必要になるため、他者と良好な関係を築くことは欠かせません。

信頼関係を築くことができれば、意見交換や相談をしやすくなるなど、お互いに働きやすくなります。また社外の人間と良い関係を構築できた場合には、新たな仕事が生まれることにも繋がります。

そのため、対人関係に重要な高いコミュニケーション能力は企業に評価されやすい傾向にあります。

仕事を円滑に進められるようになる

仕事を円滑に進めるためには、先述の仕事仲間との良好な関係の構築だけでなく、情報共有をしっかりと行えるということも重要です。よく「報告」「連絡」「相談」をまとめて「報連相(ほうれんそう)」と言いますが、これは社会人には欠かせないスキルであるとされています。

ミスやトラブルの発生を迅速に報告する、必要事項を性格に連絡する、疑問点や懸念点を相談するなど、「報連相」をしっかりと行うことがスムーズな仕事の進行に繋がります。

この「報連相」に関わるスキルもコミュニケーション能力に含まれるため、多くの企業に重宝されます。

コミュニケーション能力は言い換えてアピールする!

ただコミュニケーション能力が高いとアピールするだけでは、何が優れているのかが相手にいまいち伝わりにくいでしょう。これはコミュニケーション能力が様々な要素を含んだ抽象的な言葉であるためです。

そのため、「相手の話をよく聞いて理解する力」「物事を分かりやすく伝える能力」など、アピールしたい要素を抽出した、より具体的な言葉に置き換えることがおすすめです。そうすることで、アピールポイントをよりはっきりと分かりやすく伝えることができます。

以下に、コミュニケーション能力に含まれるアピールにおすすめな要素をピックアップしてご紹介します。

協調性

協調性とは、立場や考え方の異なる他者と同じ目標の達成に向けて協力できる力のことです。つまり、様々な属性の人と良い関係を構築・維持しながら、共に仕事を進められる能力であると言い換えられます。

これは、仲間内で良い空気感を作り、互いにストレス無く、円滑に業務をこなすためには欠かせないものです。仲間と対話したり、協力して進めたりする機会は多く存在するため、幅広い企業で重宝されます。

伝える力

社会人にとって、相手に分かりやすく、正確に物事を伝える能力は非常に重要です。情報伝達の際に誤解やミスが生じたことが、業務に支障を与えたり、信頼関係を損なうことに繋がってしまうためです。

社内外の仕事仲間と情報共有や対話をする機会は日常的に発生するため、この能力も多くの企業で求められています。

また営業やプレゼンテーションなどにおいて、物事を魅力的に伝える際にも役立つため、そのような機会が多い職種では、より歓迎されるでしょう。

聞く力

聞く力とは、相手の話によく耳を傾け、その内容や意図を正しく理解する能力のことです。聞く力においては、相手の話をしっかりと最後まで聞いたうえで、自分の意見や疑問点を伝えるという真摯に話を聞く姿勢が重要です。

相手の話を途中で遮って否定意見を押し付けるというようなことは好ましくありません。相手が自分の意見を伝えづらい空気感を作ってしまい、建設的な対話が不可能となってしまうリスクがあるためです。

聞く力は、相手自身や相手の意見を思いやり気遣う力に通じていると言えます。他者との会話や意見交換の機会が多い仕事では、特に喜ばれるコミュニケーションスキルでしょう。

質問する力

分からないことを誰かに質問できる力は、社会人にとって非常に大切なものです。仕事において、分からないことを分からないまま放置しておくことは、その後のミスの発生などに繋がってしまうからです。

例えば、他者から依頼された仕事を疑問点を抱いたまま進めてしまえば、依頼者のニーズに応えられないリスクが大きくなってしまいます。疑問点をしっかりと解消することは、仕事に関わる物事への理解を深め、円滑に業務を進めることに活きていきます。

これは幅広い仕事に当てはまるため、適切にアピールできれば、採用担当者に魅力的なアピールポイントだと感じてもらいやすいでしょう。

コミュニケーション能力の高さを効果的に伝える構成

効果的にアピールできる自己PRの構成

①【結論】コミュニケーション能力が強みである

②【エピソード】強みを発揮した経験

③【入社後について】強みをどのように活かすか

コミュニケーション能力が強みだと伝える結論

自己PRでコミュニケーション能力をアピールする際は、「私の強みはコミュニケーション能力の高さです」というような結論から文章を始めましょう。

これは「これからコミュニケーション能力に関する話を展開していきます」と読み手に明示することに繋がります。

コミュニケーション能力が話の軸であるということが明らかにされることで、その後に展開される話を理解してもらいやすくなります。

コミュニケーション能力を発揮したエピソード

前述の結論だけでは、強みを持っていることの証明にはなりません。結論を伝えられたら、実際にコミュニケーション能力を発揮したエピソードを具体的に伝えて、強みを持っていることの裏付けをしましょう。

この際、どのように発揮したかという過程を段階を踏んだ構成で伝えられると良いでしょう。いつどんな「課題」に遭遇したか、その解決のためにどのような「目標」を掲げ、どのように強みを発揮して「対処」したのかというようなものです。

エピソードを段階分けすることで、内容が整理され、読み手に理解されやすくなります。また具体的な過程が分かることで、そのコミュニケーション能力の活かし方を示すことができます。

エピソードの締めには、どのような「結果・成果」が得られたのかということも伝えましょう。コミュニケーション能力が実際にプラスの効果をもたらした、すなわち強みとして機能したことを印象付ける必要があるためです。

入社後にコミュニケーション能力をどのように活かすか

エピソードを伝えられたら、コミュニケーション能力を入社後にどのように活かすかを述べて、文章を締めましょう。

強みは仕事で活きるからこそ、採用担当者に価値を見出してもらえるものです。そのため、コミュニケーション能力という強みがしっかりと仕事でも活かせるものであると示す必要があります。

仕事への活かし方を伝えることは、採用担当者に実際に働くイメージを想像してもらうことにも繋がります。自社の風土や求める人物像に合致し、業務に貢献してくれそうだと思ってもらえた場合には、高く評価されることでしょう。

コミュニケーション能力を魅力的に伝えるコツ

自分ならではの表現で結論を伝える

最初に「私の強みは〇〇です」と結論を述べる際、コミュニケーション能力を自分ならではの表現で表すことをおすすめします。

例えば、「相手の伝えたいことを適切に捉える傾聴力」「相手に合わせて物事を分かりやすい表現で伝える力」というようなものです。

先述の通り、コミュニケーション能力は自己PRのアピールポイントとしては定番であるため、他者と差別化することが重要です。

自分の強みを的確に表す表現を用いることで、読み手に自分ならではの魅力を感じ取ってもらいやすくなるでしょう。

裏付けエピソードの結果を数字を示す

コミュニケーション能力を裏付けるエピソードの結果を述べる際、数字で表せる成果がある場合には、是非とも数字を用いて示してみましょう。例えば、コミュニケーション能力を活かして「ビブリオバトルで良い成績を収めました」と述べても、曖昧でその成果の凄さが伝わりにくいでしょう。

一方、「40人が参加したビブリオバトルで2位に入賞しました」というように数字を用いた場合には、具体性が上がり、より凄い成果を残したということを印象付けられるでしょう。

簡潔な情報のみで非常に高い説得力を生み出すことができるため、取り組みの結果を示す際には積極的に数字を用いることをおすすめします。

より仕事に活きる要素をアピールする

仕事は他者と協力して行うことが多いため、コミュニケーション能力は多くの企業で重宝される強みであると言えます。

しかし、コミュニケーション能力には「伝える力」「聞く力」などのように複数の要素が存在します。そのため仕事によっては、その中でも特に歓迎されやすい要素があることでしょう。

例えば、営業職では、営業先に自社製品などをより魅力的にアピールし、契約成立に繋げる必要があるため、特に「伝える力」が重宝されることでしょう。

このように、可能であれば応募先の仕事内容に合わせて、よりアピールに効果的な要素を選んで自己PRを作成できると良いでしょう。

【経験別】コミュニケーション能力の自己PR例文

部活

例文

私の強みは、情報を正確かつ分かりやすく伝達する力です。これは学生時代に野球部で主将を務めた経験を通じて培われました。

野球部の運営においては、その日の練習メニューなど日々の活動に関する情報や指示を分かりやすく伝え、部員全員に正しく把握してもらう必要がありました。最初はSNSを用いた単純なメッセージの送信で試みましたが、それでは上手く伝わらず、活動がスムーズに進められないこともありました。

この経験から、最初に要点を述べること、箇条書きで簡潔な情報を羅列することなど、整然として分かりやすい情報の書き方を学び、実践に活かしました。結果として、部員との連携が強化され、練習を円滑に進められるようになりました。

貴社においても、情報共有に気を遣い、仲間との連携を高めることでスムーズな業務進行に貢献したいと考えています。 (400字以内)

例文では、コミュニケーション能力の中でも「伝える力」に焦点を絞って話を展開しています。コミュニケーション能力という広い領域ではなく、伝える力というより具体的な強みを題材とすることで、話の軸がより明確になっています。

伝える力をエピソードで裏付けする際には、何をどのように伝えていたかについてしっかりと触れることを意識しましょう。

読み手に伝える力の具体的な詳細が分かるため、その強みを有していることに関して納得してもらいやすくなります。

ゼミ

例文

私の強みは、大学の○○ゼミで磨いた、他者の話をよく聞き、理解する傾聴力です。

ゼミ活動では、異なる意見や背景を持つメンバーと協力して目標を達成することが求められました。私は一人ひとりの発言に真剣に耳を傾け、彼らの考えに対して理解を深めることに注力しました。

とある会議で、メンバーから私の意見に対して異議を唱えられたことがありました。私は即座に反論せず、冷静に彼の意見の意図を理解しようとしました。その結果、チーム全体で建設的な議論を重ねる空気感を作り出すことができ、より良いアイデアをまとめることができました。この経験から、傾聴力がコミュニケーションを円滑にし、チームの協力を促進することを学びました。

貴社においても、異なる視点を尊重して、仲間との円滑なコミュニケーションに努めていきたいと考えています。(400字以内)

例文では、「傾聴力」を強みとしています。このとき、ただ傾聴力と述べるのではなく、他の言葉を添えて修飾し、自分ならではの表現で表すことで、より具体的かつ他者と差別化された強みに演出することができます。

傾聴力などの「聞く力」を強みとする場合、相手の発言をただ真剣に聞いていたと述べるだけでは不十分です。しっかりと発言を聞き、内容を理解した結果、どのような言動に繋がったのかというように、「聞く」という行為がその後に活かされたことを明確に伝えましょう。

アルバイト

例文

私の強みは他者と円滑に連携し合う協調性です。飲食店でのアルバイト経験が、この強みを一層磨く機会となりました。

ある日、ランチタイムの混雑した状況で急な人手不足が発生しました。しかし、私は冷静さを保ち、仲間たちと連携を図りながら、スムーズなサービス提供の実現に努めました。

具体的には、こまめに他のスタッフとコミュニケーションを取ることで、自分のタスクだけでなく、他のスタッフの進捗状況も把握しました。そして、役割分担して協力体制を築くことで、オーダーの受け渡しや料理の調理進行を円滑化し、効率的かつ高い質を維持したサービスを提供し続けることができました。

この経験を通じて、協調性がチームの一員としての力強さを生み出すことを痛感しました。貴社においても、協調性を活かし、仲間との連携強化を図って組織全体の成功に貢献したいと考えています。(400字以内)

先述の通り、協調性とは、他者と良い関係を築きながら、同じ目標の達成に向けて協力し合うために必要なコミュニケーションスキルのことです。

協調性をアピールする場合、他者と連携して物事を成し遂げたエピソードで強みを裏付けすることができれば、説得力の高いアピールに繋げられるでしょう。

このとき、他者とどのように連携したか、自分がどのような役割で貢献したかを具体的に述べることで、協調性を活かしたあなたの働き方をイメージしてもらいやすいでしょう。

自己PRにおいては、採用担当者に入社後に強みを活かして働く姿を想像してもらうことが重要です。

イメージされる人物像と企業との相性が良ければ、高く評価してもらえる可能性が高くなるためです。

自己PRのエピソードが見つからないときの対処法

他者にコミュニケーション能力を発揮した例を聞く

自分でコミュニケーション能力を発揮したエピソードを見つけられない場合には、他者に自分が能力を発揮した例が無いかを聞いてみると良いでしょう。

このとき、家族や同級生、教授、アルバイト先の同僚など、異なる属性を持った複数の知人に話を聞くことをおすすめします。

この場合、それぞれの知人が異なる場面や立場であなたとの関わりを持っており、別の視点からあなたを捉えています。そのため、より多様な意見を得られる可能性が高いでしょう。

他者の自己PRを参考にする

エピソードが見つからない場合には、他者が同じ企業や同業他社に向けて書いた自己PRを参考にしてみるのも良いでしょう。

こんなエピソードもアピールして良いのか、こんなアピール方法もあるのかというような気付きを得られるかもしれません。

リクルートが運営する求人サイト「リクナビ」の関連サービスである「OpenES」では、先輩の書いた自己PRを閲覧することが可能です。

業種や学科系統ごとに絞り込みを行って閲覧することもできるため、同業他社に向けた自己PRを簡単に見つけることができます。

便利なサービスを活用して、より良いエピソードを見つけましょう。

自己PRにコミュニケーション能力を書くときの注意点

アピールする要素は一つに絞る

先述の通り、コミュニケーション能力には様々な要素があり、その要素に焦点を当てることで、強みをより具体的に表現することができます。

自己PRでコミュニケーション能力を扱う際、アピールする要素は一つに絞ることをおすすめします。

例えば、「伝える力」と「聞く力」の2つをアピールしたい場合、それぞれに対してエピソードで裏付けを行う必要が出てきます。

この場合、話が冗長になり、散らかってしまいやすいです。

読み手にとっては読みにくく、要点を捉えにくい文章となってしまうため、効果的なアピールができなくなってしまいます。

そのため、アピールするのは一つの要素に留め、分かりやすく効果的な自己PRを作成しましょう。

文章の分かりやすさに気を付ける

コミュニケーション能力をアピールポイントとした場合、その分だけ採用活動においてコミュニケーションに関して厳しくチェックされるリスクが増える可能性があります。

その中でも「伝える力」をアピールした場合には、自己PRの文章が非常に分かりやすいものでなければ、アピールに説得力が生まれません。

読みやすさ、内容の分かりやすさについて、他者にチェックしてもらうなどして、可能な限り文章を推敲し、良いものに仕上げることをおすすめします。

面接で高度なコミュニケーションを求められるリスクを把握する

書類選考を通過した場合には、面接に臨むことになります。

エントリーシート(ES)の自己PRでコミュニケーション能力をアピールした場合は、面接においても高い水準のコミュニケーションを求められる可能性が高まります。

採用担当者の期待に応えなければ、ESの内容が嘘や誇張したものなのではないかと不信感を抱かれてしまうリスクがあります。

コミュニケーション能力をアピールポイントとする際には、そのリスクをしっかりと把握しておきましょう。

そして、面接本番でコミュニケーション能力が強みであることに説得力を出せるようにするために、より入念に練習を重ねることをおすすめします。

分かりやすい話の展開の進め方や話し方、声のトーン、表情など、言語から非言語能力に至るまで、コミュニケーションに関する様々なことに神経を巡らせましょう。

自分一人だけでなく、他者にチェックしてもらいながら練習することで、至らない点をより正確に把握できるでしょう。

コミュニケーション能力を自分ならではの表現でアピールしよう!

コミュニケーション能力は他者と協力して仕事を遂行する社会人にとっては、欠かせないスキルです。

多くの企業で歓迎されるスキルであるために、定番のアピールポイントとなっており、多くの人が強みとして挙げることでしょう。

そのため、「物事を分かりやすく伝える力」など自分の強みがより具体的に表れるように言い換えることが重要です。

他者と差別化し、自分ならではの魅力が伝わるように工夫することで、採用担当者の印象に残る効果的な自己PRを作り上げましょう。

自己PRで部活動をアピールする書き方を解説!【例文あり】

大学時代の部活動の経験を自己PRに書こうと考える就活生は多いのではないでしょうか。確かに「部活動をしている学生は就職で有利」という言葉を耳にします。

その言葉の通り、普段の学生生活とは異なる部活動での経験は、社会に出てからも役立つ能力を培うまたとない機会です。それをピールできれば、内定も近づくに違いありません。

しかし、自己PRに単純に部活の経験を書くだけでは、企業の目に留まりません。この記事では、自己PRで部活の経験を魅力的に書き、企業への効果的なアピールにするためのポイントを例文とともに紹介していきます。

部活動のエピソードは自己PRに効果的?

多くの企業では、採用時に就活生の傾聴力規律性を重視しています。これらの力は、活躍するビジネスパーソンが共通して持つ能力です。

しかし、社会人として役立つ能力の多くは、ただ大学生活を送っていただけでは、なかなか身に付きません。やはりこれらの能力を身に付けるためには、他人との関わりが不可欠です。

部活の経験があることは、他人との濃密な関係があることを企業に示すことにつながります。つまり、間接的にチームのなかで磨かれる規律性や傾聴力が、自分に身についていることを企業にアピールできます。

企業が部活をしている人材を高く評価する理由は、ここにあります。すでに働く上で必要となる力を身に付けている人材を見逃す企業は、そうそういません。

よって、部活での経験を自己PRでアピールするのは効果的であると言えるでしょう。部活動経験で得た強みを考え、企業に積極的にアピールしてきましょう。

部活経験が企業にとって魅力的な理由

部活の経験は入社後にも必要になる

多くの企業は、チームで行動できる人間を求めています。個人でできる仕事量には限界があり、全ての仕事を1人では完遂できません。他部署との交渉や調整、相手との打ち合わせや上司への報告など、業務には必ず自分以外の「誰か」が存在します。

そのため円滑な関係を築くことができない人材は、どれだけ能力が高くても採用されません。部活の経験がある就活生なら、企業もある程度は団体行動ができることを推察できます。

しかし、企業が就活生に求めているのは、チームワークだけではありません。自分から考えて動く主体性や、物事を考える力なども評価の対象としています。

そして、これらの力の多くは、部活を通じて得られる力です。自分の強みをアピールする題材として、部活の経験はうってつけと言えるでしょう。

1)主体的に物事を考える能力と積極性

企業が就活生に求める能力の最筆頭が、主体性です。また、それに付随する課題発見力など自分から行動できる人材を企業は求めています。学生時代とは異なり、社会人になれば自分から行動することが重要です。社会人としての基本とも言える能力ですが、身に付いている学生は多くありません。

大学生の部活は所属する人間の自治によって成り立っています。つまり、どんなことをするかは自分たちで自由に決められます。そこで、部の問題を発見し改善するための行動ができていたならば、主体性が身についていると言えるでしょう。例えば、「練習の参加率が悪い」という課題があるならば、この課題に対して自分が行ったことをアピールしてみましょう。

2)相手とのコミュニケーション能力と協調性

規律性傾聴力と並んで、チームで行動するときは相手とのコミュニケーション能力が重要です。

ここで言うコミュニケーション能力とは、相手の話を聞くことも勿論ですが、自分の意見やアイディアを相手に対して伝える発信力を指します。仕事においては、プレゼンテーションなど人前で話す機会が多分にあります。発信力が高い就活生は、人前に出ても物怖じすることなく、相手に意見を言えるので、企業は営業部隊として期待が高まります。

また、相手と意見をすり合わせることも、仕事では重要です。仕事をしていれば意見が合わないことは一度や二度では足りません。自分のことばかり押し通しては相手にされず、相手の言うことを丸飲みしていては、会社の利益になりません。相手と自分が納得できる落としどころを探すというのも、働く上で求められるスキルです。

3)目標達成に向けた行動力と計画性

多くの部活は、何かしらの目標があって活動していることでしょう。大会での優勝や研究会における成果発表などは、その目標の最たる例です。

しかし、これらで評価されるためには、事前に計画を作り、実行していく中で都度改善しなければなりません。実際の仕事においても、この計画から改善までの一連の流れ、いわゆるPDCAサイクルは非常に重要です。

企業は部活で身に付けた計画性マネジメント能力として高く評価してくれます。特に、管理職を目指すならば、単に「仕事ができる」だけでは能力不足です。名前の通り、管理職の仕事は、大勢の部下のマネジメントです。部活のなかで計画を立てたり、部員のマネジメントをしたことがある人も多いのではないでしょうか。それは企業から高く評価されるかけがえのない能力になります。

受験者の人柄を知ることができる

企業が新入社員を選ぶポイントの1つに、「既存社員との相性」があります。言ってしまえば「一緒に働きたいかどうか」ということです。どれほど名門大学であっても、この条件をクリアしなければ入社はできません。しかし、企業の雰囲気や経営方針が本当に新入社員にマッチするかの判断は、ベテランの面接官でも困難でしょう。

そのなかで、部活の経験は、企業にとって受験者の人となりを知る一助になります。取り組み方1つとっても、企業に与える印象は大きく異なります。

例えば、勝利に向けて真剣に努力したならば、粘り強さ継続性に関する印象を強く相手に与えることができるでしょう。自分の部活での行動は、企業にとって受験生の内面を深く知る重要な情報であることを忘れてはいけません。

優秀な成績があれば広告塔になれる

社会人になってからも、部活でしているスポーツを続けたい人は一定数いるはずです。なかには実業団への所属を検討している人もいるのではないでしょうか。

確かに長引く不況の影響もあり、多くの企業が実業団を廃部としました。しかし、現在でも陸上や卓球などの個人種目を中心に、自社にスポーツ選手が所属している企業は少なくありません。

所属する選手が大会で活躍すれば、それだけ自社のことを広く知ってもらえます。しかし、広告塔としての役割を企業が求めている以上、大会で活躍できるだけの相応の実力が必要です。大会での成績があるなら、それをアピールしましょう。それだけでも実業団に入れる可能性が高まります。

また、昨今は実業団という規模でなくても、スポーツや文化活動する社員を応援する企業が増えています。企業が求めるのは、広告塔としての役割だけではありません。社員の健康管理地域貢献の観点から見ても、優秀な実績のある就活生を獲得することは、それだけ企業にとって大きなプラスと言えます。

自己PRで部活の経験を書くときのポイント

チームワークを筆頭に、主体性柔軟性などの能力を企業は高く評価しています。このことからも分かる通り、部活で得られる能力の多くは、企業が欲している能力です。また、部活の経験は多くの就活生が持っているため、非常にアピールにつなげやすいポイントです。ポイントを抑えて、評価につながる自己PRを作成しましょう。

面接官が知りたいのは、部活を通じて得た「能力」

企業が部活をしている人材を評価する理由は、「働く上で必要になる力が部活で得られる」という点にあります。つまり「部活をしていた」こと自体は、全く評価していないことに注意しましょう。

そのため、単純に「〇〇部に所属して、大会で優秀な成績を修めました」という自己PRでは、企業に対しては何のアピールにもなりません。面接官が知りたいのは、部活を通じて「どんな能力を得たか」です。大会成績や部活動の思い出を知りたいわけではありません。

実際に書くときは、部活でどんな活動をしたか、その結果どんな力が身に付いたのかを考えましょう。自分の強みの裏付けとして、部活での活動をアピールするような流れにすると、全体としてまとまりある文章になります。また、実績をアピールする場合も、自分の強みを発揮できた結果として実績を書くと、自然にアピールできます。

また、部活を通じて得られる能力は、部活によって大きく異なります。例えば、個人競技ならば忍耐力継続力、チームスポーツならば協調性など重点を置くべきポイントも変化します。勿論、共通したアピールポイントもありますが、その部活「ならでは」の能力に焦点を当てると、ほかの就活生との差別化が容易です。

部活で得られた「能力」の活かし方を考える

自分が部活を通じて得られた力を自己PRすることを決めたならば、次はその能力を働くときにどのように活かすかを考えましょう。確かに、部活で得られる能力は、企業も欲しています。

しかし、企業によって重視する能力が異なることを忘れてはいけません。例えば、「柔軟性」をアピールしても、規定に沿うことを求める企業は評価しないでしょう。自己PRでアピールする能力は、企業が求めるものでなければなりません。

また、強みを自己PRにするときは、自分の能力が働くときにどのように役に立つのかを考えましょう。単に「能力が身についている」アピールでは、結局「部活をしていた」アピールと変わりません。どのような業務で発揮できるのかまで自己PRに書くことで、企業としても働き始めてからのイメージがしやすくなります。

書き始めは自分の強みとなる「能力」から

自己PRで部活の経験を書くと、どうしても部活の経験や成績を書き連ねることになってしまいがちです。しかし、それらのアピールを企業は求めていません。企業が知りたいことは、部活にどのように取り組んだのか、そしてどのようなことを学んだのか、という過程です。成績のアピールに終始しても、企業には「優秀な成績がある」ことしか伝わりません。

過程を重視した内容にするためには、書き始めに自分の強みとなる力から書き始めるとよいでしょう。その能力の裏付けになるように、部活動での取り組みや成績を書くようにすると、能力があることの説得力が増します。また、このときに具体的な期間人数などの数字を出すと、より企業に魅力的に映ります。

根拠となる具体例は1つにしぼる

自己PRは結論となる自分の能力から書き始め、その次に根拠となるエピソードを話すと、分かりやすい文章になります。ただ、4年間も部活を続ければ、強みが発揮された機会は1度や2度ではないでしょう。多くの事を書きたい気持ちは分かりますが、全て自己PRに盛り込むと、非常に長い文章になってしまいます。

あくまでも自己PRを読むのは企業の採用担当です。どれだけ熱のこもった自己PRをしても、長すぎる文章は結論まで読まれない可能性が高くなります。根拠となるエピソードは1つに限定するとよいでしょう。自分の強みが最も色濃く発揮できた1つにすることで、文章を程よい分量に整えることができます。

自己PRで部活動をアピールするときの例文

自己PRで部活動のことを書くときは、「自身の強みの裏付けや根拠として部活をアピールする」意識で書きましょう。実際に自分の経験に基づくため、強みの裏付けとして、非常にリアリティ溢れる文章になります。

部活の経験から行動力をアピールする

例文

私の長所は物事を主体的に考え、行動できることです。私は大学時代にフットサルのサークルに所属しており、部長を務めていました。しかし、私の大学はサッカー部が強豪であり、フットサルには人が集まらず、私が3年生のときには試合ができる最低限の人数しかいませんでした。

そこで私は自分が中心となり、今年度の新入生勧誘のための計画を作り、部員全員で実行しました。手あたり次第な勧誘を辞め、サッカー部との違いを明確にし「サッカーに興味があるけれども」という新入生にターゲットを絞りました。その結果、今年度は30人を入部まで運ぶことができました。

貴社に入社後は、この課題の解決に向けて部活で培った行動力を活かし、お客様の抱える課題に対して素早く行動できる営業マンとして活躍したいと考えております。(350字以内)

この自己PRでは、最初に自分の強みから始め、次に強みの裏付けとなる部活でのエピソード、最後に入社後の活躍で締めています。

部活のエピソードをアピールする上で、アピールできるものは、何も練習の過程だけではありません。部長や副部長などの役職にあれば、運営に関する課題に向き合うことも必要でしょう。

また、具体的な人数を文中に入れることで、どれだけの成果が現れたのかが相手に分かりやすくなります。ほかにも、解決のための施策を部員全員で共有したことからリーダシップのアピール、対象の決まった勧誘方針の決定から計画性のアピールにもつながっています。

部活の経験から忍耐力をアピールする

例文

私の長所は、一度決めたことを最後までやり抜く粘り強さです。私は大学時代に陸上部に所属しており、長距離選手として活動していました。大学に入ってから長距離に転向したため、当初は成果が出ず悩むことも度々ありました。また、心身の限界を感じる場面も多く、何度も辞めようと考えることもありました。

しかし、自分を信じてくれる仲間のためにも、大会での入賞を目指して毎日の練習を欠かさず続けました。そして、毎日の練習の成果が出たのか、徐々にタイムを縮めることができました。最終的には、昨年の大会では6位入賞、今年は準優勝と確かな成績を残すことができました。

貴社に入社後は、持ち前の粘り強さを発揮して、どんなに困難な業務でも投げ出さずに最後までやりきります。(350字以内)

部活動の経験は忍耐力継続力の証明として最適な題材と言えるでしょう。厳しい練習を続けるには、何があってもやり抜く覚悟が必要です。4年間耐え続けた経験は、社会に出ても役立ちます。

時として、やりたくない仕事に向き合わなければならない場面は確実に存在します。そのときに耐えられる忍耐力やストレスコントロールの能力も、社会人にとっては重要な能力です。

企業が就活生にどのような能力を求めているかは、入社案内や経営方針を確認すると推察できます。企業が求める人材に合わせ、アピールする長所は変えていきましょう。

また、それに併せて部活動の経験も変更が必要です。自分の強みが最大限発揮できた経験を見つけるためにも、自分での振り返りだけではなく、先輩や後輩、同級生からの客観的な意見を求めましょう。

部活の経験から観察力をアピールする

例文

私の長所は、素早く状況を把握できる状況観察力です。私は大学時代に吹奏楽部に所属しており、トランペットを担当していました。トランペットは花形のポジションであり、それだけに担当は練習が求められます。特にパート長が熱意のある人で、熱が入り過ぎた練習の後は体調を崩す部員もいました。

そのときは、私が調整役として練習のバランスを取りました。熱が入り過ぎたときは冷静に抑え、反対に集中できていないときは部員の背中を押すようにして、常に視野を広く持って冷静に周囲を見て、対処していました。その甲斐もあり、誰一人欠けることなく最後の大会で入賞することができました。

私は貴社に入社後は、この状況観察力と冷静な判断力を活かして、チームのマネージャーとして活躍したいと考えています。(350字以内)

チームで活動するときに、全員が同じ方向を向いていると思わぬ失敗をする可能性があります。そのときに、冷静に物事を反対から見る人がいると、チームは安定します。周囲の意見に流されない冷静さもチームワークには重要な要素と言えるでしょう。

加えて、冷静に判断を下すためには、周囲を色眼鏡なく見られる観察力が欠かせません。この自己PRは、それらを明確にアピールできています。

また、最後にマネージャーとしての活躍を挙げた点も、企業からは好意的に見られます。自分の培った力の適切な活かし所を分かっており、過大評価も過小評価もしていません。自分の能力を過大に見積もると謙虚さが、過小に見積もると自信が足りないように企業に判断されます。最後の企業での強みの活かし方まで一貫している文章です。

自己PRで部活の経験を書くときの注意点

部活の経験は個人の思い入れが強く表れるため、自己PRにする上で書きやすい題材と言えます。自分の強みを発揮できた経験や、苦難を乗り越えたことで得られた能力は、採用担当としても後の面接で深堀りしたい内容です。

ただ、アピールするべきポイントは、あくまでも「部活で得られた能力」であることを忘れてはいけません。自己PRで部活の経験を書くときには、次のようなことに注意しましょう。

役職をアピールしても効果は薄い

主将やキャプテンなどの「役職の経験」を前面に押し出すと、確かに企業の印象には残りやすいでしょう。しかし、単に「役職に就いていた」ことをアピールしても、企業には響きません。例えば、部長ならばリーダーシップ、会計ならお金に対する責任感など、その役職で自分自身に身に付いた能力を話しましょう。

ただ「部長だからリーダーシップが身に付いた」という安直な結論は避けた方が賢明です。同じ部長であっても、100人規模の大所帯の部長と少人数の部長では、得られる能力も異なるはずです。実際に「部長として〇〇をした」経験があってこそ、役職のアピールは意味を持ちます。自己PRに記載するときは、部長としての行動と部内への影響、結果得られた力を1つのつながりで書くようにしましょう。

また、役職がないことは決して不利な要素にはなりません。確かに「立場が人をつくる」という言葉の通り、何かの役職につくことは大きな経験です。しかし、役職にない人にも部のなかでは何か役割があるはずです。例えば、飲み会のセッティング担当。これも見方を変えれば、お店との交渉役や部員間の調整役という重要な役割です。部のなかで自分がどんな役割を果たし、どんな影響を部に与えたのか、自己PRを書く前に自分の活動を振り返りましょう。

成績がなくても不利にはならない

実業団への所属を目指すならば、ある程度の実績は必要です。しかし、単純に自分の強みを伝える題材として部活を挙げるだけならば、企業はそこまで成績を重視しません。自分がどんな行動を起こして、結果的に自分や周囲がどのように変わったのか、また、その変化が起きるまでの過程を話せば、大会成績に代わる十分なアピール材料になります。

例えば、「レギュラーにはなれなかったが部活を続けた」なら継続力のアピールにつながるでしょう。成績がなくても部活でのアクションは、自分を売り込むための大きな武器です。就活は「大会成績の優秀さ」では決まりません。自分の成長の糧として、部活がどのような存在だったのかに焦点を当てて、自己PRの文章を考えましょう。

専門用語の使用は避ける

スポーツも芸事も、それをしている人にしか分からない用語が存在します。自己PRでは、これらの専門用語の使用は可能な限り避けましょう。専門用語を多用した文章は、企業側に「読みにくい」「理解できない」と思われます。

また、本筋とは関係のない説明が増えてしまい、話したいことの主旨がぼやけます。可能な限り専門用語は、分かりやすくなじみの深い言葉に変更しましょう。

この変更は、どんなスポーツでも同様です。野球やサッカーなどメジャーなスポーツでも、伝える相手がルールを知っているとは限りません。相手に理解されない自己PRは単なる独りよがりです。読むのは自分の事を何も知らない相手であることを忘れないようにしましょう。

メジャーな部活が有利とは限らない

メジャーな部活は競技人口も多く、大会も活発に開催されています。当然、そこで成果を出すためには一定の練習が求められるでしょう。その分、努力や忍耐力などがアピールしやすい点は、自己PRを作る上でメジャーな部活が有利です。また、読む相手も何をしているのかが単語1つで理解できるため、無用な説明をせず本旨に注力できます。

しかし、競技人口が多いということは、それだけアピールする就活生も多いということです。結果として、細部まで同じような自己PRになりやすい点には留意しましょう。このままでは、ほかの就活生との差別化につながりません。実績や練習・大会中の行動を振り返り、「自分だからこそ」の部活の経験を前面に押し出すようにしましょう。

結局、メジャー競技もマイナー競技も、どちらも部活です。企業が聞きたいのは、楽しくも厳しい練習に励んだ部活の思い出ではありません。部活を通じて得た能力を、今後自分は仕事に対してどう活かしていくか、この一点に尽きます。部活動を自己PRに書くときは、このことを忘れないようにしましょう。

部活で得た経験をアピールしよう!

部活で得られる経験は、実際に働くときにも重要になる経験です。特に、チームワーク行動力、相手とのコミュニケーション能力は、社会で活躍するビジネスパーソンが共通して持つ力です。そのため、部活をしている人材を企業は高く評価しています。

ただ、あくまでも採用担当が知りたいことは、部活動を通じて得た自分自身の成長や能力であることを忘れてはいけません。自分が部活をするなかで、実際にどのように成長していったのか、その過程を自己PRとして書いていきましょう。

部活動の中で得た強みは数多くあるはずです。自分らしさが発揮できたエピソードで自分の強みを企業にアピールしていきましょう。

ガクチカで高校時代の経験はあり?書き方と注意点を徹底解説!【例文あり】

「学生時代に力を入れたこと」、いわゆるガクチカは、ESや面接で聞かれる頻出質問のひとつです。ここ数年、大学の授業がリモートに切り替わったり、部活動やサークル活動が制限されていた時期があったりと、大学時代のエピソードがなかなか思いつかない人もいるかもしれません。

そのため、学生時代のエピソードが「中学校・高校時代のエピソードでも良いのか?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。この記事では、その疑問を解消するとともに、実際にガクチカを書くときのポイントについて解説しています。

「ガクチカ」に高校時代のことを書いても問題ない?

「ガクチカ」で高校時代のことを書くのは避けるべき

結論から言えば、「ガクチカ」で高校時代のことを書くべきではありません。多くの企業はガクチカによって、就活生の内面を探っています。

企業としては1人の人材に長く働いてもらいたいと考えているため、社風や価値観などが合うかをESから判断しなければなりません。

企業が採用を決めるポイントは、「一緒に働きたいか」どうかです。特に、新卒採用はその傾向が一層強く現れます。社風や企業方針に合致している人は、長く勤める傾向にあるため、採用担当はそのような人を求めています。

ガクチカには、その人の本質が現れます。何を大切にして、何を考えているのか、それは人生観とも言えるものです。企業はガクチカを通じて、就活生がどのような人物なのかを深く知ろうとしています。

高校時代のことを書くと、企業に対して自分の本質を伝えることができません。そのため、ガクチカで高校時代のことを書くことは、避けた方が賢明でしょう。

企業が知りたいのは就活生の「今」の状況

採用担当が知りたいのは、目の前にいる就活生の「今」の価値観が、自社と合致しているかです。高校時代と大学時代では、考え方や学びも異なっていることが考えられます。そのため、過去の話をされても判断が難しく、企業としては採用の可否を決定できません。

新卒採用においては、「今」が重要です。高校を卒業してから、就活を始めるまでの間の4年もの間に、どんな経験をして、どんな学びを得たのか、今の就活生が何を考えているのかを、企業は探っています。

高校生と大学生では価値観が違う

高校生と大学生では価値観も大きく異なります。成年することで、社会参加の義務も生まれ、「できること」の範囲が拡大します。新しい世界に触れることで、考え方や価値観が変わることも珍しくありません。

高校卒業から4年間も経っていれば、そのような価値観を変えるタイミングは数多く現れます。そうなると、企業から「本当に今もその価値観なのか」と疑問に思われます。企業の持つ価値観と合うか判断できないのであれば、採用をためらうのも自然です。企業が知りたいのは、今の就活生の考え方であるということを忘れてはいけません。

高校時代のことを「ガクチカ」に書くデメリット

そもそも企業の求める回答になっていない

ESや面接に限らず、質問に対しては相手が求めている回答をしなければなりません。ガクチカの本質は「就活生の今の価値観を知る」ことにあります。その点を考えると、やはり企業は「学生時代」を「大学生時代のこと」として想定しているはずです。

企業によっては、誤解をさせないように「学生」と言わず「大学生」と限定することも珍しくありません。この想定に対して、高校時代のことを書くのは答えとしては不適切でしょう。

仕事は常に誰かとの報告・連絡・相談で成り立っています。多くの就活生が勘違いしていますが、仕事におけるコミュニケーション能力は、相手の話を正確に理解すること、そして、適切な回答をすることです。

不適切な回答は、企業には「相手の話を聞かない」という印象を持たれてしまいます。相手の話を聞かないということは、コミュニケーションできないと判断されてしまい、圧倒的に不利です。

大学での成長が感じられない

高校生と大学生では、価値観に大きな違いがあります。その価値観の変化は、個人の行動や考え方にも現れます。学問への理解だけではありません。

例えば、選挙権を得たことによる政治参加への意識や、アルバイトによる経済観念などは、その最たるものでしょう。他にも、1人暮らしを始めたことで、家事に対する意識も変わったのではないでしょうか。傍から見れば小さくとも、本人にとっては考えを変えるには十分な経験です。

しかし、高校時代のことをガクチカに書くと、これらの変化が企業側に全く伝わりません。

新卒採用は、新入社員が今後成長してくれることを期待した採用です。4年間の成長が感じられないのであれば、今後も成長が見込めないとなり、採用につながりません。場合によっては、「大学では何もしていない」という悪い印象だけを残すことになります。そうなると他の自己PRや志望動機の内容も、企業に疑問を持たれることになってしまいます。

 再現性に疑問を持たれる

ガクチカに現れる就活生の本質は、今後にも関連してきます。企業は今後の仕事において、その本質を発揮してくれることを期待して採用を決定しています。大学時代のガクチカであれば、今の本質であるため企業としても高い再現性を期待できます。

しかし、高校時代の本質では、現在変化している可能性が十分に考えられます。そうなると仕事で発揮できるか疑問に思われるのも無理もありません。

本質や自己PRにおける強みは、仕事のなかで発揮されてこその能力です。過去に発揮できても、それを実務のなかで発揮できなければ、企業も採用に結びつきません。

面接で結局大学時代のことを尋ねられる

選考が進み面接になった場合、ESと同じように「ガクチカ」を問われることがあります。その際、企業が回答を限定できるよう大学時代のことを尋ねても不思議ではありません。そうなると、ESに書くガクチカと面接用のガクチカの最低でも2つを用意することになり、単純に準備することが増えてしまいます。

多くの経験があれば、高校と大学で複数のガクチカを用意することは可能でしょう。ただ、用意するガクチカが増えるほど、お互いの整合性を取ることが難しくなります。単純な題材の内容や、具体的な規模を示す数値など、僅かな違いも許されません。

また「たった数年で変わる程度の弱い価値観である」と判断されてしまうと、忍耐力や集中力に疑問を持たれることになってしまうので、注意が必要です。

ガクチカに高校時代のことを書くときのポイント

企業が質問する意図やデメリットを考えると、やはりガクチカには大学時代のことを書くべきです。

学生時代に力を入れたことは、決して留学やインターン活動のような特別な経験だけではありません。勉強やサークル活動の他にも、家事のような日常の経験も1つの話の種になります。

ただ、高校時代に今後の自分の一生を決定づけるような経験があった場合、「高校時代のことを書きたい」と強く思う人もいるのではないでしょうか。

ガクチカは自分の本質が現れるエピソードを伝える場です。高校時代のエピソードを書いてはいけないというルールがあるわけではないので、自分の価値観などがしっかりと伝えられるのであれば、ポイントを押さえながら効果的に伝えるのが良いでしょう。

ここでは、ガクチカに高校時代のことを書くときのポイントを解説します。

必ず「今」につながる内容にする

先述の通り、企業がガクチカを尋ねる背景には「就活生の今の内面」を知ることにあります。高校時代のことをガクチカに書くならば、その価値観を現在も持っていることを示すようにしましょう。そのためには、高校時代やそれ以前から始めたことが、現在でも続いていることを伝えます。

高校時代のことだけをESに書くと、大学4年間での成長や学びが感じられないものになります。しかし、高校で始めたことを大学でも継続している場合は、高校時代のこともふまえることで、大学での成長をアピールできるガクチカになります。また、継続性忍耐力のアピールにもつなげられるでしょう。

再現性のあるエピソードにする

ガクチカを尋ねることで、企業はその経験から得た学びや強みを知ろうとしています。そして、その経験を「今後の業務で発揮するだろう」と判断した就活生を採用します。そのため、エピソードには将来的にも再現できる強みが表れなければなりません。数年経っているエピソードである以上、現在の自分との関わりは重要なポイントです。

例えば、「高校時代に委員長を務めた経験があるから、大学でリーダーシップを発揮できた」という流れで構成することで、高校時代の経験を大学でも活かすことができていることが伝わります。また、今後の業務でも活かしてくれることを、企業も期待できます。

他の項目には大学時代のことを記載する

ガクチカに高校時代の内容を書くなら、他の自己PRや志望動機に関するエピソードは、大学時代のエピソードを用意しましょう。

ガクチカで大学時代のことを付け加えて書くこともできますが、ガクチカは字数制限がやや厳しい項目です。企業によっては100字程度ということもあります。あまり多く書けないなら、コアになる高校時代のことだけを書いて、それ以外の項目で大学時代のエピソードを書き、4年間での成長をアピールしましょう。

また、このとき自己PRや志望動機を、ガクチカに関連させると文章が全体に引き締まります。ESを時系列で考えると、ガクチカで過去の経験、自己PRで現在の成長、志望動機で将来像をそれぞれアピールすることになります。一本につなげることで、ガクチカでの経験が活きてきます。

ガクチカに高校時代のことを書いた例文

ガクチカには、「活動の概要」「その活動における課題」「具体的な行動」「その活動を通じて得た学びや結果」の4つの要素が必要です。

上記のポイントを踏まえ、高校時代のことをガクチカに書くならば、「概要」に高校時代の経験を、「結果」に現在の状況を加えておきましょう。

また、文字数を削る場合は「課題」と「行動」の分量を減らし、「概要」と「結果」を中心に組み立てましょう。

 逆に、足りない場合は、「行動」の内容を深堀りすることで、自分のガクチカに、より厚みを持たせることができます。

学習をテーマにしたガクチカの例文

例文

私は高校時代の留学を通じて、「相手の背景を知る大切さ」に気が付きました。海外で働きたいと考えていた私は、自分の言葉で相手とコミュニケーションすることを目標に、入学当初から英語学習に打ち込み、2年生のときに留学に参加しました。

実際にコミュニケーションを取ると、言葉よりも日本との文化の違いから生まれる価値観の違いに気が付きました。特に社会や政治に関する考え方は全く別物です。そのことから相手のことを正しく理解し、自分の事を知ってもらうためには背景にあるものをお互いに知らなければならないと思いました。

現在は外国語学部に通い、留学生との国際交流を続けています。コミュニケーションを取るための語学は勿論ですが、背景にある宗教や環境などを理解する勉強も欠かさずに行っています。

これは日本人同士でも同様だと考えています。相手のことを知り、お互いに協力し合える関係性を多くの人と築いていきたいです。(400字以内)

ガクチカでは、どんな学びや気付きを得たのかがポイントになります。企業が知りたいのは思い出話ではないので、頑張ったことだけを書いても評価はされません。

この文章では、高校時代の経験が大学時代にステップアップしています。そのため高校時代の気付きが、後の志望大学や学部に影響を与えたことは容易に察せられます。確かに「今」につながる文章と言えるでしょう。

また、内容自体にも企業が活躍を期待できる要素が詰まっています。日英以外の言語も話せるマルチリンガルとしての技術、コミュニケーション能力などの実務面は勿論のこと、自分を高めようとする成長への貪欲さや、協働性など働くときに企業が必要とする能力を多分にアピールできています。

ガクチカはこのような自分の能力をアピールする場でもあるので、存分に活用しましょう。

自分の生活をテーマにしたガクチカの例文

例文

私は高校時代に始めた料理を通じて、強くコストを意識するようになりました。私の両親は私が高校に入った前後から仕事が忙しくなり、私が自分と弟と妹の3人分の食事を作ることになりました。

最初は取り合えず作った程度でしたが、弟妹のために美味しく、栄養のある料理を考えるようになりました。ただ、私にも勉強や部活があり、料理だけに時間を使うことはできません。また、予算にも限りがあります。そこで同じ献立でも、安価で短時間で完成できるよう工夫を考えるようになりました。

この料理における時間や経費への強い意識があったからこそ、大学では所属サークルの会計係として、経費の削減や会費の適切な運用ができたと感じています。また適切な管理のために、経理や経営に関することも勉強するようになりました。

入社後の業務も、時間やお金への強いコスト意識を持ち、限られた中で最大限の結果が出せるように取り組んでいきたいです。(400字以内)

ガクチカと聞くと、どうしても部活や勉強のことをイメージしてしまいます。勿論、それは正しいのですが、それだけがガクチカではありません。学校から切り離された部分での活動も立派なガクチカです。

特に意識しやすいのは、日常生活での出来事でしょう。情景が分かりやすい題材は、採用担当もイメージしやすく、共感を得やすいテーマです。

業務は費用対効果も考えるべき重要な要素です。仕事が完成しても、時間やお金がかかり過ぎるようでは利益が生まれません。その意味で高いコスト意識があることは、経理を務めるためにも重要な素養といえるでしょう。

部活動をテーマにしたガクチカの例文

例文

私は高校時代のサッカー部での敗戦を通じて、「最後まで諦めないこと」の大切さを学びました。私の所属していたサッカー部では、高校2年生のとき、初めて県大会決勝まで勝ち進みました。しかし、相手は全国大会出場の常連であり、優勝経験もある強豪校でした。

圧倒的に格上の相手に対して、私たちは遅くまで練習を続け、毎日練習終わりにチーム全体で改善点を洗い出し、翌日の練習に反映することを繰り返し行い、全員で乗り越えるために努力しました。

試合当日、相手に圧倒されながらも、最後まで勝つために全員で戦いました。

結果は敗戦でしたが、高い壁にぶつかったときに、チーム一丸となって諦めずに考え続けたことは、これからの人生においても重要だと考えます。

今後、仕事をする上でも困難を解決するために考え続けることは、絶対にやめません。チームで最後まで諦めなかったこの経験を、今後の仕事でも役立てていきます。(400字以内)

このガクチカは、大学時代のことが一切ありません。高校時代のことに集中したことで、力を入れたことが際立ち、それだけ得た学びの強さや本人にとっての重要性が直接伝わります。

高校時代の経験で今の価値観が完成されているなら、大学時代のことを書く必要はないでしょう。むしろ、書くことによって字数制限を超えたり、本旨が伝わりにくくなる可能性が考えられます。

また、勝利した経験だけが糧ではありません。特に部活動ならば、負けたことで学ぶこともあるでしょう。大切なことは、「経験からどのような学びを得たか」にあります。入賞した、受賞しただけが経験ではありません。是非、自分が一番熱中した物事をガクチカに書いてみましょう。

ガクチカに高校時代のことを書くときの注意点

ガクチカに高校時代のことを書くときは、現在の自分の下地になっていることを意識しましょう。このことを忘れて単純に高校時代の思い出話に終始すると、企業の求めている回答になりません。

あくまでも企業はガクチカから、就活生の本質を探ろうとしています。この質問に対して、適切な回答を心掛けましょう。

面接時に深堀りされることは前提

多くの就活生が大学時代のことをガクチカに書くなかで、1人だけ高校時代のことを書けば、やはり目立つことは避けられません。企業としても「何故、高校のことを書いたのか」という単純な興味や疑問を持つでしょう。この疑問や興味に対しての回答は、重要なポイントです。当たり前ですが「大学時代のことは書くことがない」では、企業の印象は最悪なものになるでしょう。

わざわざ高校時代のことを持ち出す以上、それには相応の理由が必要です。例えば「自分の人生観を一変させる体験だった」ことや、「自分のモチベーションの源泉になる」など、採用担当が聞いて「なるほど」と理解できる理由を用意しておきましょう。ここで、明確な理由を話すことができれば、他の就活生を大きくリードできます。

ある程度のインパクトは必要

あえて高校時代のことを持ち出す以上、理由だけではなく内容にも相応のものが求められます。当人にとっては重要なことであっても、客観的に見れば「その程度なのか」と思われる内容では、スルーされても仕方がありません。受賞歴や大会への出場経験など、採用担当者の目に留まるエピソードを盛り込んでおくことが重要です。

ただ、ガクチカでアピールするべきは「力を入れたこと」であり、華々しい経歴ではありません。最も自分を変えた1つのエピソードに限定し、どのような学びを自分が得たのかを書くようにしましょう。また、「その程度」と思われるような内容でも書き方次第です。その経験の前後における自分の変化が、劇的であるほど相手に強い印象を残すことができます。高校時代の経験と現在が、どうつながるのかを意識した文章にしましょう。

過去の内容ほど、明確な再現性が求められる

過去の内容ほど、客観的に見たときに再現性が弱くなることは避けられません。高校生と大学生の間には、明確な経験の差があります。そして、この経験の差は物事に対する印象の差へとつながります。同じ物事を見聞きしても、高校生のときは単純に考えていても、大学生では背景や多面的な考え方に変わることは珍しくありません。

つまり、単純に大学生は「高校生と同じ考え方ができない」ということになります。そのため、高校のことをガクチカに書くならば、一度、大学時代のことを挿むなど、今でも同じ考え方をしていることを示さなければなりません。しかし、単純に大学時代のことを挿むだけでは、企業には「成長がない」「精神性が高校生のまま」であると判断されてしまいます。大学でどのようなことを上乗せできたのか、という点を必ず付け加えましょう。

現在までの一貫性が重要になる

高校時代のことをガクチカに書くならば、一貫した自分の本質を正確に掴みましょう。考え方は行動にも現れます。例えば、「高校時代は野球部でキャプテンだった。そして、大学ではサッカー部でリーダーシップを発揮した」と書いても、それほど問題ありません。

企業が知りたいのは思い出話ではなく、その人の本質です。途中で競技を変えても文章からは、就活生が大切にしているものが「リーダーシップ」であることが伝わります。本質が現れる場所や形が変わるだけで、内容は一貫しています。

しかし、「高校時代は野球部でキャプテンだった。だから、大学で野球部で練習だけしていた」と書くとどうでしょうか。前半で書いた「キャプテン」から推察できる要素が、後半には全くありません。採用担当も頭の上に疑問符を浮かべていることでしょう。このような一貫性がない文章では、企業は本質を探ることができません。もし、本質が変化しているなら、その変化となるエピソードを追加しましょう。

高校時代のことがあるから、今の自分がいるエピソードに

ガクチカには、その人の本質が現れます。ただ、その考え方や信念は、決して大学時代の4年間だけで培われたものではないはずです。高校時代のことをガクチカに書くなら、必ず今の自分へとつながる内容にしましょう。

高校から大学へのステップアップは地続きです。決して、一足飛びに成長することはありません。今の自分に高校時代の経験が、どのように活かされているのか、高校時代のことをガクチカに書くときは、この意識を常に持ちましょう。

保険業界の志望動機はどう書く?例文やポイントを徹底解説【例文あり】

保険には「生命保険」や「損害保険」をはじめ、「災害保険」「自動車保険」「医療保険」などの種類があります。こうした保険を扱う保険業界は、大きく分けて「生命保険」「損害保険」「その他(保険代理店など)」の3つです。

一概に保険業界といっても、取り扱う商品や特徴が異なるため、保険業界を志望する際にはまず基本的な業界の知識が必要になります。

本記事では、保険業界の志望動機を作成する上で知っておきたいポイントや注意点、例文を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

保険業界の基礎知識

生命保険と損害保険の違い

保険の代表例として、「生命保険」「損害保険」があります。

生命保険はヒトに対する保険で、ケガや病気、死亡時に保険金が支払われるものです。生命保険では「定額給付」という形態がとられており、保険で取り決められている損害を被った際に、決められた額の保険金を受け取ることになります。

一方で損害保険はモノに対する保険です。自動車や家などの大切な資産が損害を被った際に保険金を受け取ることができます。損害保険は「実損填補」という形式で、定額ではなく被った損失に相当する額を受け取ることができます。

業務内容の種類

保険業界の業務は、営業「保険金支払い」の2種類に大別できます。

営業では保険の種類によって企業や個人に保険を説明・紹介し、契約を取り付けるのが主な業務内容になっています。

一方の「保険金支払い」とは、保険の対象が実際に損害を被った際、その状況や補償範囲を調査し、適切な額の保険金を支払う部門です。お金に関わる慎重な決定だけでなく、時には交渉力も求められる業務となっています。

保険業界で求められる人材とは

前述した通り、保険業界は主に「生命保険会社」「損害保険会社」「保険代理店」と大きく3つに分類されます。

保険業界の仕事内容には、営業や企画、アフターフォローなど、多岐にわたる要素が含まれており、それぞれの会社によって、取り扱う商品や特徴が異なります。

保険業界で求められている人物像を把握し、志望動機に活かしていきましょう。

責任感が強い

保険商品は、生活に関わるトラブルに備えるものであるため、責任を持って対応しなければなりません。

また、保険商品は一般的に安価ではなく、投資として利用するケースがほとんどです。つまり保険の加入や商品選びは、顧客1人ひとりの人生を左右する要素といえます。

顧客の人生に大きく関わるので、顧客に寄り添って商品を提供する責任感が求められます。

問題解決能力がある

保険業界で働くうえで問題解決力は非常に重要視されます。顧客の現状に対して「課題は何か」や「何を求めているか」を分析するからです。

顧客の現状にマッチした保険商品を提供するためにも、常に顧客の課題や問題にアンテナを張り、解決するための方法や施策を考える必要があります。また、今後想定されるリスクに対して、適切なアドバイスを提供する能力も求められるでしょう。

保険業界に求められる人材は、顧客の課題を解決するための方法や施策を考え、行動できる人だといえます。

保険商品に関心がある

そもそも保険商品に関心がある人でなければ、保険業界で働くことは難しいでしょう。保険業界で働くためには、保険そのものについて知ろうとする向上心主体性が重要です。

保険商品に関心がない場合、顧客1人ひとりに最適な提案をできません。また複雑な内容の保険商品を取り扱う可能性もあるため、常にインプットし続ける姿勢が求められるのです。

保険業界では、自社の保険商品に関心がある人材を求められていることを押さえておきましょう。

コミュニケーション力がある

保険業界では「顧客が何に不安を感じ、何を求めているか」に沿って商品を提案するため、顧客の考えを汲み取り、信頼関係を築くスキルが求められます。

コンサルティングの要素も含んでいるため、顧客とのコミュニケーションが欠かせません。

高価な商品を取り扱う保険業界では、「顧客のパートナーとして、人生に関わりたい」「顧客を幸せにしたい」と考えられる人材が求められているのです。

保険業界の志望動機を書く前の3つの準備

希望する保険業界の情報を集める

まずは、希望する保険業界に関する情報収集から始めましょう。志望動機を作成する際は「何に魅力を感じたのか」「何の商品に関わりたいと感じたのか」を明確にすることが大切です。

特に保険業界は、生命保険会社損害保険会社保険代理店などに分けられ、業務内容や取り扱う商品が異なります。漠然とした内容の志望動機を提出すると、本当に自社に関心があるのか、疑いを持たれてしまいます。

最悪の場合、「採用をもらえるなら、どの企業でも良いと考えている」とマイナスな判断をされてしまうため、希望する保険業界の情報を入念に集めましょう。

自身の強み・スキルを把握する

保険業界の志望動機を作成する際は、事前に自身の強みやスキルを把握しておきましょう。志望動機は、自身の強みやスキルを交えて構成することで、説得力を持たせられます。

なお、自身の強みやスキルを把握する際は「仕事で活かせるかどうか」を基準に棚卸ししましょう。なぜなら企業側は、志望動機を通して「志望者は自社で活躍できる人材なのか」を見極めるからです。

保険業界への入社を実現するためにも、自身の強みスキルを把握しておく必要があるといえます。

志望動機の構成を考える

保険業界に関する志望動機は、文章構成を考えてから作成に移りましょう。記載する内容を考えながら作成した場合、文章の全体像が見えないため、修正する手間が生じやすくなります。

事前に文章の流れやバランスを決めておくことで、文章の軸が通り、ブレが生じずらくなります。また内容がよりわかりやすく、読み手の興味を引くことを意識して作成しやすいので、文章構成を事前に考えておくのが良いでしょう。

保険業界の志望動機に盛り込む3つの要素

保険業界を選んだ理由

保険業界に向けて志望動機を作成する際は「保険業界に入社したいと思ったきっかけや理由」を盛り込みましょう。

ポイントは「保険業界だからこそ入社を志望している」とアピールすることです。業界の特徴に触れながらアピールしてみましょう。

例えば「保険商品を通して安心安全な生活を提供したい」「豊かな生活を実現するサポートをしたい」などが挙げられます。採用担当者の印象に残る志望動機にするためにも「なぜ保険業界を選んだのか」を棚卸ししてみましょう。

志望する企業を選んだ理由

保険業界の志望動機には「なぜ他の企業ではなく、該当企業を志望するのか」を盛り込んで作成しましょう。保険業界を志望するアピールのみでは、企業側に「他の企業でも良いのではないか」と感じられてしまいます。

ポイントは、志望する保険会社の強み商品の特徴や、キャリアビジョンに触れることです。企業ごとに異なる要素であるため、志望動機全体に説得力を持たせられます。

志望動機を作成する際は、志望する企業にしかない特徴を把握したうえで、志望理由に絡めながら構成してみましょう。

入社後の目標・貢献度

保険業界の志望動機には「入社した後の目標」「どのように貢献するか」を盛り込みましょう。なぜなら企業側は「自社で活躍し、成長する人材」を求めているからです。

ポイントは、仕事での再現性をアピールすることです。「自身が持っているスキルや能力を、仕事でどのように活かせるか」を具体的に伝えましょう。

仕事へのやる気や意欲のみを提示した志望動機は、企業側に「仕事で活躍する人材」と認識してもらいにくくなります。理想の将来像自身の強みを併せてアピールすることを意識しましょう。

保険業界の志望動機の例文

自身の強みを軸にした場合

例文

私は、貴社が提供する「サイバーセキュリティ保険」を世に広め、安心してインターネットと共存できる社会作りに貢献していきたいです。

ネット社会において、サイバー攻撃による被害は年々増加しています。

しかし、サイバー攻撃による損害額は具体的にイメージしづらく、保険の重要性を理解していない人が大半です。
スマホやパソコンは今や生活の一部となり、クレジットカードの情報から口座に関する情報、株など証券に関わるものまで、多くの情報が端末に含まれています。私たちが安心してネット社会で生きていくためには、欠かせない保険であると考えます。
私は大学時代、情報セキュリティ分野を専攻し、ITパスポートの資格を取得しました。入社後は、それらの知識を活かし、金融業界を中心にサイバーセキュリティ保険の加入率を伸ばし、日本の加入率30%以上を目標に取り組んでいきたいです。(350字以内)

上記の例文は、企業の特定の商品・サービスに惹かれたことを中心に展開しています。しっかりと資格取得まで結びついた内容になっているので、意欲が高いことがアピールできています。

ただし、サイバーセキュリティ保険は複数の企業で取り扱いがあるため、「なぜその会社なのか」ということをもう少し具体的に説明した方がより説得力を出せるでしょう。

また、なぜサイバーセキュリティ保険に興味を持ったのか、背景や今後の課題や目標、具体的に自分がどうなりたいのかなど、自分の考えを入れられるとより良いです。

エピソード部分を端的にまとめつつ、入社後に活躍する姿を具体的に伝えるように意識しましょう。

企業の特徴を軸にした場合

例文

私が貴社を志望した理由は、日本の課題である「自然災害」に最適な貴社の商品を広め、安心して生活を送れる社会作りに貢献したいからです。

他社よりも保険料が安く、補償額が大きい貴社の商品を活かして、お客様が豊かな生活を作れるようサポートしたいと考えています。私の地元である◯◯市は、2年前の地震によって津波や土砂崩れなどの被害を受けました。幸い、貴社の保険に加入していたこともあり、金銭面の不安を抱えることなく自宅の復旧に専念できました。

以上の経験から保険業界に興味を持ち、自然災害保険を提供している貴社の魅力をお客様に伝えたいと考えています。
お客様のニーズに合った商品を提案し、自然災害保険を提供する営業職として貢献したいと思い、志望いたします。(350字以内)

上記の例文では、損害保険に興味を持った背景として自然災害の経験に触れています。また営業職を志望することで、具体的かつ説得力のある志望動機に仕上がってます。

志望動機では、自身の経験やエピソードを盛り込んで、他の志望者と差別化することが大切です。また自身の経験に加えて、スキルについても触れられると、採用担当者が「自社での即戦力になるだろう」と想像しやすい文章構成に近づきます。

保険業界を軸にした場合

例文

私の志望理由は、保険業界の中でも手厚いサポート体制を整えている貴社で相手に寄り添ったサポートを行いたいからです。
貴社では、1世帯につき1人のアドバイザーが担当する制度を導入し、相談回数や期間に制限がありません。そのため、お客様の人生に寄り添い、ライフスタイルやライフステージの変化に合わせた提案を行える点に魅力を感じました。また在学中は、大学生協で共済を紹介するアルバイトに努め、保険業界への理解を深めました。
以上の経験から、お客様が安心して生活できる社会を実現するために、貴社を志望いたします。
入社後は、ゼミ長を務めた経験で培った責任感を活かし「お客様の人生の一端を担うパートナー」として、最適なプランを提案し続けたいと考えています。(350字以内)

上記の例文は「なぜ保険業界を志望するのか」を明確にし、具体的なエピソードを踏まえて展開しています。

また、企業の特徴位置付けへの関心や理解をアピールし「なぜ自分が企業にマッチしているか」を述べているのもポイントです。

特に保険代理店は、保険商品の販売や契約などを委託される企業です。お客様と企業の仲介的な役割を担うため、保険会社との違いを理解しておくのも重要といえます。

保険業界の志望動機を書くときの注意点

文章の軸がブレていないか

保険業界の志望動機を書く際は、文章の軸がブレていないか確認しましょう。話題が左右した志望動機は、全体的にまとまりがなくなり、読み手が違和感を覚えてしまうからです。

「この志望者は何を伝えたいんだろう」と、考えさせる手間も生じてしまいます。最悪の場合「自社への貢献度が低い」と判断されてしまう可能性もあります。

志望動機が一貫して軸の通った内容になっているかを確認しながら、作成を進めましょう。

大げさな表現を使っていないか

保険業界に関する志望動機では、大げさな表現を使わないように注意しましょう。なぜなら企業側に「自己主張が強く、協調性がない」と、マイナスな印象を与えてしまうからです。誇張した表現を記載し「事実と異なる内容だ」と判断された場合は、採用取り消しの可能性もあるでしょう。

志望動機では、志望者が「なぜ自社に入社したいのか」が重視されています。「採用担当者を圧巻させよう」とはせず、偽りのない表現や言葉を記載しましょう。志望動機に記載する文章では、大げさな表現を使わないことが大切です。

スキル・実績をアピールし過ぎていないか

保険業界に関する志望動機を作成する際は、スキル・実績をアピールし過ぎていないか確認しましょう。志望動機はあくまで「なぜその企業を志望しているのか」を述べる場です。スキルや実績をアピールする「自己PR」とは意図が異なるので、内容が混在しないように注意しましょう。

志望動機では、抽象的な表現を避け、端的に的確に思いを伝えます。具体性のない内容は、「手を抜いている」「第一志望ではないのだろう」と採用担当者にマイナスな印象を与えてしまいます。

自己PRに似た内容にならないよう注意しながら、具体性のある志望動機を意識して作成していきましょう。

保険業界の志望動機は事前準備が重要

保険業界の志望動機は、順序立てて簡潔にまとめることに限らず、企業研究自己分析などの事前準備が大切です。

特に、企業が取り扱う保険商品を深く掘り下げることで「自社への志望度が高い人材だ」と、感じてもらいやすくなります。ただし、大げさな言い回しや、軸が定まっていない文章構成には注意が必要です。マイナスなイメージに繋がってしまうため、1つひとつの文章を具体的かつ丁寧に作成しましょう。

本記事で紹介したポイントや例文を参考にして、まずは志望する企業の方針や、商品の特徴を明確にすることから始めてみましょう。

ドラッグストアの志望動機の書き方は?基礎知識から例文まで紹介

ドラッグストアの業務は多岐に渡ります。企業によっても大きく特徴が異なるため業界分析と併せて、企業分析を丁寧に行い、理解を深めておきましょう。

ドラッグストアの志望動機を作成するには、キャリアビジョン自身の強み結びつけて展開するのがポイントです。

本記事では、ドラッグストア業界の概要と志望動機の書き方を解説しています。例文も参考に魅力的な志望動機を作成していきましょう。

ドラッグストアの業務内容

ドラッグストアの志望動機を作成するためには、業務内容を理解しておくことが重要です。ドラッグストアでは、主に「接客・販売」「品出し・整理」「在庫管理・発注」の業務を担います。

店舗の従業員なら、総合的に業務を担当する可能性があるため、1つひとつ丁寧に行うことが大切です。また志望する企業によって、業務の進行方法や扱う機器が異なることも押さえておきましょう。

接客・販売

ドラッグストアでは、お客様対応商品の販売が欠かせません。スーパーや百貨店と同じく、卸売業や小売業に該当するからです。

お客様に商品の特徴を分かりやすく伝え、販売を促進する業務を担います。医薬品に限らず、日用品やペット用品などを取り扱うため、商品に関する情報を網羅しておく必要があるでしょう。

また店舗によっては、レジ業務を担当するケースも考えられます。ドラッグストアでは、幅広い業務に携わるということを理解しておきましょう。

品出し・整理

ドラッグストアでは、入荷した商品を並べたり、配置を見直したりする業務もあります。店内環境の見直しは、商品の劣化や廃棄を防ぐ重要な要素です。

なお品出しや整理の方法は「賞味期限の近い商品は前面に配置する」「月に◯回、配置を入れ替える」など、店舗によってルールが定められているケースがあります。売り上げの向上のために、それぞれの店舗が工夫し取り組みを行っていることが多いので、順応して対応していくことが求められます。

在庫管理・発注

ドラッグストアの業務には、商品の発注や在庫の管理なども行います。商品の供給と消費のバランスを保つ重要な要素です。

発注では適切な量や種類の商品を仕入れ、品切れを防ぎつつ在庫を抱えすぎないことがポイントです。また店舗の販売動向や季節、定期的なイベントに合わせて、商品の仕入れ状況を調整します。

一方、在庫の管理は、商品がどのくらい残っているかや、期限が近い商品の有無などを特定する業務です。販売戦略の調整や提案の情報として利用するため、重要な業務の1つといえます。

ドラッグストアで求められるスキル3つ

コミュニケーション能力

ドラッグストアでは、お客様の気持ちに寄り添いながら接客するスキルが求められます。

来店するお客様は、何か悩みを抱え、解決するために訪れる人がほとんどだからです。「お客様が何に悩んでいて、どんな商品を求めているか」を丁寧に汲み取る意識で接客に努めましょう。

またコミュニケーション能力は、同じ社員との情報共有や、チームワークの向上にも必要とされます。店舗を円滑に運営するためにも、欠かせないスキルといえるでしょう。

慎重さ

ドラッグストアでは、慎重に業務を進めるスキルも求められます。お客様によっては、プライベートな内容を含む接客が必要だからです。

例えば身体の不調や症状、病気に関する相談が挙げられます。気軽に相談しにくかったり、正確な情報を求められたりするため、丁寧に対応しましょう。

また慎重さは、業務のミスを防ぎ、正確に進めていくためにも求められます。ドラッグストアでは、1つひとつの業務を着実に遂行できる人材が求められているのです。

主体性

ドラッグストアでは、常に学び続ける姿勢が求められます。医療品に限らず、日用品や食品、ペット用品など幅広い商品を扱うため、新しい商品について主体的に学んでいく必要があります。

主体性が欠けていた場合は、お客様に最適な商品を提案できず、満足度やリピート率の低下などに影響してしまいます。また、スキルアップのためにも欠かせない要素であるため、学び続ける姿勢を意識して、日々の業務に取り組みましょう。

ドラッグストアへの入社に有効な資格

ビューティケアアドバイザー

ビューティーケアアドバイザーとは、美容に関する知識や技量があると証明する資格です。「より美しくなりたい」と考えているお客様に対して、化粧品や美容器具に関する情報や使い方をアドバイスします。

またビューティーケアアドバイザーの資格の有無は、他店舗との差別化ができ、資格所有者を求めて来店するお客様の獲得にも繋がります。幅広い美容用品に詳しい人材として、店舗の運営に欠かせない人材として貢献できるのです。

ヘルスケアアドバイザー

ヘルスケアアドバイザーとは、健康に関する総合的なアドバイスができることを証明する資格です。食事や運動、生活習慣を中心に、身体を健康に保つための知識を習得します。

特にドラッグストアでは、医薬品やサプリメント、健康食品などを取り扱うため「的確なアドバイスができる人材」として重宝されるでしょう。健康に関心があるお客様なら「資格を保有しているスタッフに相談にしたい」と、定期的に店舗に訪れる可能性も高まります。

ヘルスケアアドバイザーの資格を取得すれば、健康面に精通した人材として貢献できるようになるのです。

ベビーケアアドバイザー

ベビーケアアドバイザーとは、育児や子育て、ベビーケア商品に関する知識やスキルを証明する資格です。子育てを控えるお客様の相談に乗ったり、商品などの提案をします。

またベビーケアアドバイザーには、育児に対して不安や悩みを抱えている方からニーズを聞き出し、的確にアドバイスをするスキルが求められています。業務を遂行するうえでは、コミュニケーション能力カウンセリング能力も必要になるといえるでしょう。

ベビーケアアドバイザーの資格を取得することで、お客様の育児や子育てを間接的にサポートできる人材として貢献できます。

漢方アドバイザー

漢方アドバイザーとは、漢方薬について知見があることを証明する資格です。医療用や一般用を問わず知識を習得できます。

主な業務内容は、漢方の効果や服用するタイミング、飲み合わせなどをお客様に提案することです。漢方薬局に限らず、調剤薬局やドラッグストアでも重宝されるため、幅広い場面で貢献できるようになります。

漢方は、健康やダイエットを目的として購入するお客様もいるため、漢方アドバイザーの所有者は貴重な人材として重宝されるでしょう。

ドラッグストアの志望動機の書き方

結論から伝える

志望動機では、最初に「入社したい」という意思を簡潔かつ明確に伝えましょう。回りくどい言い方や、説明から始めるような書き出しでは、採用担当者に志望動機の全容が伝わりにくくなります。

この時、なぜその店舗を選んだのかが伝わる志望理由を伝えられるとより良い印象を与えられます。「ドラッグストアならどこでもいいのでは」と思われないよう、その店舗独自の要素などを挙げると良いでしょう。

理由や具体的なエピソード

結論の後は、その志望動機に至った理由やエピソードを述べます。なるべく具体的な内容を書いた方が伝わりやすくなりますが、長すぎても主旨がわかりにくくなってしまうため、全体の文字数とのバランスを意識することが重要です。

また、内容と志望職種に関連性があるとさらに印象的な志望動機に仕上がるでしょう。エピソードの中で、ドラッグストアで役立つスキルなどをさりげなくアピールすることが効果的です。

どう貢献できるかで締める

志望動機の最後は、入社後の心意気や具体的な活躍といった、貢献したいことで締めるのが良いでしょう。

さらに、今後のキャリアについて触れていると、向上心や意欲のアピールにも繋がります。「頑張ります」といった漠然とした目標よりも、「スキルを身に着けたい」といった具体性のある意気込みで締めることで好印象を狙えます。

ドラッグストアの志望動機を書く時のポイント

志望理由を明確にする

ドラッグストアの志望動機は、 志望理由を明確にして作成しましょう。根拠のある志望動機に繋がり、他の志望者に埋もれることを防げます。

例えば「貢献したい」や「興味関心がある」などの抽象的な志望動機は、他の志望者と被ってしまう傾向にあります。汎用性が高い表現でもあるため、最悪の場合、ありきたりな印象を与えてしまうでしょう。

「貢献したい」なら「お客様の生活に欠かせない商品を的確に提供して貢献したい」のように、具体的に深掘りするのがポイントです。志望動機を明確にして、説得力を持たせましょう。

企業研究を入念に行う

ドラッグストアの志望動機を作成する際は、 企業研究を入念に行いましょう。企業の取り組み価値観を理解することで、採用担当者の目に留まりやすくなります。

例えば、企業の方針や経営理念、キャリアビジョンを把握することで、入社への熱意をアピールできます。また、企業に関するニュースや、インタビュー記事を参考にするのも有効です。

「自社に興味関心がある人材だ」と、採用担当者に好印象を与えられるため、企業研究に力を入れるように意識しましょう。

活かせるスキルを把握する

ドラッグストアの志望動機は、 仕事で活かせるスキルを把握したうえで作成する必要があります。棚卸ししたスキルが業務内容とマッチしているなら、即戦力になるアピールにも繋がるでしょう。

なおスキルのアピール方法は、所有資格の提示に限らず、学歴や経験などから探し出すのも1つの手段です。

ドラッグストアなら、薬学系や医学系、生物系を専攻していた経験を活かせるでしょう。実際にドラッグストアでアルバイトをした経験を取り上げるのも有効です。接客を担う業界であるため「コミュニケーションスキル」をアピールするのも良いでしょう。

志望動機を作成する際は「ドラッグストアでは、どのような人材が求められるのか」を把握し、マッチするスキルを盛り込むことが大切です。

将来のキャリアビジョンを伝える

ドラッグストアの志望動機は、 将来のキャリアビジョンを盛り込んで作成しましょう。なぜなら、企業側が入社後のイメージをしやすくなるからです。

キャリアビジョンが曖昧な志望者に対しては、企業側も「貢献する気があるのか?」「早期退職をしてしまわないか?」と不安になってしまいます。ドラッグストアの場合は、売り上げの減少にも繋がるため、選考を通過しにくくなるでしょう。

しかし、入社後に実現したい目標や未来像を提示することで、説得力のある文章構成に仕上がります。「安心して業務を任せられる人材だ」と感じてもらえるように、志望動機を作り込みましょう。

ドラッグストアの志望動機例文

商品を軸にした場合

例文

私が貴社を志望した理由は、オリジナルスキンケア製品の知名度を上げ、お客様の肌トラブル改善に貢献したいからです。

 

敏感肌に悩む人にとって、肌質にマッチするスキンケアを探すのは困難であり、季節の変化や外的刺激に合わせてスキンケア製品を買い換える傾向があります。しかし「低刺激」「天然由来成分100%」の製品は相場が高く、継続して使用するのが負担になりやすいのが課題です。

 

しかし貴社の製品は、自然由来の成分を使用し、低価格で購入できる手軽さから、敏感肌に悩むお客様に薦めたいと考えています。実際に、私自身も大学時代に1年間継続して使用し、肌トラブルの改善を実感できました。

 

以上の経験を通して、入社後は「ビューティーケアアドバイザー」の取得に努め、最前線で活躍できる人材として売上に貢献したく、入社を志望いたします。(400字以内)

上記の例文は、企業が独自に制作した製品に触れ、志望する企業のみに焦点を当てて構成されています。「商品を実際に使った」という自身の経験を盛り込んでいるのもポイントです。

また入社後のビジョンとして「資格取得」を提示しています。企業側から「スキルアップを怠らない、向上心がある人」と認識してもらいやすくなり、長期的に貢献する姿勢をアピールするのに有効です。

ゼミ活動の学びを活用する場合

例文

私の志望理由は、貴社の提供する「オンライン服薬指導」の活性化に貢献したいからです。自宅にいても不自由なく生活できる環境作りをしたいと考えています。

 

近年では、医療費の増大による「セルフメディケーション」が注目され、一般用医薬品を通して、病気の予防や管理を行う考えが浸透してきています。そして、オンライン服薬指導を一般化することで、自宅療養の質を向上できると考えます。

 

大学時代に所属したゼミでは「健康に関する消費者の認識」について研究しました。調査の結果、ドラッグストアから健康に関する情報を得ていることがわかり、ドラッグストアの重要性について実感しました。

 

以上の経験から、貴社の取り組みに共感し、各店舗の利用者の増加に貢献したいと考えています。お客様の症状に最適な商品を提案し、的確なアドバイスができるスタッフとして活躍する所存です。(400字以内)

上記の例文は、企業独自のサービスに惹かれたことを説明するかたちで構成されています。ゼミでの研究テーマを結びつけているため「企業にマッチする人材である」と、認識してもらいやすくなるでしょう。

また、現代社会の背景を取り上げることで「企業の取り組みに将来性がある」と、述べているのもポイントです。広い視野で企業研究をしているアピールになり、入社する意欲が伝わります。

文字数に余裕がある場合は「入社後にどうなっていたいか」を深掘りできると、より説得力が増すでしょう。

アルバイト経験をアピールする場合

例文

私が貴社を志望する理由は、アルバイトの経験を活かして、子育て世帯に向けた商品の売上促進に貢献したいからです。

 

大学時代に◯◯市のドラッグストアでアルバイトを経験し、お客様とのコミュニケーションに尽力してきました。地域の特色から、子育て世帯の方からの質問に対応する機会が多く、お子様や幼児向けの商品提供を経験しています。

 

共働き世帯が増加している現代において、お子様の不調について的確なアドバイスがもらえるドラッグストアの存在は、需要があると考えました。貴社では、お子様が服用できる商品を豊富に取り扱い、子育て世帯に向けた情報発信に取り組んでいる背景から、即戦力になると考えています。

 

以上の経験から、コミュニケーションスキルを活かし、商品提供の質の向上に貢献したく、入社を志望いたします。3年後には「ベビーケアアドバイザー」を取得し、よりお客様に寄り添った接客を実現できるよう努めてまいります。(400字以内)

上記の例文は、過去の経験を交えながら志望動機を展開しています。「◯◯市」「お子様や幼児向け」と、エピソードに具体性があり、読み手が情景を想像しやすくなっています。

また、アルバイトの経験と企業の特徴を結びつけているのもポイントです。「いかに企業にとって有用な人材なのか」を間接的にアピールできています。「3年後」と、長期的なキャリアビジョンを提示しているのも、好印象に繋がるでしょう。

ドラッグストアの志望動機に関する注意点

福利厚生をテーマにしない

ドラッグストアの志望動機では、福利厚生をテーマに設定することを避けましょう。

福利厚生をテーマにした場合、志望者に関する情報が薄れるため、自身のスキルや能力、価値観が伝わりにくくなってしまいます。また「好条件の企業に転職しそうだ」「仕事そのものに興味がない人材だ」と判断され、選考を通過できなくなるでしょう。

企業が志望動機を求める理由には「志望者の人物像を知る」という意図があります。自身の人物像やスキルがわかる内容を主軸にしつつ、福利厚生に触れる展開を心がけましょう。

抽象的な表現を使わない

ドラッグストアの志望動機を作成する際は、抽象的な表現を避けることも大切です。

企業の特徴に触れていない表現は、やる気や熱意が伝わりにくくなってしまいます。「自社への志望度が低い」と捉えられてしまう可能性もあるため注意しましょう。

例えば「業務にやりがいを感じた」と伝える場合なら「何の業務に対して、どのようにやりがいを感じたのか」と、具体的な要素を盛り込みましょう。なお、企業独自の取り組みに触れることで、より説得力を上げられます。

志望動機は、第三者が見ても分かりやすく、具体的な文章構成を意識して作成しましょう。

ドラッグストアの志望動機はポイントを押さえて作成しよう

ドラッグストアの志望動機は、下記4つのポイントを押さえて作成することが大切です。

  • 志望理由を明確にする
  • 企業研究を入念に行う
  • 活かせるスキルを把握する
  • 将来のキャリアビジョンを伝える

特に、重視するのが「企業研究」であり、店舗の特徴や取り扱う商品などを把握することで、志望する企業への興味関心を伝えやすくなります。

さらに企業研究の結果には、自身の経験やスキルを結びつけるのもポイントです。「即戦力になれる」「長期的に貢献できる」というアピールになり、志望動機に説得力が増します。

本記事で紹介したポイントや注意点、例文を押さえて、まずは志望する企業の特徴を知ることから取り組んでみましょう。

自己PRで「気配り」をアピールするコツは?経験別の例文で解説

「気配り」は他者と関わりを持って仕事をする社会人には重要なスキルであり、多くの企業に重宝される強みです。しかし、単に「私の強みは気配りです」と述べても、あなたの良さは伝わりにくいでしょう。

そのため、自己PRで効果的にアピールするためには、「周囲をよく見て行動できる」など、得意な気配りの仕方について一歩深掘りしたものを強みとし、アピールすることが大切です。

本記事では、自己PRで気配りができるという強みを魅力的に伝える方法を解説しています。リーダー、アルバイトなどのアピールにおすすめな経験別の例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

企業に求められる「気配り」とは?

「気配り」ができる人は、他者を思いやり、状況を見て何をしたら相手のためになるかを判断し、行動できるという特徴を持っています。

仕事では、他者との関わりや協力が欠かせないため、気配りはより良い人間関係の構築円滑な業務の進行に繋がります。

職種に限らず、企業に良い効果をもたらす強みであるため、気配り上手な人材は多くの企業で歓迎されるでしょう。

しかし、自己PRで単に「気配りができる」と述べるだけでは、具体性に欠けており、魅力的に受け取ってもらえません。

「周囲の様子によく目を配って行動できる」というように、どのような気配りが上手なのかを説明し、採用担当者に仕事で気配りをする姿をしっかりとイメージしてもらうことが大切です。

気配りができる人の特徴

周囲の様子をよく見ている

周囲をよく観察し、相手が求めるものを感じ取って、それを満たすために行動できる人は気配り上手と言えるでしょう。

企業での仕事は自分一人だけで完結できるものではありません。必ずどこかで他者との関わり合いが必要になってきます。

周囲をよく見て、それを行動に活かせるということは、他者と協調・協力しながら、スムーズに仕事を進めていくために非常に役立つ特徴です。

他者が気持ち良く働ける手助けをするということは、働きやすい環境作りにも繋がります。

そのため、幅広い職種で重宝されるでしょう。

自分で考えて自分から行動を起こせる

周囲の様子をよく観察して行動できるということは、自分から仕事や成すべきことを見つけて行動できるということにも繋がります。

指示を待つだけでなく、周囲のために何かできることはないかを考え、主体的に行動を起こせる人材は魅力的に映るでしょう。

気配り上手なことは、強みとしては一見控え目な印象を抱いてしまいがちですが、アピールの仕方によっては、このように仕事に積極的な印象も与えられるでしょう。

他者と謙虚な姿勢で接することができる

謙虚な人は、周囲の人々の気持ちを思いやり、大切にすることができます。

すなわち、相手の立場に立って物事を考えることができる人であるということです。

「自分の言動により、相手がどのような感情になるか」を考えて行動できるため、他者とのより良いコミュニケーション人間関係の構築に秀でた人材であると言えます。

仕事仲間や顧客とのコミュニケーションの多い職種では特に歓迎される特徴でしょう。

気配りができることをアピールできる構成

気配りを魅力的にアピールできる自己PRの構成

①【結論】 「気配りができること」が強みである

②【エピソード】 強みを発揮した具体的な経験

③【入社後の展望】 強みをどのように活かすか

強みは「気配りができること」だと伝える結論

自己PRにおいて、「気配りができる」ことをアピールする際は、まず結論から伝えましょう。

ここでの結論とは、「私の強みは気配りができることです」などのようにアピールで一番重要なポイントである「何が強みか」を簡潔に述べるものです。

最初に述べた結論は、「これから気配りに関する話を展開します」と読み手に伝える役割を果たしてくれます。

話の軸が「気配り」であることがはっきりと伝わるため、その後に続く話をスムーズに理解してもらいやすくなります。

気配りを活かした経験に関するエピソード

結論として、「気配りできること」が強みであると明示したなら、次はそれが事実であることを伝えるために、読み手に証明しなければいけません。

実際に強みを発揮したエピソードを具体的に伝えることで、強みを持っていることの根拠を示しましょう。

このとき、発揮した過程を段階分けして伝えることをおすすめします。

例えば、いつどんな「課題」に遭遇したか、課題解決のためにどのような「目標」を掲げ、どのように強みを発揮することで「対処」したのかというような構成です。

エピソードを段階分けして構成することで、段階ごとに話の短いまとまりが生まれ、内容を整理しながら読み進めていきやすくなります。

また強みを発揮した過程が具体的に分かるため、自分の強みがどのように活かせるものなのかをアピールすることができます。

エピソードを締める際には、強みを発揮したことでどのような「結果・成果」が得られたのかについて触れましょう。

あなたの気配りが実際に物事に良い効果をもたらしたことを伝え、強みとして十分に機能するものであることを証明することで、より効果的なアピールとなるためです。

入社後に気配りをどのように活かすか

エピソードを伝えられたら、自己PRの締めに入ります。

ここまでで裏付けてきた強みを入社後にどのように活かすかを述べて、入社への意気込みを伝えましょう。

企業が自己PRを聞きたがるのは、応募者が仕事に活きる強みを持っているのかを知りたいからです。

つまり、より良いアピールを実現するためには、強みを持っていることに納得してもらうだけでは不十分です。

気配りができるという強みが仕事でも確かに活きるものであるということも採用担当者に納得してもらう必要があります。

実際に強みを活かして働く姿をイメージしてもらい、業務に貢献してくれそうだと採用担当者に印象付けましょう。

気配りを魅力的にアピールするポイント

気配りを別の言葉で言い換えて他者と差別化する

最初に結論として強みを伝える際、単純に「私の強みは気配りができることです」と述べるだけでは、強みとして気配りを挙げている他の応募者との差別化がなされません。

差別化ができないということは、あなたならではの魅力が伝えられず、他の多数の参加者に埋もれてしまうことに繋がります。

「気配りができる」と一言でいっても、その言葉からイメージできる気配りの仕方や特徴は様々です。

そのため、自分がどのような気配りが上手なのかを深掘りし、この強みを自分ならではの表現で言い換えて差別化することをおすすめします。

例えば、「周りの人々のことをよく考えて行動できる」「相手の立場に立って物事を考えられる」というようなものです。

自分ならではの特徴を的確に表せる表現を用いることで、採用担当者に自分の魅力や個性を読み取ってもらえるようになるでしょう。

より応募職種に活きる種類の気配りをアピールする

先述の通り、「気配りができる」といっても、人によって得意な気配りの特徴や仕方は様々です。

そして、どのような種類の気配りを特に重宝するのかは、その企業の仕事内容や社風などによって異なるでしょう。

例えば、「相手の立場に立って物事を考えられる」ことは、顧客のニーズを把握し、それに則した対応ができる能力に繋がります。

そのため、接客業では特に重宝されることでしょう。

このように、より効果的なアピールをしたい場合には、応募先の求める人物像を把握し、それとマッチ度の高い強みを伝えることをおすすめします。

【経験別】気配りの自己PR例文

リーダー経験

例文

吹奏楽部のトランペットパートリーダーとしての経験から、他者への思いやりを持って行動する力を養いました。

学年や楽器経験が異なるメンバーが集まっていたため、演奏練習においては、個々の能力に目を配り、各々が効率的にスキルを磨いていける練習メニューを考案しました。

また、それぞれの不安点や質問を聞いて、アドバイスし合う機会を定期的に設けることで、メンバー間の信頼関係を強化し、団結力が生まれるように取り組みました。

その結果、パート全体のモチベーションやスキルが向上し、県大会では一体感のある演奏を披露して、金賞を獲得することができました。

この経験から、仲間やチームを想って行動し、協力し合うことで、チームの力を引き出すことの重要性を理解しました。貴社においても、仲間を大切にし、切磋琢磨することで共に成長していきたいと思っています。(400字以内)

リーダーは他のメンバーに目を配り、指示を出して統率したり、サポートしたりする立場であるため、気配りをアピールするエピソードの題材としておすすめな経験の一つです。

例文では、気配りに関する能力の中でも「他者への思いやりを持って行動する力」に焦点を当てています。

これを強みとした場合、具体的にはどう行動したか、行動がもたらした良い結果についても触れましょう。

気配りができることが、しっかりと強みとして活かせるものであることを印象付けることができます。

また他者と力を合わせ、一つの目標に向かって努力する部活動経験もアピールに適しています。

他者と協調し、信頼関係を築くことが重要なものであり、気配りが活きるシチュエーションとしても分かりやすいためです。

部活のマネージャー経験

例文

私は、学生時代に野球部のマネージャー経験をきっかけに、周囲の様子をよく観察し、気を配ることを大切にしています。

野球部においては、選手たちが日々の練習を円滑に行えるように、常に適切なサポートを心掛けていました。例えば、試合前には選手たちの用意が整っているかを確認し、必要な道具や飲み物を手配しました。

また、練習中には怪我や疲れが見られる選手には積極的に声をかけました。無理をして症状が悪化してしまえば、その後の活動に響くため、選手をよく観察し、手当てやテーピングなどのサポートを怠らないように注意を払っていました。

その結果、選手たちとの強い信頼関係が結ばれ、多くの選手から安心して練習や試合に臨むことができると評価してもらえました。

この経験を活かして、貴社でも常に周囲の様子を気に掛けて行動することで、人々が安心して自分の業務に取り組める環境を作り、仕事の成功に繋げていきたいと考えています。(400字以内)

マネージャーは他のメンバーをサポートすることが仕事の本分であるため、この経験があれば、気配り上手であることをアピールしやすいでしょう。

このとき、どんなことを心掛け、どのように行動したかを具体的に述べられると良いでしょう。

また自己PRのエピソードでは、強みを活かした行動により、どのような結果を得られたかを説明するのがセオリーです。

しかし、部活動においては、大会などで明瞭な結果を直接生み出すのはマネージャーではなく、選手であるため、少し書きにくいということもあるでしょう。

その場合、日々の活動で自分の行動により改善された点や他者に褒められたことが無いか探してみましょう。

接客業のアルバイト

例文

私の強みは臨機応変に適切な行動を取れるということです。

カフェでのアルバイト経験から、より良いサービスを提供するためには、常に周りの状況に合わせて対応することが必要だと実感しました。

例えば子供連れのお客様には子供用椅子が使える席の利用を提案したり、足腰の悪いお客様は出入り口から近い席に案内したりと、それぞれのお客様にとって適切な対応を取ることを心掛けました。

また、忙しいキッチンでの仕事では、他のスタッフとの円滑な連携が求められます。私はスタッフ全体の様子を把握し、自分の仕事の合間を見て手助けをすることで、効率的な業務遂行に尽力しました。

結果として、スタッフもお客様も居心地良く過ごせる環境作りに貢献できたと思います。

私は貴社でも同様に、周囲への気配りを忘れず、仲間と良好な関係を築くことで、団結して目標達成を果たしたいです。(400字以内)

アルバイトの中でも、接客業の経験は気配り上手であることのアピールにおすすめです。

接客業は顧客を相手取って業務をこなすものであり、気配りが仕事の一環になっているというイメージが強く、例として非常に分かりやすいからです。

顧客や仕事仲間のためにどのような気配りを見せたかを述べ、働く姿を具体的にイメージしてもらえるようにしましょう。

また応募職種が接客業の場合は、応募先の仕事に直接通ずるようなエピソードを書けると、より効果的なアピールとなるでしょう。

ボランティア活動

例文

私の強みは、相手の立場に立って物事を考えられることです。

学生時代、私は地域の高齢者福祉施設でのボランティア活動に参加し、高齢者の方々との交流会を企画しました。

しかし、参加者の中には身体的な制約やコミュニケーションの不安を抱えている方もいました。その状況を考慮し、簡単なゲームやアクティビティを通じて無理なく参加できるように工夫しました。その結果、多くの参加者と楽しい時間を過ごすことができました。

この経験を通じて、私は相手の状況や感情に共感し、それを考慮した上で最適な解決策を見つける力を磨きました。

貴社においても、チーム全体の調和や効果的なコミュニケーションを促進し、良好な人間関係を築くためにこの強みを活かしていきたいと考えています。(350字以内)

ボランティア活動は基本的には自主的に参加し、善意を持って行うものです。

そのため、自己PRにおいて、周囲への気配りをしたエピソードの題材に適しています。

エピソードを書く際には、自分でどのようなことを考えて行動したのかというような自主性がしっかりと分かるようにすることをおすすめします。

また例文では、「相手の立場に立って物事を考えられる」ということを強みとしています。

この場合、どのように相手のことを想い、どのような行動に移したかを具体的に記述しましょう。

気配りのエピソードが見つからないときの対処法

知人に気配りを発揮したエピソードについて尋ねる

気配りができるという強みを発揮したエピソードを自分一人では見つけられない場合には、まずは他者自分が強みを発揮した例が無いかを聞いてみることをおすすめします。

このとき、友人や家族、教授、アルバイト先の同僚など、多様な属性の知人たちに聞いて回ると良いでしょう。

あなたとの関わり方が異なる人々は、それぞれ別の視点からあなたを捉えているはずであるため、多様な意見を得られやすいでしょう。

他者が書いた自己PRを参考にする

エピソードが見つからない場合には、他者が書いた気配りをアピールしている自己PRを参考にしてみるのも良いでしょう。

他者のエピソードを参考にして自己を振り返ることで、アピールに有用なエピソードが新たに見つけられるかもしれません。

リクルートが運営する大手求人サイト「リクナビ」の関連サービスである「OpenES」では、他者の書いた自己PRを閲覧することが可能です。

業種や学科系統ごとに絞り込みを行って閲覧することもできるため、同業他社に向けた自己PRも簡単に見つけることができます。

中には、気配りやそれに通ずる強みをアピールしている自己PRもあるでしょう。

他者が実際に応募先向けに書いた自己PRや例文が見られるサイトは他にも存在します。

就職活動者に向けた便利なサービスは様々あるため、自分に合ったものを見つけ、活用することをおすすめします。

自己PRに気配りを書くときの注意点

アピールする特徴は一つに絞る

先述の通り、「気配りができる」と一言で言っても、応募者によって得意な気配りの仕方や特徴は様々でしょう。

自己PRにおいては、その特徴に注目してアピールすることで、強みをより分かりやすく、具体的に表すことができます。

このとき、より多くの特徴をアピールすることが、より高く評価されるとは限りません。

寧ろ多くの特徴を扱うほどに、自己PRを適切な文字数に収めるために、一つ一つの特徴の根拠付けが弱くなり、アピールとしての効果が薄れてしまいます。

また話が散らかりやすく、要点がわかりにくい文章になってしまうでしょう。

そのため、アピールする特徴は一つに絞り、それに対してしっかりと深掘りや根拠付けをすることで、文章の説得力を高めていきましょう。

自己PRの文章でも気配りを見せる

「気配りができる」という強みは、自己PRなどのエントリーシート(ES)で書く文章にも関わってきます。

採用担当者にとって理解しやすい内容になっているかというように、読み手のことをしっかりと考えて執筆できると、気配りができるということの説得力が高まります。

反対に、「私は気配りができる人です」とアピールしているのに、読みにくい文章を書いてしまうと、強みに対して懐疑的に見られてしまうリスクがあります。

他者に読んでもらい、アドバイスを貰うなどして推敲を重ね、読みやすい文章に仕上げていきましょう。

どのような気配りが得意なのかを具体的にアピールしよう!

気配りは、他者と関わり合いを持って仕事をしていくうえで、非常に重要なものです。

仲間や顧客との信頼関係の構築は、多くの企業・職種で欠かせないものであるため、気配りができるという強みは歓迎されやすいものでしょう。

しかし、単に「気配りができる」と言うだけでは、あなたがどのように気を配れるのかは分かりません。

そのため、「相手の立場に立って物事を考えられる」というように、どのような気配りが得意なのか、採用担当者にはっきりと分かるように伝えましょう。

それが他者との差別化にも繋がり、あなた個人の魅力や個性がより伝わりやすくなるでしょう。

商社の志望動機の書き方|採用を勝ち取るポイントとは?【例文あり】

商社は毎年人気が高く、志望者が多い業界です。それ故に、「商社の志望動機をどのように作成すればいいか分からない」と悩む就活生は多く存在します。

倍率が高い業界や企業での採用を目指す場合は、業界や企業の特徴や動向を理解し、明確な志望動機を作成することがポイントです。

本記事では、商社業界の基本的な知識を伝え、志望動機の書き方や構成、注意点について解説します。記事後半では、商社業界の業種に合わせた志望動機の例文も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

商社の志望動機を作成するための業界知識

商社業界の主なビジネスモデル

商社業界は、主に「トレーディング」「事業投資」の2つのビジネスモデルで構成されています。

トレーディングとは、中間業者として需要者と供給者を結ぶビジネス展開です。商社のトレーディングは、様々な商品や市場で行われる活動であり、国際取引を含む場合もあります。需要と供給のバランスを取りながら、利益を追及することを目指しています。

事業投資は、将来有望な企業に投資し、収益を上げる機会を追及するビジネス展開です。商社の事業投資は、バブル崩壊後、トレーディングだけに頼った収益向上が困難になったことから開始されました。「カネ」の投資だけでなく、「ヒト」や「モノ」「情報」といった商社が保有する幅広い経営資源を提供することで、投資先の企業の付加価値を高めていきます。

商社業界の業種別の特徴

商社業界の業種は、大きく分けて「総合商社」「専門商社」の2種類に分けられます。同じ商社業界でも、総合商社と専門商社では事業領域やビジネス戦略、顧客層などが異なります。

志望動機は、その企業に入りたい理由や、その企業や仕事に対する理解を示す機会です。商社の志望動機を作成する際は、各業種の違いを理解したうえで、その企業に応じた志望動機を具体的に表現することが大事です。

総合商社と専門商社それぞれの特徴や動向を理解し、徹底した業界・企業研究を行いましょう。

総合商社:幅広い産業分野の商材を取り扱う

総合商社は、多岐にわたる商品や商材を取り扱う商社です。具体的には、食品や化学製品、資源、機械、電子機器など幅広い分野の商材が含まれます。

日本国内には、総合商社と呼ばれるほどの大規模な商社の数は多くありません。以下の7社が、国内の7大総合商社と言われています。

  • 三菱商事
  • 三井物産
  • 伊藤正商事
  • 丸紅
  • 豊田通商
  • 住友商事
  • 双日

7社の総合商社を見て分かる通り、食品や化学製品、情報通信など多種多様な分野にわたる事業を展開しています。また、グローバルな規模で事業を展開しており、国際市場でのビジネスに積極的に取り組んでいます。

総合商社は、日本の経済において重要な役割を担っており、多くの産業や企業に影響を与えています。

専門商社:特定の分野の商材を取り扱う

専門商社は、総合商社とは異なり、特定の専門領域に焦点を当ててビジネスを展開しています。トレーディングを主な事業としており、売上高の50%以上が専門分野に特化した商品や商材であるという特徴があります。

総合商社と比べると規模は小さい傾向にありますが、特定の分野や領域における知識が豊富です。また、その専門分野における高度な知識・技術を持っているからこそ、顧客との密接な関係性を通じ、最適なソリューションを提供します。

商社業界の主な職種

  • 営業職
  • 事業企画
  • 営業事務
  • 貿易事務
  • 法務

営業職

商社の営業職は、企業の収益を生み出すうえで非常に重要な存在です。一般的な企業の営業職は、特定の顧客を対象に取引を行いますが、商社の営業職は企業同士の仲介役を担っています。国内外の企業と取引を行うため、広い視野を持つグローバルな人材が求められます。

事業企画

事業企画は、商社の事業戦略を立案し、実務に落とし込みます。一般企業で言うところのマーケティングの役割を担っています。

なお、高度な分析能力や戦略的思考、リーダーシップなどが求められる部門であるため、他の部門に比べて新卒者が配属される可能性は少ない傾向にあります。

営業事務・貿易事務

営業事務や貿易事務は、営業や貿易部門で営業活動や国際取引をサポートする重要な職種です。

営業事務は、企画書・資料作成や顧客対応などの内勤業務を中心に行います。貿易事務は輸出入の申告書類作成や国際物流の手配など、国際取引に関する手続きを担当しています。

商社の営業や貿易活動を円滑に運営するために、欠かせない役割を果たしています。

法務

法務は、企業内の法律に関する業務全般を担っています。契約書の雛型を作成し、契約書の審査などを行います。

また、社内のコンプライアンス研修や教育なども業務に含まれます。企業内の法的な問題やリスクを管理し、企業活動を法的に遵守する重要な役割を担っています。

商社の志望動機作成に必要な4つのステップ

自己分析から自分の強み・価値観を見つける

自分の強みや価値観を理解することで、自分に合った職種や職場環境を見極めることができます。また、自分の強みや価値観を全面に出すことで、面接や志望動機の作成などで自信を持って行動することができます。

企業は、志望動機から自社とのマッチ度を重視しています。志望者のスキルや経験、価値観が企業の文化や価値観とマッチしているかどうかをチェックされているのです。よって、自分自身をよく知ることから始めることで、自己アピールの強化に繋がります。

商社に志望したい理由を書き出す

志望動機では「なぜその企業を志望するのか」を記載しますが、その前に商社業界を志望する理由を考えてみましょう。

就活の面接では、その企業の志望理由だけでなく業界を志望する理由を問われることがあります。業界への理解や仕事への本気度を見るために、志望動機を深掘りされます。

「商社は人気だから」「なんとなく知名度や条件で選んだ」という理由では、選考を突破することができません。業界への理解度が低いと見なされると、志望する気持ちが低いと評価されてしまうため注意が必要です。

業界への理解度が高いことを伝えるためにも、「なぜ商社なのか」を深掘りしておきましょう。

商社業界で成し遂げたいことを明確化する

企業へ入社したことをイメージし、仕事において成し遂げたいことを考えてみましょう。先述した「商社業界を志望する理由」と組み合わせると、より面接官の印象に残る志望動機が作成できます。

さらに、自分が業界で成し遂げたいことを明確化することで、キャリアの方向性が明確になります。面接でも一貫した受け答えができるようになり、高い評価を受けられます。目標やビジョンが明確にあることで、入社後も高い意欲を持って仕事に取り組むことができるでしょう。

志望企業独自の特徴・強みを分析する

自分の強みや業界への志望理由、成し遂げたいことが明確になった後は、志望企業における特徴や強みをリサーチしましょう。

そうすることで、商社業界のなかでも、なぜその企業に興味を持ち、なぜそこで働きたいのかを明確にすることができます。それらを志望動機に反映することで、面接やESの品質が向上します。

志望動機が明確でないと、「うちじゃなくてもいいのでは?」と解釈されてしまいます。企業に対する熱意や関心を示すことが、選考を勝ち抜くうえで重要な要素となります。

商社の志望動機でアピールできるスキル

コミュニケーション能力

商社の仕事は、国内外複数の取引先やパートナー企業との関係性を構築するうえで、非常にコミュニケーション能力が求められます。コミュニケーション能力のなかでも特に、ヒアリング力や交渉力、周囲を巻き込む力などが役に立ちます。基本的に、人との関わりを持ちながら業務を進めていきます。

営業職はもちろん、事務部門や事業企画部門その他の部門においても、円滑なコミュニケーションが業務の円滑な遂行に繋がります。志望動機でコミュニケーション能力をアピールできれば、商社のあらゆる分野で強みを発揮できるでしょう。

語学力

特に、グローバルな展開を手がけている企業では語学力が大きな武器となります。英語圏以外の様々な国や地域との取引を行う場合があります。英語だけでなく、中国語やスペイン語など第二外国語を習得していると、他の就活生との差別化が図れます。

語学力は、国際的な取引の場面においてももちろん役立ちますが、商社では多国籍のチームで仕事を行うこともあります。そのため、外国語を話せることで、チームのメンバーとの円滑なコミュニケーションにも役立ちます。

チャレンジ精神・好奇心

商社では、市場の変化や他社の動向を常に把握し、ビジネスに活かす必要があります。積極的なチャレンジ精神や好奇心があれば、新しい情報やトレンドを掴みチャンスを見つけることができます。

特に、様々な商品・商材を扱う総合商社では、新規事業を創出するプロジェクトが度々発足しています。時代に合ったビジネス展開を広げていくためには、新たなチャンスに積極的に取り組む姿勢が求められます。

学生時代に、困難やリスクを恐れずに新しいことにチャレンジしたことがあれば、志望動機でアピールしやすいでしょう。

分析力

商社の業務においては、効果的なビジネス戦略の立案や実行するためにデータや情報の分析する力が役に立ちます。特に、営業職や事業企画部門では、競合他社の動向顧客のニーズ分析する力が求められます。

分析力がある人材は、企業の成長や競争力の維持・向上に貢献できる人材として高く評価されます。なお、分析力の他にも、情報収集力問題解決力といったデータ・情報の分析業務に必要なスキルもアピールできるポイントとなります。

商社の志望動機の書き方・構成

①一文目は志望動機を簡潔に書く

志望動機欄の書き始めは、その企業を志望する理由あるいは商社業界を志望する理由を簡潔に書きます。冒頭に、「なぜ商社業界に入りたいのか」「なぜその企業を志望しているのか」を記載することで、読み手側に志望動機が伝わりやすくなります。ここでありきたりな志望理由を記載すると、面接官に注目してもらえません。

他の就活生と差別化するためにも、商社業界やその企業の特徴や強みを理解したうえで、志望理由を記載することが大事です。

②志望理由が生まれた具体的なエピソードを伝える

続いては、志望するきっかけとなった具体的なエピソードを用いて、一文目の志望理由を補足します。具体的なエピソードがあることで、志望理由に説得力が増します。

学生時代のサークル活動やボランティア活動、アルバイト経験などのなかで志望理由に繋がるエピソードがなかったか振り返ってみましょう。

自分の経験のなかから志望理由に繋げることで、他の就活生とは違うオリジナル性が高い志望動機が作成できます。

③入社後の展望を伝える

最後に、自分が入社した後に企業に対してどのように貢献できるのか、将来の展望について伝えます。志望動機の締めくくりは、自信とポジティブな姿勢を示すことが効果的です。

企業に対する貢献意欲入社後の展望をアピールすることで、面接官に自分を採用するメリットを感じてもらうことができます。企業との共通の目標に向かって努力する意志があるという風にプラスに解釈され、面接官の印象に強く残ります。

総合商社向け志望動機の例文2選

例文1

例文

私が貴社を志望する理由は、グローバルなビジネス環境で自己成長を遂げる機会を求めているからです。この志望理由は、私のビジネス留学経験によって特に強くなりました。

大学時代に経験したアメリカ留学では、異なる国籍やバックグラウンドを持つ人々との交流を通じて、柔軟性や国際感覚を養うことができました。また、アメリカのビジネス現場に参加するプログラムに参加するなかで、リーダーシップやチームワークの重要性を学び、自らのビジネススキルを向上させることができました。

貴社には、グローバルなビジネス環境での経験を積むことができる環境が整っていると感じています。貴社の多様なビジネス領域や国際展開の規模は、私の目標と合致しています。

貴社での活動を通じて、私の国際的な経験とスキルを活かし、貴社のビジョンに貢献したいと考えています。(400字以内)

この例文では、留学経験を通じて得た国際的な視野とビジネススキルに焦点を当てています。

国内外の企業との取引が多数ある商社では、留学経験は十分なアピールポイントとなります。

志望企業が事業展開する地域の言語能力を持っていることは、ビジネスのコミュニケーションや交流の場において非常に有益です。大学時代の経験を経て、どのように志望動機に繋がったのかを具体的に示しましょう。

例文2

例文

私は商社が持つビジネスの多様性と深みに興味を持っており、業界の中でも取り扱う商材が多い貴社で自らの能力を発揮したいと考え志望しました。

私は大学時代、アパレルショップでのアルバイトに注力していました。販売や顧客対応に携わるなかで、ビジネスの多面性と幅広いチャンスに魅了されました。

商品の仕入れから販売戦略の立案、顧客満足度向上に至るまで、ビジネスの様々な側面に触れることができました。

貴社のように幅広い商材を取り扱う商社では、様々な業界や分野に関わりながら、そのビジネスを継続的に成長させるための戦略立案や実行に携われる機会が多いと感じます。

入社後は、アルバイトを通じて培ったビジネスに対する興味と経験を貴社での活動に活かし、貢献していきます。(350字以内)

この例文では、アルバイト経験が商社を志望するうえで、貴重な経験となったことを示しています。

アルバイト経験から得たビジネスへの興味やスキルが、商社での活動に役立つという点をアピールしています。

アルバイト経験はアピール材料にならないのではと思っている人も多いかもしれませんが、アルバイトは商社の業務で必要となるビジネスの基本的な概念や実践を学べる場でもあります。組織内での貢献に大いに役立つため、十分に価値のある要素となります。

専門商社向け志望動機の例文3選

例文1「食品系」

例文

私が貴社を志望する理由は、老若男女問わず多くの人が安心して楽しめる食品をつくりたいからです。

私は大学時代、食品に関連するボランティア活動に参加しました。その活動では、地域の食糧支援プログラムに携わり、食品の安全性と品質に関する課題に直面しました。

この経験を通じて、食品業界で働き、多くの人々に健康的で安全な食事体験を提供したいという気持ちが強くなりました。

私は、食品業界での知識とスキルを高め、消費者の期待に応える商品開発やマーケティングに貢献したいと考えています。

業界のなかでも特に貴社は、食品の安全性と品質に対する徹底した取り組みが実施されており、私の食品分野での展望と合致しています。

入社後は、貴社の使命と価値観に共鳴し、食品業界における安全性と持続可能性の向上に向けて、最善を尽くしたいと考えています。(400字以内)

この例文では、食品系の専門商社を志望する理由を述べています。具体的な経験や活動と結び付けることで、読み手に自身の熱意と関心を明確に伝えることができます。

専門商社のなかでも、食品業界でなければならない、御社でなければならないという背景や理由が明確にあるほど面接官の印象に残りやすいです。大学時代の経験のなかで食品業界に興味を持つきっかけはなかったか書き出してみましょう。

例文2「繊維系」

例文

私が貴社を志望する理由は、幼少期からの繊維業界への関わりと、その多様性に触発されたからです。

私の実家は小さな繊維工場を営んでおり、その中で製品の開発や製造、販売に携わってきました。特に、父が新しい生地の試作品を持ち帰り、その素材の特性やデザインについて熱心に説明してくれた日のことが忘れられません。

また、大学時代に繊維に関連する授業やインターンシップに参加するなかで、自らも繊維業界に貢献したいという強い意志が芽生えました。

貴社は、繊維産業のリーディングカンパニーとして高く評価されており、そのリーダーシップと専門性に共感しています。

入社後は、貴社のビジョンと共に成長し、お客様に価値ある製品やサービスを提供することに貢献したいと考えています。(350字以内)

この例文では、繊維系の専門商社を志望する理由を述べています。

大学時代の個人の経験家族の影響を交えることで、オリジナル性の高い志望動機が作成できます。志望する理由が具体的かつより鮮明になり、読み手に強い印象を与えることができます。

面接で深掘りされる可能性が高いため、志望企業のビジョンや製品、社風などを研究し、その企業に興味を持っている理由を説明できるようにしましょう。

例文3「化学・医薬品系」

例文

私は、世界の健康と福祉に貢献したいという強い願望があり貴社を志望します。

大学時代、介護施設での一日ヘルパー体験に参加しました。そこで初めて、介護現場では医療体制が十分でないという現状を知りました。

この経験から、人々の健康や生活の質を向上させる仕事がしたいと、医薬品の商社に興味を持つようになりました。

貴社は、化学・医薬品の分野において多くの実績を残されており、地域密着型のサポート事業においても国内外から高い評価を受けています。

私は、貴社のその革新性と専門性に大きな魅力を感じており、貴社の商品を通じて介護現場が今よりも楽に、笑顔になる人たちを増やしていきたいです。

入社後は、貴社の人々の健康と福祉に貢献するための取り組みに積極的に参加し、業界の発展に貢献したいと考えています。(350字以内)

この例文では、化学・医薬品系の専門商社を志望する理由を述べています。

具体的な経験や例を挙げることで、面接官の目に留まりやすい志望動機が作成できます。志望企業の分野に近いエピソードであれば、より説得力が高い内容となるでしょう。

さらに、なぜその分野で活躍したいと思っているのか、将来の展望や願望などを交えるとその業界や企業に対する熱量が伝わりやすいです。化学・医薬品系の企業は幅広く存在するため、徹底した企業研究が必要です。

商社の志望動機を作成する際の注意点

志望動機が抽象的になっていないか

一文目に記載した志望動機が抽象的になっていないか確認しましょう。例えば、「社風が自分に合うと感じた」「活躍できると思う」というような表現が挙げられます。一般的に、抽象的な志望動機だけでは十分な評価を得ることはできません。

面接官の目に留まる内容にするためには、具体性と根拠のある理由が必要です。自己分析や業界・企業研究が不十分であると、志望動機を明確に示すことができません。独自の経験や理由に基づいて具体的に説明できているか見直してみましょう。

総合商社・専門商社を志望する理由が明確になっているか

総合商社と専門商社、自分が志望する企業に合った志望理由が明確に記載できているか確認しましょう。総合商社と専門商社では、取り扱う商品や商材の幅広さや、事業領域、顧客との関係性などあらゆる部分が異なります。それぞれの違いをしっかり把握しておくことが大事です。

例えば、総合商社を志望しているのに専門商社でも実現できることをビジョンとして記載すると、「専門商社の企業でもいいのでは?」と思われてしまうでしょう。自分の価値観将来の展望などが、どちらに適しているのか改めて考えてみましょう。

専門商社の取り扱う商材に対する想い・こだわりが伝えられているか

専門商社の企業を志望する場合、取り扱う商品や商材に対する想いこだわりがしっかり伝わる内容になっているか確認しましょう。

ここでは、決してその商品や商材が「好き」であることを強く伝える必要はありません。その専門領域における商品や商材の流通に携わりたい、という想いが伝わることが大事です。

専門商社にこだわる理由をアピールすることで、面接官に好印象を与えることができます。

商社の志望動機には業界研究や自己分析は必須

商社業界は、総合商社と専門商社によって事業領域やビジネス展開などあらゆる部分が異なります。そのため、志望動機を作成する際は、業界や企業研究を徹底的に行う必要があります。

また、企業とのマッチ度をアピールすることも効果的であるため、自分の強みや価値観を分析してみましょう。倍率が高い業界であるからこそ、他の就活生と差別化した志望動機が求められます。

今回ご紹介した要点や例文を参考にし、面接官の目に留まる志望動機を作成しましょう。